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【お願い!バナナは冷蔵室に入れないで!】野菜のプロ「これで2週間は長持ちします」裏技的保存方法がすごい!

こんにちは、八百屋歴10年でライターの青髪のテツです。

気温がぐんぐん上がり、汗ばむ日も増えてきましたね。そんな時期、多くのご家庭で悩みの種となるのが「バナナの保存」ではないでしょうか。

朝食やおやつに手軽なバナナですが、暑さであっという間に熟しすぎて黒くなってしまったり、シュガースポット(斑点)だらけになってしまったり……。

「昨日までに食べ切っておけば……」と思いながら、泣く泣く処分してしまった経験はありませんか?

そこで今回は、これからの暑くなる時期でもバナナが2週間長持ちする保存の裏技をご紹介します。

 

簡単3ステップ!バナナ"2週間長持ち"裏技的保存方法!

バナナ

 

バナナが2週間長持ちする保存の裏技は、簡単3ステップです。

 

手順①バナナを1本ずつ「バラす」

バナナ

 

まず、買ってきたバナナを房から1本ずつ丁寧に切り離します。

 

この時、軸の部分を少し残して切り離すのがポイント。

 

なぜバラすのかというと、バナナ同士がくっついていると、放出されるエチレンガスがこもり、追熟が早まってしまうからです。
1本ずつにすることで、ガスの影響を最小限に抑えることができます。

 

手順②1本ずつ「ラップでクルクル」する

バナナ

 

次に、バラしたバナナを1本ずつ、隙間なくラップでぴったりと包みます。
特に、軸の部分はエチレンガスが多く放出される場所なので、重点的に包むとより効果的です。

 

ラップで包むことで、水分の蒸発を防ぎ、乾燥から守るだけでなく、他の食品へのエチレンガスの影響も減らすことができます。

 

手順③冷蔵庫の「野菜室」で保存する

バナナ

 

ラップで包んだバナナは、冷蔵庫の「野菜室」に入れて保存します。

 

冷蔵室ではなく野菜室に入れる理由は、バナナは低温に弱いためです。
5℃以下の環境では低温障害を起こしてしまうのです。

 

一方、野菜室は冷蔵室よりも少し高めの温度(一般的に3〜8℃程度)に設定されているため、バナナの追熟を緩やかに遅らせつつ、低温障害のリスクを減らすことができる最適な場所なのです。

この「バナナの保存方法」の注意点【皮は黒くなります】

バナナ

 

この方法で保存すると、2週間程度は美味しく食べられる状態を保つことが期待できます。
ただし、注意点もあります。

 

皮は黒くなる

野菜室とはいえ、低温環境に置かれるため、低温障害を起こし、皮が黒くなります。

 

しかし、皮が黒くなっても中身の味や品質には影響ありません。
食べる前に皮をむいて、中身の状態を確認してみてください。

 

追熟がとまる

まだ青い、完熟前のバナナをこの方法で保存すると、甘みが増す前に追熟が止まってしまいます。

 

お好みの熟度になるまで常温で追熟させてから、野菜室で保存するのがおすすめです。

 

鮮度劣化がとまる訳ではない

あくまでも「長持ちさせる」方法であり、永遠に保存できるわけではありません。

 

保存期間はバナナの元の熟度や状態にもよりますので、なるべく早めに食べるように心がけましょう。

 

長持ちさせるバナナの保存方法お試しを!

バナナ

 

今回は暖かい時期でもバナナが2週間長持ちする保存の裏技をご紹介しました。

 

ぜひ今回の記事を参考にして、バナナを捨てることなく最後まで食べ切っていただけると嬉しいです。

 

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    著者プロファイル

    ライター青髪のテツ

    スーパーの青果部で社員歴10年!野菜・果物について詳しいです。食べることが大好きで、日々おいしい食材を探してSNSで紹介しています。(Twitterのフォロワー数は52.5万人)青果物の豆知識や選び方を記事で紹介します!

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