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「衰えたの…?」かつてはパソコンを自在に操っていた母…募る複雑な想いとは【体験談】

私は現在36歳、母は66歳になります。最近、母が衰えてきたと感じることがあります。

 

パソコンに強かった母が…

特にスマホの操作に戸惑っている姿を見ると、かつてはパソコンを開いてグラフィックボード(ディスプレイに画像や映像を映し出すためのパーツ)まで取り付けていた母を思い出し、少し驚いてしまうのです。

 

昔はテクノロジーに関して自信満々だった母が、今ではスマホの使い方をこちらに尋ねてくるようになりました。

 

時の流れを実感

そんな母の変化を目の当たりにすると、正直、時の流れを強く意識せざるを得ません。昔のように機械に強くなくなった母を見るのは切なく、心のどこかで「昔はできていたのに」という思いが湧くこともあります。

 

それでも、私を頼ってくれることがうれしい気持ちもあり、少しでも力になりたいと感じるようになりました。年齢を重ねても母の内側にある力強さは変わっていないはずで、ただ以前ほどの集中力や自信が薄れてきただけなのかもしれません。

 

 

それでも母は母

母がスマホの操作を聞いてくるたび、パソコンを自在に扱っていたころの母と今の母が重なって見えます。体力だけでなく、頭の回転にも変化が出てきているのだと改めて実感しますが、それでも母は母。私にとって大切な存在であることに変わりはありません。

 

母が頼ってくれることで、私も「役に立てるんだ」と感じられる瞬間があります。衰えゆく母を見るのはやはりつらいものの、だからこそ今の母を受けとめながら寄り添っていきたいと思います。

 

まとめ

こうして日々を過ごしていると、自然と自分自身の時間の流れも意識するようになりました。昔を懐かしむ気持ちと、今の母と向き合いながら少しでも力になりたいという思い。その両方を抱えつつも、母と過ごせる時間を大切に重ねていきたいと感じています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:田辺明日香/30代女性・主婦

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

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