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「尋常ではないほど足がパンパン…!」飛行機の長距離移動で抱いた違和感【体験談】

私は、年に何度か飛行機を利用します。これまで国内線や国際線を何度も利用していたのですが、今回は乗り継ぎを含めて1日以上というとても長い移動距離。。そこで初めて、体調の変化に不安を感じてしまった出来事がありました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師新田 正光先生

1997年秋田大学医学部卒業。日本循環器学会 専門医。日本内科学会 総合内科専門医・指導医。その他、日本心血管インターベンション治療学会、日本透析医学会、日本救急医学会や日本不整脈心電図学会の専門医も勤めている。
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足に違和感を覚える

長距離を移動するため飛行機に乗ったときのことです。このとき酔い止め薬を飲んでいたこともあり、映画を1つ見終わったところでとても眠くなり機内で爆睡をしてしまいました。

 

途中でなんとなく足がだるい感じはあったのですが、数日間忙しくしていたこともあり、「たくさん歩いたからかな?」くらいにしか思っていませんでした。

 

無事に自宅に戻り、パジャマに着替えようとはいているズボンを脱いだところ、両足がむくんでいることに気付きました。元の自分の足の太さがわからないほどに、膝下から足が大きくむくんでいて腫れているように見えました。また、しびれも感じられたので余計に不安を感じたのです。

 

不安を感じて病院へ

今まで体験したことのない両足の異変に不安を感じ、インターネットで症状を検索していたところ、「エコノミークラス症候群(長時間の着座などが原因で血行不良を起こし、血栓が肺に詰まって肺塞栓などを誘発する病気)だったらどうしよう……」と心配になりました。もしこのまま調子がどんどん悪くなったら怖い! と思い、急いで病院へ行くことに。海外在住のため、当初は保険加入している病院の内科へ行きましたが、詳しい検査を受けるために別の病院を紹介してもらい、検査を受けました。

 

検査の結果、血栓は見当たらなかったのですが、医師に「最近、体調について何か思い当たることはありませんか?」と聞かれました。

 

 

結果は意外なものだった

考えてみたところ飛行機に乗る前に、足を数カ所虫に刺されたことを思い出しました。私はもともと虫に刺されると刺された場所が大きく腫れやすいのです。

 

機内であまり動かずに寝ていたのが、むくみの大きな原因ではありますが、それに加え虫刺されによる炎症反応が今まで以上に大きく出てしまったようでした。

 

また、足のしびれは長時間座っていたため持病の椎間板(ついかんばん)ヘルニア(背骨の間のクッション材である椎間板が変形して飛び出し、神経を圧迫すること)による神経からくるしびれではないかという診断に。

 

まとめ

病院で薬をもらうと症状も治まり、現在はとても元気です。医師からは「今後の長距離フライトは血栓予防を考えていきましょう」と言われました。何度も飛行機を利用していたのにもかかわらず、初めての出来事で不安だったのですが、すぐに病院を受診してよかったです。年齢的にも無理をせずに旅行や帰省を楽しみたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:斉藤 理恵/40代女性/国際結婚を機に海外へ移住。夫と2人暮らし。40代に入り少しずつ体の変化が気になりはじめ、ウォーキングで運動不足を解消中。

イラスト/マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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