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お願い!水で炊かないで【絶対やってはいけないご飯の炊き方・お手入れ】知らないと危険!食中毒対策

こんにちは、管理栄養士でライターの安達春香です。

気温30℃を超える日が多くなり、食中毒が気になる季節がやってきました。お弁当のおかずや作り置きに気を配っている人は多いと思いますが、実はご飯にも注意が必要。

炊飯器の使い方を一歩間違えると、菌が増殖してしまうかもしれないんです!

今回は、炊飯器での食中毒対策をご紹介します。

 

寝ている間に菌が増殖!?予約炊飯の注意点

朝起きてすぐにご飯が食べられるよう、寝る前に予約炊飯を利用している人は多いですよね。しかし気温が高い夏場は、水に浸けている間に菌が繁殖する可能性があります。

 

菌が増える条件は「水分」「栄養」「温度」。この3つを満たした炊飯器内は、菌にとって心地いい空間なんです。

 

「炊くときに菌が死ぬから大丈夫でしょ!」と思われがちですが、熱に強い菌もいるため油断は禁物です。

 

管理栄養士としては、できれば夏場は予約せずに炊いてほしいのが本音。お米と水を入れた内釜にラップをして冷蔵庫で保存し、朝起きてから早炊きモードで炊くのがおすすめです。

 

低い温度で長時間浸水させると、しっかり水を吸ってふっくらしたご飯になるといわれているので、おいしく炊けて食中毒対策もできて一石二鳥。

 

そうはいっても、起きてすぐにご飯が食べたい人もいるでしょう。ここからは、予約炊飯するときの食中毒対策をお伝えします。

 

対策①氷を入れて水温を下げよう

炊飯器「食中毒予防まとめ」

置く時間が長ければ長いほど水温がドンドン上がってしまうので、氷を入れて炊飯器内の温度を下げましょう。

 

氷の数は、お米2合なら7個、3合の場合は10個が目安。内釜にお米と氷を入れて、目盛りに合わせて水を加えてくださいね。

 

対策②寝る直前にスイッチオン

炊飯器「食中毒予防まとめ」

氷で水温の上昇を防げるとはいえ、長時間放置するのは危険!大手家電メーカーでは、夏場の暑い時期は「8時間以内」のタイマー予約を推奨しています。

 

もし菌が増えなかったとしても、お米が発酵して嫌な匂いが発生してしまうため、寝る直前にお米を研ぎ、予約時間はできるだけ短くしましょう。

 

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      食べ残しを炊飯器に戻す人なんているの?汚いでしょ…内ぶただって毎回洗うのが当たり前だと思うけど…しゃもじ入れたままにするとか考えられない…

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライター安達春香

    趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

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