子宮頸がん検診

13

監修者

医師 天神尚子 先生

産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長


日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

 

■主な経歴

1981年 日本医科大学医学部卒業
1988年 米国ローレンスリバモア国立研究所 留学
1994年 日本医科大学 産婦人科学講師
1995年 東京都教職員互助会三楽病院 産婦人科科長
1995年 日本医科大学 産婦人科学客員講師
2004年 三鷹レディースクリニック開業

 

■所属学会

日本産婦人科学会
日本女性医学学会
日本生殖医学会
日本産婦人科乳腺医学会

 

■メディア履歴

【雑誌】

妊婦さんの出産準備を応援する雑誌「Pre-mo(プレモ)」(主婦の友社発行)

「マタニティ」(学研プラス発行)

「妊すぐ」(リクルート発行) ほか多数

 

【テレビ・ラジオ】

NHK『ニュース シブ5時』でPMDD(月経前不快気分障害)セルフチェック!の取材

患者さんから先生へ感謝の手紙を紹介する番組『Letters~感謝の手紙~』(テレビ東京)

TBS『アッコにおまかせ!』で産後うつについてコメント 他

 

【その他メディア】

妊娠・出産・育児の情報サイト『ベビーカレンダー』監修者
生活総合情報サイトAll Aboutで産後ブルーについての記事執筆
妊娠・出産・育児に関する情報サイトgooベビーで診察室から 最近の診療現場で感じることの記事執筆
 

■HP:三鷹レディースクリニック

妊娠前の女性が必ず受けておくべき検診は、「子宮頸がん」の検診です。ウイルスなどの影響により子宮の入り口部分にできるがんで、性交渉年齢の若年化により20代前半の女性にも見られるようになりました。そのため、例えば自治体の検診では基本的に満20歳以上が対象になっています。ただし、自治体などでは通常2年に1回しか受けられないことが多いため、自己負担でも毎年受けることが大切です。

また、2009年12月末には日本でも子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス®︎(グラクソ・スミスクライン社)」の施行が始まりました。これは、日本で60%を占める発がん性HPVハイリスクグループの16型と18型(20〜30歳では80〜90%を占める)に対するもので、当日、1カ月後、6カ月後の3回、筋肉注射をします。HPV16型、18型に6型と11型を加えた「ガーダシル®︎(MSD社)」は当日、2カ月後、6カ月後です(費用は保険対象外です)。

ただ、このワクチンですべての子宮頸がんを予防することはできないため細胞診による検診は必要です。ワクチンと検診の併用によって、子宮頸がんはほとんど予防できます。

子宮がん検診には、子宮内部のがんである「子宮体がん」の検診もあります。これは妊娠可能年齢の女性には比較的少ないがんであるため、医師が必要だと判断した場合に実施されることが多いようです。妊娠してから子宮頸がんが見つかった場合、微小浸潤癌なら病巣部をレーザーで焼くか子宮頸部を円錐状に切除して子宮口を縛り、妊娠を継続させます。進行している場合は、妊娠時期によっては人工流産になることもありますが、そのまま妊娠を継続させ出産後に加療することもあります。子宮体がんの場合には、残念ながら初期でも多くの場合には子宮全摘出となります。

 

 

(監修/天神尚子先生

 

 

2018/08/14


この記事にいいね!しよう

いいね!
13

現在ログインしていません。

コメント

  • この記事にコメントする

    残り文字

はじめての方へ

赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を。『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんが毎日を笑顔で過ごせるような情報をお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。

ベビーカレンダー監修者はこちら

  • 天神先生
  • 三石先生
  • 池谷先生
  • 小枝先生
  • 松井先生
  • 太田先生

あなたも質問してみませんか?

ご投稿いただいた質問に、頼れる専門家が回答いたします。気になる悩みや疑問をお寄せください。