子育て中は食料品の買い物がちょっとした息抜きになっていましたが、4人家族で食費が1カ月で37,500円かかっていました。そこで、1週間分の食料品をまとめ買いし、計画的に献立をつくることに。月5,500円節約することができた体験をお伝えします。
買い物が息抜きになっていたけれど……
子どもが生まれてからの数カ月、赤ちゃん連れで出かけるのはいろいろと準備が必要で億劫になり、あまり頻繁に出かけることもなくなりました。そんな日々のなか、スーパーへ食料品の買い物に行くことが楽しみだった私。
2日に1回ですが、振り返ると1回あたり2,500円くらい購入していました。1カ月で合計すると37,500円です。少し無駄が多いかなと感じ、毎週土曜日に1回だけの買い出しに変更してみたのです。
まとめ買いは試行錯誤しながら
1週間に1回だけの買い出しになると、主菜や麺類などの主食はある程度決めておく必要があります。肉・魚を7日分、卵は2パック、牛乳は2本など1週間で必要な量を想定して買います。
野菜は季節によっても変動するので、少し多めに買って余ったら漬物などに利用。それでも余ったり足りなかったりすることも多く、次回の買い物時に「先週は何が足りなかったな」などと思い出して買う量などを変えながら試行錯誤しました。
何回かの失敗を経て、現在はだいたい週に8,000円分の買い物で、家族4人の食事を作ることができるようになりました。
食材を無駄なく使い切りお金も節約!
1週間分のまとめ買いは、週末になるにつれいろいろと不足します。わが家では食べるものがない! というようなときに活躍するのが「小麦粉」です。残っている野菜で野菜ケーキを焼いたり、パンを焼いてパン粉にしてハンバーグなどのつなぎにしたりと便利です。シチューやグラタンも、小麦粉があれば市販の素がなくてもつくることができるので重宝しています。
こうして工夫しながら次の買い物まで乗り切るのも、だんだんと楽しくなっていきました。
まとめ買いは日数が経つと食材が不足する場合もあり、ちょっと不便もありますが、そのなかでどうやってやりくりするかを考えるのも意外と楽しいと感じ始めました。まだまだ工夫できる余地はあると思うので、新たな食材や食べ方の発見も兼ねながら、節約も楽しんでいきたいと思います。
著者:小川かなえ
2歳の双子姉妹の母。東京郊外在住。元保育士、不妊治療を経て妊娠出産。子連れハイキングやキャンプなどアウトドアも再開。現在は親子の森のようちえんを運営し、地域や自然とともに子育てをしている。