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「さすがに演技っぽい…」初体験での出来事を忠実に守る妻に夫が放ったひと言は【体験談】

私は昔、性に対して嫌悪感を抱えたまま学生時代を過ごしていました。卒業が近づいたころ、SNSのフォロワーさんと共催したオフ会がきっかけで「一緒にお食事しましょう」と誘われ、信頼していたこともあって、半年ほど気軽に応じる日々が続いたのです。

 

ついに迎えた初夜

そんなある日、「生まれたてのあなたが見たい」「あなたが俺に夢中になればいいのに」と、オフ会で知り合った1人の彼からの強引なアプローチが増えていきました。何度かやんわり断れど、どこかで「性への嫌悪感はあるけれど、このままだと何も知らないまま生き遅れてしまうのでは」という危機感が拭えず、ついに初めて夜を共にすることに。

 

その相手から「気持ちいいときは素直に言葉にしてください」と言われたので、「はい」と返事をして、その日の初体験を迎えました。

 

良かれと思っていたけれど…

やがてその相手とは別れ、その後に今の夫と出会い、私はこれまで通り素直に声を出すことで気持ちを伝えていました。ところがある日、夫から「さすがに毎回言われ過ぎると演技っぽくてなえるよ」と言われたのです。私は戸惑い、先日思い切って当時のエピソードを夫に打ち明けました。

 

すると夫は、「変な教育だなぁ。そもそも言葉にするなんてあまり風流じゃない」「営みは察するものでしょ! 若いころはそういうのも欲しかったけど、やっぱり言葉じゃないコミュニケーションが大事だよ」と一刀両断。私は「逐一言葉にしなくていいんだ」と思うと、どこかホッとしたのを覚えています。

 

 

夫の気持ちを再確認

人それぞれ性の受け止め方は違うし、普段あまり自分から話すことはなかったのですが、最近になって私のほうからも改めて夫に心情を伝えてみたところ、お互いの考えを新たにすり合わせることができました。

 

言いにくいことでも少しずつ口にできるようになったおかげで、私たちはまた新しい関係性を築けたように思います。

 

まとめ

当時は、夫に対して「早く言ってくれればよかったのに~」という思いがありましたが、今後も家族として互いを支え合いながら、より良い関係で過ごしていこうと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:来生真実/30代女性・主婦

イラスト/山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

 

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