【歯科医監修】乳歯のむし歯と予防 食習慣とシュガーコントロール
乳歯のむし歯と予防法②
だらだら食べは歯の大敵! 「食習慣とシュガーコントロール」
歯は口の中がph5.5以下になると溶け始めます。だらだら食べをしたり、寝る前に甘い物を食べると(就寝中は唾液が少なくなる)むし歯になりやすくなります。また、同じお菓子類でも歯にくっつきやすい物はいつまでも糖質が歯の周辺に残って、特に奥歯(臼歯)のむし歯を発生させる原因になります。
また、食べる物だけでなく、甘い飲み物を頻繁に飲んだり、飲みながら眠ったりすると、「哺乳瓶むし歯」とよばれる、乳幼児独特のひどいむし歯になっていまうこともあります。大人が思うよりも糖分がたっぷり入っている飲み物もたくさんあります。飲ませ過ぎや夜にあげることは控えたほうがいいかもしれません。
甘い物には強い嗜好性(一度好きになると、どんどん好きになる)があります。気をつけないといつの間にか濃い甘さを好きになっています。「甘い物が大好き」にしない育児が大切です。
図表引用:「最近の飲料の糖分比較」及び「市販菓子のむし歯を発生させる度合」「歯と周囲の構造および永久歯の歯胚と乳歯の位置」は「児童館における歯の健康習慣育成支援実践ガイド」より
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