心当たりのないハガキが届き、150万円の請求が!?
ある日、自分宛にまったく覚えのないハガキが届き、内容を見て驚愕! 太陽光パネルのローンについて、夫の口座から2カ月引き落としができていないため、連帯保証人である私に支払いを請求するというのです。支払い期限は1週間以内で、金額はローン残高150万円を一括で返済という内容でした。
慌てて夫に事情を聞くと驚いた様子で、「2カ月前に銀行の給与振り込み口座の登録キャンペーンで特典をもらうため、給与振り込みの口座を変更した」とのこと。水道光熱費など諸々の引き落としも口座変更手続きをしたそうなのですが、変更書類に不備があり時間がかかってしまったようなのです。
さらに夫の口から、「引き落とし口座の変更が間に合わず、もし残高が足りなくても、コンビニで使える支払い用紙が届くだろうと思っていた」と衝撃の発言が!
「ローンは水道光熱費とは事情が違うよ!」と夫を怒ってみたものの、それでは解決しません。夫も考えが甘かったことに気づいて、慌てていました。
連帯保証人の名前は私になっているので、自分で対応するしかないと腹をくくりました。実際におこなったのは、まずはハガキに記載されている担当の方への連絡です。不安な気持ちを抑え、簡潔に感情的にならないように以下のことを伝えました。
・引き落とし不能後に、電話や書面での督促通知などがなく気づけなかったこと
・必ず支払う意思はあること
・期限の1週間以内に一括返済はとても無理があること
・1週間以内に何割かは振り込むことができるので、残りは分割払いにできないか
・もし一括返済なら来月末になること
複数回のやりとりをした結果、期限内に準備できる金額を支払い、残金を毎月分割で返済する方法に落ち着いたのです。
わが家は幸いにも、貯金が減るだけで何とか日常に影響がないようにできました。しかし、夫婦間であっても連帯保証人は軽く考えてはいけないこと、支払いが滞りなくできているのかなど夫婦間の共有をもっとしっかりするべきだったとを痛感しました。
それからは、契約時には口頭説明だけでなく、返済の仕方や滞ってしまった場合など、万一のトラブルが起きた場合も想定して対応ができるのかを考えるように、契約書などは入念に隅から隅まで目を通すようにしています。
著者:秋本かなこ/30代女性。2019年生まれと2021年生まれの兄弟のママ。元気な兄弟とパワフルな毎日を過ごしている。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)