【医師監修】腸重積症 (ちょうじゅうせきしょう)とは?

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。

どのような病気?

腸の中に腸がはまり込んでしまう病気で、このために腸閉塞を起こします。腹痛、腹部の腫瘤、血便が特徴ですが、3つの症状がそろっていないこともあります。腹痛は間欠的で、急に痛がって泣いて、その後機嫌を取り戻したりすることを繰り返します。緊急で治療が必要な病気です。1歳未満が約6割、男児に多いとされています。

 

診断と治療はどうしますか?

症状と超音波検査が有用です。浣腸をおこなっていちごジャム様の血便が出ればまず間違いありません。症状が出てからできるだけ早く治療をします。空気や造影剤などを使って、重なった腸を押し出します。24時間以上経つと手術が必要になることがあります。脱水の治療も必要です。まれに再発することがあり、そのときは原因を調べる必要があります。

 

(監修/松井 潔先生)

 

【医師監修】腸重積症 (ちょうじゅうせきしょう)とは?

 

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