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「キャー!死んじゃう!」発熱し、病院で風邪の診断を受けた娘…⇒しかし夜中、まさかの救急車を呼ぶ事態に…!?

娘が1歳のときの話です。当時、夫は朝早く、帰りも遅い仕事についており、私も育休明けでバタバタした日々を送っていました。その日もいつも通り娘を保育園に預け、仕事へ向かったのですが……?

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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娘の症状を見てパニックに…!

お昼ごろ、保育園から「熱があるのでお迎えをお願いします」との連絡が。仕事を抜けて迎えに行き、そのまま病院へ。

 

娘も比較的元気で、病院では「夏風邪ですね」と診断されました。食欲もあったので、ひとまず安心していた私。いつも通り寝かしつけ、そのまま私も隣で眠ってしまっていました。

 

 

その日の深夜――。

 

違和感を覚えて起きると、娘はまだ眠っていました。しかし、その後すぐに小さく震え出したのです。だんだんと震えは大きくなっていきました。白目をむいて、ガタガタ体を震わせてけいれんしている娘の様子に、私はパニック。娘が死んでしまうのではないかと恐怖を覚えたのです。

 

そばにあったスマホで救急車を呼び、病院へ運んでもらいました。

 

夫も病院に駆けつけてくれ、2人で祈るように子どもの処置が終わるのを待ちました。

 

 

診断の結果は「熱性けいれん」でした。すぐに救急車を呼んだのがよかったようで、娘は点滴を打つだけで済みました。しかし、医師からは「何回も繰り返す子もいるから気を付けてください」と言われてしまいました。

 

 

あの日のことを思い出すだけで心臓が苦しくなります。もしまたけいれんを起こしてしまったときのために、夫婦で対処法を調べました。あんな怖い思いはもう二度としたくありませんが、一番つらいのは娘自身。今度はパニックにならずに、冷静に対処できたらいいなと思います。


◇ ◇ ◇

 

子どもが白目をむいて体を震わせていたら驚き、心配になってしまいますよね。日本小児神経学会のHPによると、こどものけいれんは熱の上がり際に多く起こり、熱性けいれんと言うそうです。ほとんどの熱性けいれんは5分以内に自然に止まるので、慌てずに、子どもがけがをしないよう、安全な場所に寝かせたり、吐いたときに息がつまらないよう体を横向きにしたりすることが大切なのだとか。

 

5分以上続くようであれば、救急車などで病院に搬送することがすすめられ、また初めての熱性けいれんの場合は、救急外来などの医療機関を受診すると良いそうです。 判断に迷ったら、かかりつけの小児科または小児救急電話相談(#8000)に相談しましょう。 

 

子どものけいれんについて、知識と理解を深めておき、起こったときにできるだけ冷静に対処できるよう心がけたいですね。 

 

イラスト/きりぷち

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:まみ

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