こんにちは。ママライターの半田あきらです。育児はひとりだと、どうしても大変になってしまいます。そんなときにパパの手伝いがあると、ママにとっても赤ちゃんにとってもうれしいものです。今回は、夫婦で悩みながら、手探りでも一緒に育児ができるといいなと思ったできごとをご紹介します。
出産や育児に対する思いはパパとママでは違うもの
出産や育児に対する思いは、どうしてもパパとママでは違うものです。仕事で忙しいわが家のパパは、出産前に育児書を積極的に開いて読むことはほとんどありませんでした。
対して私は、初めての出産・育児で、いろいろな本を読んだり、諸先輩に話を聞いたりして、事前にかなり勉強をしました。
お風呂まで聞こえる泣き声が気になる!
無事に出産してから、赤ちゃんと私は1カ月間里帰りをし、2カ月目から自宅での育児を開始しました。それまでは「飲めば寝る子」だったわが子は、3カ月を過ぎると寝る前にグズるようになってきました。しばらくは、私がおっぱい飲ませてグズっている子をあやして……と寝かしつけもしていました。
ある日、ふだんから育児に積極的なパパから、「俺が見ているからお風呂に入ってきていいよ」とうれしい言葉が。お風呂が大好きな私は、早速お風呂に入るのですが、外から聞こえるのは赤ちゃんの大きな声……。次第にそれは泣き声に変わり、気になってしまいました。
それでも「大丈夫だから」とパパ。でも、わが子の泣き声が気になってお風呂からすぐに出てしまう……。そんな日が何日かありました。
パパが反省。育児について勉強を始めた!
パパはどうやって寝かしつけているのだろうと気になったので、ある日一緒にベッドルームに。そして、いつも通りグズり始める赤ちゃん。
するとパパは赤ちゃんを泣き止ませようと、高い高いをしたり、飛行機のようにブーン!と遊ばせてみたり……。赤ちゃんはその瞬間は笑顔になるのですが、また大きな声で泣き出します。「それでは赤ちゃんが興奮して余計に眠れなくなりますよ」と交代してもらい、なるべく静かに根気強く背中をぽんぽんして、ようやく眠りに落ちたのでした。
パパに、「”寝かしつけ”と”泣き止ませる”のは違う」と話をすると、反省していました。そして、生まれる前より育児書を一生懸命見てくれるようになりました。これからも一緒に育児をがんばろうと思うできごとでした。(TEXT:ママライター半田あきら)