食パンを冷蔵庫に入れるとおいしさが損なわれる!?
今回は、ダブルソフトなどを販売している山崎製パンが公式ホームページで「食パンの保存方法」を紹介していたので、本当なのか検証してみます。
山崎製パンによると、「冷蔵室内の温度は通常0℃から10℃ですが、この温度帯ではパンに含まれるデンプンの老化が進みやすくなり、おいしさが損なわれます。」とのこと。
保存するときは、迷わず冷凍庫へ入れるように紹介していました。
冷凍庫に入れる際は、食パンを1枚ずつラップで包み、それをまとめてビニール袋や密閉式保存袋などに入れて密封して保存するのが良いと解説していました。
そこで今回は、冷蔵庫と冷凍庫でどれほど違いがあるのか検証していきます。
食パンを「冷蔵VS冷凍」で保存して検証!
同じ食パンを1枚ずつ用意し、ラップで包んでから保存袋に入れた後、それぞれ冷蔵庫・冷凍庫で保存します。
見た目はどう違う?
▲写真左:「冷蔵」保存した食パン、写真右:「冷凍」保存した食パン
見た目は凍っているかどうかくらいしか、違いはありません。
パンの表面を触ると、冷蔵保存した食パンの方が少しパサパサしてました。
焼いてみた!
▲写真左:「冷蔵」保存した食パン、写真右:「冷凍」保存した食パン
同じ時間・温度でトーストしてみました。じゃっかん冷蔵保存した食パンの方が焦げているような。香りは、あまり変わりません。
【冷凍保存した】食パンの味は?
評価:★★★★★
買ったばかりの食パンをトーストした時と同様に、香りもサクサクさも感じられました。美味しい!
少し時間をおいても、そこまでトーストがかたくならなかった点も評価ポイントです。
【冷蔵保存】した食パンの味は?
評価:★★☆☆☆
食べてみると、冷凍した食パンに比べて雑味を感じました。
少し時間をおくとかたくなってしまい、できることならもう食べたくないとすら感じてしまいました……。
やはり、冷凍保存の方がおいしかった
今回は、山崎製パンが公式ホームページで紹介していた「食パンの保存方法」を検証していきました。
結果、紹介されていた通り冷凍と冷蔵で全然味が違い、冷凍の方がおいしかったです。
特に、少し時間をおいたときに差が歴然。
食べきれない場合は、なるべく早く冷凍室へ入れ、おいしさをキープしましょう。皆さんも実践してみてください。