吐き気は突然やってきた
胃腸炎と診断され、数日前から下痢が続いていた息子。熱もなく元気だったので、病院から処方された整腸剤を飲んで様子をみていました。その日は夫も仕事が休みだったので、家族で昼食をとりくつろいでいると、私の体に異変が……!
とてつもない吐き気に襲われてトイレに駆け込むと、そこから嘔吐が止まらなくなったのです。自力では歩けないほどだったので、夫が病院まで同行してくれることに。その間、息子は実母に預けました。
人生初めての緊急入院
病院で検査をすると、医師から「腸が動いていないですね。絶食して点滴するので、このまま入院してください」と告げられました。急な展開で驚きましたが、嘔吐が止まらず苦しかったので、入院することができて、内心ほっとしたのを覚えています。
胃液を出すために鼻から胃までチューブをつけなければならず、3日後にようやく退院することができました。入院中、息子は生まれて初めてママのいない夜を過ごすことになり心配しましたが、案外泣かずに夫と仲良く過ごしていたそうです。
その後、夫と実母にも胃腸炎の症状が出てしまい、感染力の強さに驚きました。今回、私だけ重症化してしまいましたが、子どもからうつる病気を甘くみてはいけないと痛感。日ごろから体調管理には気をつけ、看病するときは手洗いなどの感染対策を徹底しようと思った出来事でした。
著者:田中はぐみ/女性・主婦/2020年生まれの男の子のママ。福祉関連の資格を多数所持。主に福祉や子育てに関する記事を中心に執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)