排卵日を予測し、その前後に性行為をおこない妊娠を目指すタイミング法。通院している場合、卵胞の大きさや尿中LH値などで排卵日を予測してもらい、性行為をおこなう日を指導されました。今回は、私がおこなったタイミング法をご紹介します。
タイミング法の通院頻度
タイミング法では、一般的には排卵日数日前(卵胞の育ち具合によっては数回)に通院することが多いようです。病院の方針にもよりますが、通院負担が減るように保険適用内で通院できるようにといった、病院側の配慮もあるのではないかと感じています。
私の通院していた病院では、月2回まで内診でのエコーが保険適用でしたが、通院日(すべて内診でエコーあり)は以下のように回数が多く、保険外の診察も多々ありました。
・生理日3~5日目
・前回の通院日から6日後
・排卵日前~排卵日に数回
・排卵後
・排卵日から2週間後
ただ、通院頻度が多く、こまめに確認していただけあって、排卵日予想も的確でした。
実際におこなっていた処置
私が通院していた病院では、通院日に以下の処置がおこなわれました。
・生理日3~5日目:卵胞と子宮内膜のチェック、排卵誘発剤処方(5日分)
・前回の通院日から6日後:排卵誘発剤の効き目チェックのため、卵胞と子宮内膜チェック
・排卵日前~排卵日:2~3日おきに卵胞と子宮内膜チェック、20mm前後の卵胞を確認した日に排卵誘発剤を投与し、タイミング指導
・排卵後:排卵誘発剤投与から2日後に排卵しているかを確認、子宮内膜チェック、黄体ホルモン剤処方(2週間分)
・排卵日から2週間後:尿検査での妊娠判定、卵胞、子宮内膜チェック
夫婦間の連携がなにより大切!
私が通院していた病院では、タイミング法の場合、夫が通院することはなく、女性側のチェックや投薬のみで治療は進んでいきました。そのため、夫には「今日は○○のために病院に行くよ」と毎回治療の状況を伝えるように心がけていました。夫自身も知りたがっていたため、卵胞の大きさなども共有していました。
そのため、いきなり「この日がタイミング!」と伝えることもなく、そろそろ排卵時期だということを夫婦間で共有できていたことはよかったと思っています。
タイミング法は排卵日特定のチェックが主なので、それほど治療をしているという気持ちを持たずに通院していましたよ。次回はその後の治療についてお伝えします。
著者:岩田かおる
子育て中のママ。不妊治療など、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。