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「まさか…」産後、脇の下にしこりを発見。不安が募り検索魔に!私が病院に行きづらかった理由は…

第3子を出産してすぐのこと、自分の体を洗っているときに、脇の下にしこりがあることに気が付きました。「副乳というやつ? それとも、もしかしたら乳がん!?」と不安になり、新生児育児の合間に検索魔になってしまった私。すぐに病院に行きづらい状況でモヤモヤと思い悩んだ話です。

脇の下のしこりに気付く

私が脇の下に枝豆くらいの大きさのしこりがあることに気が付いたのは、第3子である次女を出産して2週間経たないころでした。はじめに頭に浮かんだのは「副乳(※)かな」という考え。出産後などに副乳が現れる人もいると聞いて、名前は知っていたのです。

 

しかし副乳について改めてネットで検索してみると、自分の状態とは異なっているように思えてきました。そして「もしかすると乳がんという可能性もあるかもしれない……」と考え、モヤモヤ。

 

(※)副乳:過剰な乳房のこと。通常左右に一つずつある乳房が、通常とは異なる場所にも存在する状態。脇や乳房の下部分などに現れる。

 

検索しては不安になる

私が副乳について調べたとき、皮膚の表面にニキビのように現れている画像が多く見つかりました。一方私は、皮膚の下に触るとわかる膨らみがあるだけ。痛みなどもありません。また、過去2回の出産では副乳を自覚しなかったのに、3回目で突然出ることもあるのだろうかという不安もありました。

 

数日後にちょうど2週間健診があり、助産師さんに相談してみました。しかし、何とも言えないとのこと。私は「このままモヤモヤ過ごすのはつらい!」と思い、できるだけ早く病院に行こうと決意しました。

 

自分の病院には行きづらかった

実家が遠方のため、平日はひとりで新生児と1歳の息子の面倒を見ていました。昼過ぎになれば年中の娘も帰ってきます。そのような状況では、気軽に自分のための病院には行きづらいと感じていました。さらに、生まれたばかりの次女と数時間離れるのも不安でした。

 

しかし心配した夫が、病院の空いている日に合わせて休みを取得。「俺の抱っこでは全然泣き止まない……」と怖がっていた次女の世話も引き受けてくれました。そして授乳時間などを調整し、私はいざ乳腺専門のクリニックへと向かったのです。

 

 

そして検査結果は…

検査結果は当日聞くことができました。診断は、副乳と思って間違いないでしょうとのこと。診断が出るとホッとして気持ちが軽くなり、診てもらってよかった!と心の底から思いました。

 

その後、産後半年ほどで生理が再開しましたが、副乳は生理周期に合わせて少し膨らんだり、痒くなったり。しかし、いつの間にか気にならなくなり、1年後にはまったく自覚できないほどになりました。その後は、2年ごとの乳がん健診で念のため副乳の出た部分も確認してもらっています。

 

 

疲れと寝不足でいつもよりさらに弱気になっていた産後の私にとって、「もしかしたら病気かも」とモヤモヤする時間は精神的に良くないものでした。夫の協力もあり、早めに病院で診てもらって不安を解消させたことは、結果的に良い判断だったと思います。

 

監修/助産師 REIKO


著者:青倉みゆ

小2長女、年中長男、3歳次女の3児の母。趣味の文房具集めと宅トレで自分を癒やしつつ、実家から離れた土地で子育て中。450gで生まれた長女は、現在元気な小学生。

 

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