日中に赤ちゃんと外で過ごす時間が長くなると、紫外線の影響が気になりますね。
大人の肌にとっても紫外線は悪影響ですが、赤ちゃんの肌は大人よりもデリケートなため、しっかりと対策して守ってあげたいものです。
今回は、0歳から使えるベビー用日焼け止めをご紹介します。
ベビー用日焼け止めの選び方や注意点、いつから使えば良いかなどについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
失敗しないベビー用日焼け止めの選び方・注意点
まずは、赤ちゃんの肌を紫外線から守ってくれる日焼け止めの選び方と注意点から、ご紹介していきます。
刺激の少ないベビー用がおすすめ
日焼け止めには、「紫外線吸収型」と「紫外線散乱型」の2タイプあります。
赤ちゃんのようにデリケートな肌に日焼け止めを使う場合は、肌への刺激が少ない「紫外線散乱型」がおすすめ。
さらに、使われている成分にも気を付けるなら「ベビー用の日焼け止め」を選ぶ方が安心です。
初めて使う時はパッチテストを
初めて使う日焼け止めを塗る前は、念のためパッチテストをしましょう。具体的には、赤ちゃんの腕の内側にごく少量の日焼け止めを塗り、炎症などが起こらないかチェックします。
特に問題がないことを確認してから、顔や体の広範囲に塗ってくださいね。
パッチテストの際に少しでも異変を感じたら、使用を中止しましょう。
使用する場面に応じてSPF・PAを選ぶ
日焼け止めは、商品によってSPFやPAが異なります。
SPFとは、紫外線B波に対する防止効果を表しており、PAは紫外線A波によって皮膚が黒化するのを防ぐ効果を表しています。
使用場面に応じたSPF値とPA値の目安は、以下の通りです。
使用場面 | SPF/PA |
---|---|
日常生活 | SPF15~20 PA++ |
紫外線量の多い場所 | 海や山などSPF20~50 PA++~+++ |
なお、汗をたくさんかく時期や、プールなどで水遊びをするときは、水に流れにくいウォータープルーフタイプの日焼け止めを塗ると安心です。
また、日焼け止めを塗った日は、お風呂でしっかりと洗い流したあとに保湿をしましょう。
ベビー用日焼け止めおすすめ3選|ベビーカレンダーアワード上位ランキング商品はこちら
まずは、「ベビーカレンダーアワード2021」にランクインした上位3商品をご紹介します。
※ランキングおよび掲載している口コミは、2021年10月にベビーカレンダーが実施したアンケート結果を元にしています。
第1位|アロベビー UV&アウトドアミスト
100%天然成分で作られた、ベビー用の日焼け止めです。
紫外線吸収剤不使用で、肌への負担が少ないのが特徴。
赤ちゃん用のお出かけ対策としても利用でき、お湯で簡単に落とせるので使用後のケアも簡単です。
普段の入浴だけで落とせるのが良い。ミストタイプなので、さっと塗れて良い。 香りが良い。柑橘系だからか、塗った時は虫に刺されていない気がする。リビングに置きっぱなしでもかわいいデザイン。
ミストはさらさらなので、クリーム系を塗られるのが苦手な息子も嫌がりませんでした。
スプレータイプなので塗りやすい。 UVだけでなく、虫除けも含まれているのが嬉しい。
香りが良い。日焼け止めだけでなく!虫除け効果もある。スプレータイプなので手で塗りひろげなくてもよい。
第2位|ママ&キッズ サンスクリーンミルク(日焼け止め用乳液)
紫外線吸収剤フリーのベビー用日焼け止めです。
SPA50+ PA++++で、紫外線対策として優れています。ウォータープルーフなのでプールなどの水遊びのときにも安心して使えます。
シリーズはベタつかない乳液タイプ、洗浄料だけで落とせるミルクタイプ、ウォータープルーフの乳液タイプの3種類あります。
こちらのウォータープルーフタイプは、お湯や洗浄料だけでは落とせないので、落とす際は、別売りの「オイルコンディショナーEX」の使用がおすすめです。
肌に優しく、特にトラブルもなかった。 サラサラとしたテクスチャーだったので塗りやすくベタつかなかったので良かった。
赤ちゃんの肌への優しさが優れている。塗りやすいし、白くなったり、キシキシしないのがとても良かった。
ベタベタせずに肌に馴染むところと、お肌の弱い我が子にも安心して使えた所が良かった。
ベビーの頃から紫外線予防は必要だと思っていたので重宝した。
【商品詳細はこちら】
【オイルコンディショナーEXはこちら】
第3位|和光堂 ミルふわ ベビーUVケア
紫外線吸収剤不使用のベビー用日焼け止めです。
母乳をお手本にした保湿成分を配合し、さらっと軽いテクスチャーでしっかり伸びるのが特徴。塗りやすく、石けんで落とせるので使いやすい日焼け止めです。
お散歩など日常使いできるSPF21 PA++タイプと、水遊びやレジャー時にも使いやすいSPF35 PA+++タイプの2タイプを展開しています。
肌が弱い子ですが、こちらは肌に優しく毎日塗っても荒れたりしませんでしたし、伸びもいいので塗りやすいです。しかも軽くて持ち運びやすく、値段もお手ごろなので、1つはママバックに入れ、1つは自宅に置いていました。
肌なじみが良くて塗りやすかったです。 肌の弱い子ですが、荒れたりしませんでした!
赤ちゃんでも使えるやさしい成分で大人にも使えたのですぐに無くなりました。肌荒れもなく塗りやすかったので重宝してました!
サンプルを使用した際に、塗り心地がよかったので購入しました。ベタベタしたのが苦手で、塗った後に、ベタつきがなかったので、こちらを購入しました。
【商品詳細はこちら】
【水遊び用はこちら】
先輩ママの口コミあり!その他の人気商品7選
続いて、先輩ママに人気のベビー用日焼け止め7商品を口コミとともにご紹介します。
マミー UVアクアミルク
食品成分80%使用で、無添加・低刺激性のベビー用日焼け止めです。
SPF50+PA++++でウォータープルーフのため、汗をたくさんかく時期や水遊びの時などでも安心。
専用のクレンジングを使わなくても、石けんで落とせます。
ミルクタイプでつけやすかった。
赤ちゃんにも優しく大人も一緒に使えるところが良かった。
SPF50なので、日差しの強い日などに使用しましたが、肌荒れもせず日焼けもせずでよかったです。
ピジョン UVベビーウォーターミルク
赤ちゃんの肌に優しくすっとなじむ、ウォーターベースのベビー用日焼け止めです。
べたつかず白くなりにくいうえ、石けんで簡単に落とせるので便利です。
よく伸びて塗りやすかった。
匂いもなく肌に優しいので安心して使える。
化粧品特有の匂いがなく、使用感としては伸びもよく使いやすいです。またお風呂の時に簡単に落とせるのも助かっています。
erbaviva ベビー サンスクリーン
肌に馴染みやすいテクスチャーで、付け心地の良さが特徴のベビー用日焼け止めです。
内容量75gとたっぷり入っているため、買い足す回数が少なく済みます。
伸びが良く、楽に塗ることができた。顔と全身使えるので便利でした。
価格は少し高いが、同ブランドの妊娠線予防のクリームを使用していたので安心感があった。
ピジョン UVベビーミルクウォータープルーフ
ウォータープルーフタイプのベビー用日焼け止めです。
「SPF35 PA+++」と「SPF50+ PA++++」の2タイプがあります。
うるおい成分配合で紫外線の影響による肌荒れを防止でき、UVカットしながらスキンケアできる優れものです。
ウォータープルーフなので汗をかいてもそんなに頻繁に塗り直さないですむところが良かった。
塗りやすくて息子も嫌がらずに塗らせてくれて助かりました。
【SPF35はこちら】
【SPF50はこちら】
アトピタ 保湿UVクリーム
赤ちゃんの保湿ケア商品で有名な「アトピタ」から販売されているベビー用日焼け止めです。
鉱物油・アルコール・パラベン・紫外線吸収剤・着色料がオールフリー。赤ちゃんの肌に対する負担も少なく、安心できます。
「SPF29 PA+++」と「SPF50 PA++++」の2タイプがありますので、使うシーンに合わせた使い分けもおすすめです。
伸びが良く塗りやすい。コスパも良い。
コンパクトで持ち運びに便利でした。
スキンケアシリーズを使っていたので、その流れで使用。 肌も荒れず無香料で使いやすい。
【SPF29はこちら】
【SPF50はこちら】
キュレルUVローション・エッセンス
乾燥性敏感肌化粧品として知られる「キュレル」の日焼け止めです。
ベビー用ではありませんが、敏感肌用に作られているため赤ちゃんの肌にも使えます。
紫外線吸収剤は、無配合。アルコールもフリーなため、低刺激です。「SPF30PA++」と「SPA50 PA+++」の2タイプを展開しており、乾燥から肌を守りながらUVケアできます。
親子で使用できた。
肌の弱い長男に使用したが、トラブルなく使えた。
信頼できるブランドだし、大人も一緒に使える。
【SPF30はこちら】
【SPF50はこちら】
ドクターシーラボ ベビーUVクリーム
大人のスキンケア用品で有名な「ドクターシーラボ」から販売されている、ベビー用の日焼け止めです。
合成着色料・鉱物油・バラベン・アルコール・紫外線吸収剤がオールフリーで、無香料。
ノンケミカル処方で、日常紫外線をしっかりブロックしてくれます。
日焼け止めクリームの伸びが良いので塗りやすいです。
赤ちゃんの日焼け止めはいつから使う?
赤ちゃんが日焼け止めを使える時期は、厳密には決められていません。「0歳から使える」と記載されていても、不安な場合はかかりつけ医に相談されることをおすすめします。
赤ちゃんの外出は生後1ヶ月を過ぎればOKと考えられていますので、赤ちゃんの1ヶ月検診のときに聞いてみるのも良いですね。
また、紫外線対策自体は、生後すぐのタイミングから必要です。5カ月ぐらいまでは、まずはベビーカーの幌や羽織ものなどで紫外線を防ぐなど、工夫をすると良いでしょう。
まとめ
赤ちゃんの皮膚は、大人よりも薄くデリケートです。そのため紫外線の影響を受けやすく、日中外に出る機会には日焼け止めが必需品と言って良いでしょう。
使う場面に応じて、SPF値やPA値を使い分けるのもおすすめです。
また、日焼け止めを塗った日は、アフターケアも重要です。お風呂のときに洗い流した後、しっかりと保湿ケアをしてあげてくださいね。