ママの知りたい子どもの救急救命法
ママの知りたい知識のTOPは「救急救命法」
特集に先立つアンケートで、「子どもの安全に関するどのようなことが知りたいですか?」という質問に対して、圧倒的多数のママが選んだのが、「子どもの救急救命法」でした。常日ごろ、子どもに万が一のことがあったらどうしようと思いながら生活しているママたちの気持ちにお応えして、今回は、東京消防庁・本所防災館の主催する「ビギナーママ・パパのための応急手当て教室」を取材し、その基本的な部分をご紹介させていただきます。
救命法をお読みになる前に…乳幼児の救急救命法・注意点
救急救命の具体的方法は、命にかかわる問題です。
(1)乳幼児の場合の救命法は、年齢によっても対応が微妙に異なり、力加減など、テキストだけでは表現が難しい部分があること
(2)成人の救命方法を学んだあとの応用編として講習を受けていただくべきであること
などから、今回の記事は参考としてお読みいただき、機会があれば、実地の講習(まずは成人向け)を受けていただくことをおすすめします。
救急車を呼んでから到着するまでに、例えば東京の場合、平均約5~6分かかると言われていますが、呼吸停止や心停止状態のまま、なんの手当てもせずに5~6分も放置すると、助かる可能性がどんどん低くなってしまいます。この「救急車が到着するまでの6分間」に身近な方によって応急手当がおこなわれれば、命が助かる可能性が格段に高くなります。いざというときのためにぜひ救急救命法を多くの方に学んでいただき、大切なお子さんの命を守る方法を覚えていただきたいと思っております。(防災館インストラクター 和賀義道さん)
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