生まれたばかりの赤ちゃんは、よく眠りますよね。わが家の赤ちゃんもよく寝てくれて、「手がかからなくて、これなら大丈夫かも」と思っていました。そう思っていたのも束の間、自分の体がようやく回復してきた3週目から、怒涛の日々が始まりました。今回は、私自身の経験をまじえて、魔の3週目の様子についてお伝えしたいと思います。
生まれたばかりは手がかからなくてびっくり!
「赤ちゃんのお世話は大変だから眠れないよ」と、事前に先輩ママから聞いていたので、私は産後の大変な日々を覚悟していました。
加えて、産後は体調を崩してしまったため、赤ちゃんのお世話ができるか心配でした。ところが生まれたてのわが子は、おっぱいやミルクを飲むと、あやさなくてもぐっすり眠ってくれました。ちょっと泣くことはありますが、困るほどではなく、その手のかからなさにびっくりしていました。
体調が戻ってきたと思ったら……
「このままいけば楽勝かも」と思っていた、自分自身の体調が戻ってきた生後3週目ごろ、急に赤ちゃんのお世話を大変と感じるようになりました。その原因は、黄昏泣きと夜泣き。「魔の3週目」といわれる時期に突入したのです。
だんだんと赤ちゃんの生活リズムも整ってくるころは、覚醒時間も長くなるために起こる現象なのだそうです。ちょっとした不快感も、赤ちゃんは泣いて知らせるようになるそうで、とにかく泣きやんでくれなくて大変でした。
「魔の3週目」の対処法
初めての育児で、言葉も通じない赤ちゃんにどう対処したらいいのか、私はわかりませんでした。おなかもいっぱいでおしりもきれいなのに泣き続けるので、ひたすら抱っこ。
夜も熟睡できないため、常に眠く、ストレスが溜まってつらい日々。そこで、家族に甘えて赤ちゃんを任せ、自分が熟睡する時間をつくって、ストレスを軽減させました。また、縦に抱っこしてゆっくりと揺らしたり、外の風に少し当たって気分転換したりすると、泣きやんでくれることもありましたよ。
自分自身に余裕がないと、不安定な気持ちが赤ちゃんにも伝わってしまうようなので、家族に甘えるなどして、自分がリラックスする時間をつくることが大切だと思います。この時期も、赤ちゃんの成長の一段階と考え、前向きに乗り越えていけたらいいですね。(TEXT:ママライター石原みどり)