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「物価高に悲鳴…!」老後の資金が心配になった私が実践したことは【体験談】

最近の物価高で日々節約に励む中、私にとってタイムリーな出合いがありました。それは、保険の相談所です。取り扱いは保険だけかと思っていましたが、実際に相談すると保険料の見直しの他にもお金について勉強になることがたくさんありました。そんな私のお話です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

ファイナンシャルプランナー大久保美伽

元銀行員、大手外資系金融機関勤務歴15年。退職後、2021年マネレボ株式会社設立。真に中立な立場で資産運用と保険、家計の見直しをおこない、お金と時間から自由になり自分らしく生きる女性を増やすべくファイナンシャルプランナーとして独立。多くのお客様の資産運用やライフプランニングの悩みを解決すべく尽力している。老後に3000万円差がつく投資講座主宰。
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日々節約

た、高い……。食品や日用品、ガソリン代など、買い物をしていて最近いつも感じることです。幸いわが家では今のところ、例えば長期に渡って定期的に通院しなければならないといったような、高額出費につながることはありません。近い将来、親にかかるだろうそういった費用には、親へ医療保険をかけて備え、また、日々の生活で節約して極力出費を抑えることでも備えています。ただ、子どもの成長につれて今後増えていくだろう出費を考えると、自分たちの老後の備えは正直なところ心もとないのが現状です。

 

そんな折、買い物先で子どもがプレゼントの風船に釣られて、とある保険の相談所に案内されました。初めこそ保険の勧誘をされないかと身構えていましたが、予約制とのことで、そのときの話は取り扱う相談内容や在籍中のファイナンシャルプランナーの紹介だけでした。強引な勧誘ももちろんなし。話を聞いている間、子どもは同じように風船に釣られて来た子たちと一緒に別の店員さんと楽しそうに遊んでいて、安心して話を聞くことができました。

 

実は親だけでなく私たち夫婦も医療保険に入っているのですが、その保険料を節約できるなら節約したいところです。将来かかるお金について日々不安を感じる中、その不安の解消につながりそうなタイムリーな出合いだと思い、そのまま相談の予約を取りました。

 

相談してよかった!

保険の相談をしてわかったのは、私の場合、保険料を軽減することが可能だということでした。

 

私は若いころ肝炎などに罹患するリスクが高い仕事をしていたため、補償内容が手厚い医療保険に入っていました。保険料が割高だったのですが、夫の知人に紹介された保険だったために断れず、とはいえ仕事柄「まあいいか」と入った保険でした。

 

相談したファイナンシャルプランナーの方は、今後復職の予定がない私にはあまり必要ない項目を抜き、その分保険料の負担が軽い医療保険を紹介してくれ、迷いましたが保険料の節約のためその保険に入り直しました。もちろん、補償内容や保険料の負担と照らし合わせて、私の状況に合っている医療保険です。

 

相談してみて痛感したのは、自分が勉強不足だということです。私は介護福祉士の資格を持っているので福祉に関わるお金についてはある程度の知識を持っていますが、例えば保険や、身近な税金の仕組みなど、福祉以外のお金については詳しく学んだことはありませんでした。きちんと知識を持っていたなら、退職した時点で生活に負担になる保険料を速やかに見直し、貯金ができていたかもしれません。もっと早く相談しておけばよかったと思いました。

 

 

自宅でも学べる

お店では、保険に関すること以外にもお金について全般的にアドバイスをくれました。私と同じ40代のファイナンシャルプランナーの方が話してくれたことのうち最も印象に残ったのは、私たちの世代は「必要なのに」お金の勉強ができていない世代だということです。なぜお金の勉強が必要かというと、年金という大きな資産があり老後のお金の心配や勉強があまり必要ではなかった私たちの親世代と違い、少子高齢化が進む今、私たち世代は老後に年金に頼れなくなる可能性が高いからだそうです。

 

今の高校生は、商業高校など金融や経済に関わる学科ではなくても投資などお金に関する授業が受けられるとのこと。そんな授業がない世代は、自分から生涯に必要なお金をどのように増やし、貯めるかを学ぶ必要があるとファイナンシャルプランナーの方は話してくれました。

 

そして学ぶ機会はあるとも教えてくれたのです。金融庁のホームページからはNISAについて知ることや、ライフプランや積み立てのシミュレーターを試すこともできるそうです。私はこれまで金融庁なんて言葉を頭に浮かべることもありませんでしたから、保険の相談だけではなく知識が得られ勉強になりました。行政が主催するマネーセミナーもあり、オンラインで自宅でも学べるそうで機会があれば申し込みたいと思っています。

 

まとめ

私は子どものころから、お金について話題にするのは良くないことだと教えられて育ちました。今でも例えば年収を聞くなどプライベートに踏み込むようなお金の話をするのは、あまり良いことではないように感じます。しかし、今回「お金の勉強」をしたことで、将来年金に頼れなかったり物価高だったりする今の時代、家族やごく親しい人とこれからのマネープランなどについて話すことは許容範囲ではないかと感じるようになりました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:岡野鈴/映画好きな在宅ワーカー。40代になって最初の変化は、涙もろくなったこと。夫と2人の子どもと、3人暮らし。なんでもない平凡な1日が暮らせたら、それだけで感謝。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)

 

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