【医師監修】乳幼児突然死症候群(SIDS)とは?
どのような病気?
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。1歳未満、特に生後6カ月までの赤ちゃんに多く見られるもので、原因はよくわかっていませんが、睡眠中に呼吸機能が低下して、無呼吸発作を起こすことが一因と言われています。
予防はできる?
3つのことに気をつけると、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクの低減が期待されています。いずれも乳幼児突然死症候群(SIDS)の直接の原因ではありませんので、必要以上に不安に思う必要はありません。
うつぶせ寝にしない
うつぶせに寝かせたときのほうが、あお向け寝の場合に比べて乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率が高いと報告されています。赤ちゃんがうつぶせで寝ているのに気づいたときはあお向けにしてあげましょう。 また、就寝時はなるべく赤ちゃんをひとりにしないようにしましょう。
できるだけ母乳で育てる
母乳で育てられている赤ちゃんは、人工乳(育児用ミルク)で育てられている赤ちゃんと比べて乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率が低いと報告されています。なるべく母乳育児をしましょう。
周囲の人は禁煙する
両親が喫煙する場合、両親が喫煙しない場合の約4.7倍乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率が高いと報告されています。日ごろから喫煙者に協力を求めましょう。
- 腸重積>
赤ちゃんの病気
\ この記事にいいね!しよう /
現在ログインしていません。ログインしますか?