1種類なのに、映えるランチに!
名古屋に本店のある、昭和63年創業の「地雷也」の天むすを見かけると、つい買ってしまうくらい大好きっていうのもあるのですが、自分で作っても相当おいしくできます。
なかなか本格的に見えるので、ちょっと特別感もあって嬉しい気持ちになります。揚げ物ってなんでこんなにご飯に合うんだろう。
簡単天むすの作り方
材料(10個分)
- えび…10尾(約80g)
- 卵黄…1個
- 小麦粉…大さじ2程度
- しょうゆ…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 油…適量
- 米…2合分程度
- 塩…適量
- 海苔…4つ切り10枚
えびは小ぶりのものを使います。殻付きなら、殻をむいて、背ワタが気になるようなら取ります。むきえびをそのまま使うのが簡単でおすすめです。
きっちり10尾になることなんてあまりないので、その時にある数量で大丈夫かと思います。
少し多めに作ると後でおまけの楽しみが!(自分のお昼ご飯に♡)衣の分量も15尾くらいまでは、上記で対応可能です。
作り方①えびに下味をつける
むかれた状態のえびはさっと水で洗い、水気を拭いておきましょう。
しょうゆと酒を混ぜたものに、えびを漬け込んでおきます。
作り方②衣をつけて、えびを揚げる
しょうゆ・酒を別の器にうつしたら、えびに小麦粉と卵黄を入れて混ぜ合わせ、衣をつけます。
上記の写真程度にまとわりつく感じになるよう、小麦粉と水分量(取り分けたしょうゆ・酒を適宜入れるなど)を微調整しましょう。
180度に熱した油でえびを揚げ、揚げたてに軽く塩を振っておきます。
作り方③おにぎりを握る
炊きたてのご飯を準備し、手に塩をつけ、頂点にえびが出るようにして、小さめの三角おにぎりを握ります。海苔を巻いたら出来上がりです。
揚げ物って簡単なのよ
揚げ物、めんどうって方が多いかと思いますが、揚げればいいだけなので、本当は簡単な調理法。
ナスでも、芋でも、切って揚げるだけで、大概のものはおいしくなるので、野菜の副菜が欲しい時などにも、おすすめですよ。
家族も大好き!天むす
しっかり味のついたぷりぷりのえびが、衣に包まれ、塩気の効いたご飯に包まれ、海苔に包まれて仕上がります。ひと口で、全部一緒に口に入る、ちょっと小さめってところもいいのよね。
恐ろしいことに、5つくらいぱくぱくって食べられてしまうのがほんと不思議。
キッチンに置いておくと、通りすがりに家族が手を伸ばし、いつの間にかなくなっていたりして危険です。絶妙なサイズ感と、見た目にそそられるうえ、あと引くおいしさなのですよ。
揚げたえびが余ったら、迷わず自分の昼ご飯にどうぞ。ご飯を盛り付け、海苔を散らし、えび天はフライパンで軽く炒めて温め直してからのせて、塩をぱらりと振ります。
これだけでも、喉が鳴るほどおいしいんですが、冷蔵庫に残ってる三つ葉でもあれば最高です。ちょっとしたご馳走に見えるので、実は十分主役級お客様メニューにもなります。
一品で完成するので、スピードメニューでもあります。冷凍のえびだけならあるって時にも使えます。凝って見えるのもありがたい天むす弁当、小えび天丼、ぜひお試しくださいね。