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サービスエリアで不機嫌になり大泣きの次男→「病院へ行ったほうが…」まさかの救急車を呼ぶ事態に!?

連休に家族で出かけた日のこと、見知らぬ土地でまさかの緊急事態が発生! サービスエリアで救急車を呼んでもらうことになってしまったのです。楽しみにしていた遠出のお出かけが、予想外の結末に……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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立ち寄ったサービスエリアでヒヤッ!

3連休の初日、久しぶりの遠出をすることになったわが家。目的地は、とある遊園地でした。6歳と3歳の男児を連れての旅行なので、サービスエリアで休憩を取りつつ向かうことに。途中の大きなサービスエリアに立ち寄ったのですが、3連休ということもあり、多くの人でにぎわっていました。

 

そしてトイレを済ませ店内を歩いていると、私と手をつないでいた次男が、パン屋さんで売られていたパンを素手で取ろうとし……!

 

間一髪、そのときはなんとか触らせずに済んだのですが、次男の機嫌がダダ下がりになってしまっていました。パンを買ってあげようかとも思ったのですが、レジが長蛇の列で買う気にはなれず……。

 

まさかの事態が発生!? 店員さんが…

次男はなんとかしてパンを買ってもらおうと必死になり、ついには床に座り込み泣き出してしまいました。サービスエリアはどんどん人が増えてきて、どうにかしなければと焦る私。

 

そして、急いで泣きじゃくる次男を起こそうと手をぐいっと引っ張ったとき、予想外のことが起こってしまったのです。次男は今までよりもさらに大きな声で泣き出し、急に腕を痛がり始めました。

 

周りにいた人たちの強い視線を感じた私と夫。そのとき、売店の50代くらいの女性スタッフさんが近寄ってきて、「ぼく大丈夫? 肘痛いね。抜けちゃったのかもしれないね。病院行ったほうがいいかも。それか救急車呼びますか?」と声をかけてくれたのです。

 

土地勘もまったくなかった私たちは、迷ったものの救急車を呼んでもらうことにしました。

 

 

初めて救急車で病院へ

次男と私が救急車に乗り、サービスエリアから20分ほど離れた病院を受診。肘内障だったのですが、先生がすぐに適切な処置をしてくれたため、事なきを得ました。

 

長男と夫は車であとから来てくれたのですが、そのころには治療も終わりすっかり元気になっていた次男でした。

 

 

痛い思いをさせてしまった次男に謝罪した私。見知らぬ土地で焦ってしまったうえに、休日で病院探しも困難だと思い、救急車を呼んでしまったことを夫婦ともに申し訳なく思っています。そして、私たちの様子に気付いて声をかけてくださった心やさしい売店の女性にはとても感謝しています。

 

◇ ◇ ◇

 

肘内障とは、肘の外側の骨(橈骨頭)が靭帯から外れそうになった状態のことで、子どもが手を引っ張られたときなどに痛がって腕を動かせなくなってしまうという症状が見られます。

 

5歳以下の幼児に起こりやすく、治ったあとも繰り返すことがあるため、腕を強く引っ張らないように注意が必要です。

 

ただし、腕を痛がる原因は必ずしも肘内障とは限らず、骨折などの可能性もあるため、早めに整形外科を受診するようにしましょう。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:鬼頭いちか/30代女性。2017年と2020年生まれの男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。

イラスト:キヨ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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