こんにちは。ママライターの山口茜です。初めての出産はいろいろと不安があり、里帰り出産をしました。里帰り出産をすれば実家に頼れるので快適だと思っていましたが、楽なことばかりではありませんでした。そんな私の里帰り出産の話をご紹介します。
妊婦健診の補助券が使えない
自分の住んでいるところで交付された妊婦健診の補助券は、里帰り先では使えませんでした。そのため、健診費用は自己負担してから、出産後に申請をして差額をもらうという流れに。自己負担だと、1回の健診で約5,000円から8,000円くらいかかるので、私にとっては痛い出費でした。
自治体によって、健診の補助額や回数、届け出の仕方も違うと思うので、事前に確認しておけばあわてずに済んだのに、と感じました。
自宅に荷物を移動させるのが大変!
里帰り先で使っていた育児グッズなどを、自宅へ帰るときに移動させるのも大変でした。赤ちゃんと私の服や日用品だけでも荷物が多く、とくにバウンサーやベビーカー、ベビー布団など、大きいものもあったので、車にすべて詰め込むことができずに宅配便で送りました。
また、自宅へ戻ってから荷物をほどいて、整理し直すことも産後の体にはこたえました。
赤ちゃんがパパ見知りになった
実家が車で3時間ほどかかる場所だったので、パパも頻繁に会いにくることができず、生まれたばかりのわが子の成長を間近で見守ることができなかったのがさみしかったようです。
また、自宅に戻ってから、パパが抱っこすると子どもが泣くようになっていたので、育児を手伝ってもらいにくくなってしまいました。子どもが生まれてからすぐにパパと離ればなれになってしまうのは、子どもにとっても親にとってもあまりおすすめできないと感じました。
里帰り出産をしたほうが楽だと思っていましたが、なかにはデメリットもありました。とくに、パパと赤ちゃんのコミュニケーションの頻度を増やす方法など、もっと考えておけばよかったなと感じています。(TEXT:ママライター山口茜)