【エアコン節約①】暑いときは「風量」で調節!
「部屋が暑いな……」と感じたとき、すぐに温度を下げるのはちょっと待って!温度を1℃下げると、電力をたくさん消費してしまうんです。
ダイキン工業によると、設定温度を1℃下げた場合の電力消費量は「1.13kwh」。一方、風量を「強い」に上げたときの消費電力量は「0.52kwh」。つまり、温度はそのままにして風量を上げる方が節電になるんです!
風量をアップすると稼働音も増すので、「電気代かかりそう~」と感じますが、じつは逆。温度を1℃上げるよりも、風量を1つ上げる方が、涼しい風が吹いて涼しく感じるメリットもありますよ♪
【エアコン節約②】夜のエアコンはつけっぱなし!
熱帯夜が続く夏、快適に眠るためにも夜間のエアコンは欠かせません。このとき、「切タイマー運転」を使う方もいるかと思いますが、じつは節電にならない場合もあります。
タイマーが切れた後は室温がどんどん上昇。エアコンは稼働時に電力を消費するので、暑さに耐え切れずに再稼働すると電気代がかさんでしまうんです。
はじめからタイマーを使わず、“つけっぱなし”にする方が、節電できるうえに快適な眠りが手に入ります。
【エアコン節約③】こまめにクリーニングを!
エアコンの掃除、してますか? ほこりがたまったまま使うと、汚れが邪魔をして冷房効率が落ちて、電気代が余計にかかってしまいます。カビやほこりが空気中に飛散して、アレルギー症状を引き起こす場合も。汚れたエアコンを使い続けることは、家計にもからだにもいいことがありません。
クリーニングは定期的に、フィルターに溜まったほこりはこまめに取り除いて、つねにクリーンな空気が効率よく流れるようにしましょう。
ちなみに、エアコン内部のクリーニングは専門的な知識が必要です。見た感じはきれいでも、エアコンクリーニング後は真っ黒な汚水が……。プロに依頼すると費用はかかりますが、夏だけでなく継続的に節電できる&アレルギーのリスクを避けられることを考えればメリット大。1年に1度のエアコンクリーニングを依頼するのもおすすめです。
使い方しだいで節電になる
エアコンは夏の電気代の大半を占めますが、節電になる使い方を意識するだけで、かさむ電気代を最小限におさえられます。
「暑い!」と思ったら、まずは風量の調整を。夜間はつけっぱなしにして、定期的にクリーニングも忘れずに行いましょう。