「定期テストの点数が伸び悩んでいて、このままで大丈夫かな…」「学校の授業についていくのが精一杯で、受験勉強まで手が回らない…」
高校生活を送る中で、こんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。参考書を購入してみたものの、どう活用すればいいのか分からず、結局使わずじまいの経験がある方も少なくないはず。特に、大学受験を見据えた学習となると、学校の授業だけではカバーしきれない範囲も出てきます。
では、自分に合った塾や予備校をどのように選べばよいのでしょうか?
この記事では、各塾・予備校の最新情報をもとに、高校生におすすめの塾・予備校をランキング形式で紹介していきます。各塾の特徴や費用、サポート体制まで、徹底的に比較・解説していますので、あなたに最適な学習環境選びの参考にしてみてください!
ランキング評価基準
受講費用
5点:非常に安価(月額1万円以下)
4点:比較的安価(月額1-2万円)
3点:平均的(月額2-3万円)
2点:やや高額(月額3-4万円)
1点:非常に高額(月額4万円以上)
対応科目範囲
5点:全教科+専門科目や検定対策
4点:主要5教科+α(検定対策など)
3点:主要5教科のみ
2点:一部の教科のみ
1点:非常に限定的な科目
サービスの特徴と独自性
5点:複数の独自のシステムや特徴がある
4点:1つ以上の独自のシステムや特徴がある
3点:一般的なサービスに加えて特徴がある
2点:一般的なサービスのみ
1点:特筆すべき特徴がない
サポート体制
5点:24時間対応、複数の窓口、追加サービスあり
4点:広範囲の時間帯で対応、複数の窓口あり
3点:通常の営業時間内で対応、基本的なサポートあり
2点:限定的な時間帯や方法でのサポート
1点:最小限のサポートのみ
講師の質と数
5点:10万人以上の講師、難関大学出身者中心
4点:5-10万人の講師、有名大学出身者中心
3点:1-5万人の講師、大学生中心
2点:1万人未満の講師、質にばらつき
1点:講師数が少なく、質も不明確
高校生におすすめの塾・予備校人気ランキングTOP10
1位 東進ハイスクール
受講費用 3点 (月額約3万円程度)
対応科目範囲 5点 (全教科+独自の英語キャンプなど)
サービスの特徴 5点 (POS、AI対策、チーム制など複数の独自システム)
サポート体制 5点 (AIシステム、共通テスト判定、保護者サイトなど)
講師の質 4点 (東大京大等の難関大学出身講師中心)
総合スコア 4.4点
項目 | 内容 |
料金 | 77,000円/20回(90分×1講座)+ 諸費用 |
教室数 | 約90校(グループ全体で約1000校) |
指導形態 | チーム制・映像授業 |
オンライン対応 | あり(映像授業視聴可能) |
合格実績 | 東大現役合格834人(日本一) |
主な特徴 | ・POSシステムによる学習管理 ・AI志望校対策 ・高校別対応の個別指導コースあり |
最新の合格実績データ
東進ハイスクールの合格実績は、東進ハイスクール公式ホームページなどから確認できます。日本一の現役合格実績を持っており、中でも東大の現役合格者数は834人と、日本一となっています。東大以外にも京大、難関私立大など、多くの学校への合格実績があげられています。
カリキュラムの特徴と強み
東進ハイスクールのカリキュラムは、学年別で志望校など個人の状況に合わせたカリキュラムを選ぶことができます。志望校別単元ジャンル演習講座や、個人別定石問題演習講座、東大特進コースなどに加え、トップリーダーと学ぶワークショップや東進グローバルイングリッシュキャンプなどユニークな講座もラインナップされています。
サポート体制の詳細
東進ハイスクールは、便利なシステムを用いたハイテクサポートが整っているのも特徴です。共通テストの合否判定システムやAIによる志望校対策、保護者のための大学受験サイトなどもあります。
オンライン対応状況
東進ハイスクールは、対面で授業参加ができる学習塾スタイルと、インターネットを活用したオンライン個別指導などがあります。オンラインでは映像授業の視聴ができます。
教室数や通いやすさ
東進ハイスクールは、全国に90校近い教室があります。グループ機関として東進衛生予備校などもありますから、全て合わせると1000校近く教室が展開されています。最寄りの東進ハイスクールに通うだけでなく、東進オンライン学校というオンラインサービスを利用するという使い方もあります。
2位 早稲田アカデミー
受講費用 3点 (月額22,880円~)
対応科目範囲 5点 (全教科+小論文、海外・帰国生対応)
サービスの特徴 4点 (学力別・志望校別クラス、少人数制)
サポート体制 4点 (学習管理システム、自習室、定期面談)
講師の質 5点 (難関大学出身者中心、質の高い講師陣)
総合スコア 4.2点
項目 | 内容 |
月額料金 | 22,880円~ + 諸費用 |
教室数 | 191校(海外含む) |
指導形態 | 対面型ライブ授業(少人数制) |
オンライン対応 | あり(早稲田アカデミーOnline) |
合格実績 | 東大64名、早慶上智434名(2025年度) |
主な特徴 | ・学力別・志望校別クラス編成 ・海外・帰国生向けサービス充実 ・自習室完備 |
最新の合格実績データ
早稲田アカデミーの合格実績は、早稲田アカデミー公式のホームページからチェックすることができます。2025年度の大学受験現役合格実績を見てみると、東京大学64名、早慶上智大学434名、その他難関大学や医学部医学科などへの合格者数もかなりの数にのぼっています。
カリキュラムの特徴と強み
早稲田アカデミーのカリキュラムは、生徒一人ひとりの状況に合わせて組まれます。通常の高校生コースに加え、志望校別対策コースがあり、大学受験部、セミナー、特別講座や小論文添削講座、季節講習など充実しています。
サポート体制の詳細
早稲田アカデミーでは、通常の塾としての機能のほか、海外や帰国生に向けたサービス、郊外に住む生徒向けのサービスなどに対応しています、学習管理システムも充実しているので、自分の勉強スケジュールをしっかりと抑えることができるでしょう。自習室も自由に使うことができ、保護者面談も定期的に行われます。
オンライン対応状況
早稲田アカデミーでは早稲田アカデミーOnlineとして、オンラインで指導を受けることも可能です。早稲アカDUALのサービスを使えば、対面授業とオンライン双方向Web授業のいずれかを選択して受講することができます。
教室数や通いやすさ
早稲田アカデミーは、関連グループ含め全国で191校展開する学習塾です。欧米にも教室が展開されています。教室数が多いので、生徒の数が分散しており、少人数で授業を受けることができます。
公式サイト
https://www.waseda-ac.co.jp/
3位 四谷学院
受講費用 2点 (学期一括払い制)
対応科目範囲 4点 (全教科+寮完備)
サービスの特徴 5点 (55段階個別指導とダブル授業システム)
サポート体制 5点 (受験コンサルタント、寮制度)
講師の質 4点 (プロ講師による質の高い指導)
総合スコア 4.0点
項目 | 内容 |
料金 | 121,770円~(1学期分一括) |
教室数 | 32校舎 |
指導形態 | 55段階個別指導 + 科目別能力別授業 |
オンライン対応 | あり(四谷オンライン校) |
特別施設 | 寮完備(四谷校・札幌校) |
主な特徴 | ・ダブル授業システム ・受験コンサルタントによる相談 ・全校舎駅近 |
最新の合格実績データ
四谷学院の合格実績は、四谷学院公式ホームページなどからチェックすることができます。2025年の合格実績は、東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学、一橋大学、東京工業大学、北海道大学などなど多岐にわたります。
カリキュラムの特徴と強み
四谷学院のカリキュラムは、レベルに合わせた55段階のカリキュラムを使った個別指導と、科目別能力別にふりわけて行われる予備校形式のカリキュラムのダブル授業がポイントです。個別指導でマイペースに勉強を進めつつ、予備校形式の授業で周りの仲間と切磋琢磨しながら高いモチベーションで受験に臨むことができます。
サポート体制の詳細
四谷学院では、受験コンサルタントに進路や勉強の相談にのってもらえるほか、入試情報ガイダンスや保護者・三者面談の充実でしっかりと受験の計画を進めていくことができます。自習室や寮もありますから、受験を万全の体制でサポートしてくれます。
オンライン対応状況
四谷学院は、通塾して学ぶだけでなく、オンライン個別指導にも対応しています。新宿区四谷にある四谷学院オンライン校には、全国どこからでも、海外からでも授業の受講が可能です。
教室数や通いやすさ
四谷学院は全国に32校舎の施設を持っています。校舎はすべて駅近で通いやすい環境ですが、四谷校と札幌校には四谷学院専属寮も整備されていますから、大学受験合格を生活からまるごとサポートしてもらうことができます。四谷校と札幌校以外でも、提携寮の利用が可能です。
公式サイト
https://www.yotsuyagakuin.com/
4位 進学個別指導のTOMAS
受講費用 1点 (月額5万円~)
対応科目範囲 4点 (全教科+志望校対策)
サービスの特徴 5点 (逆算式カリキュラム、完全マンツーマン)
サポート体制 4点 (担任制、定期面談、電話報告)
講師の質 5点 (難関大学出身者中心)
総合スコア 3.8点
項目 | 内容 |
月額料金 | 50,000円~ |
教室数 | 86教室 |
指導形態 | 完全マンツーマン指導 |
オンライン対応 | あり(独自システム) |
合格実績 | 東大18名、京大7名など |
主な特徴 | ・志望校からの逆算式カリキュラム ・持ち込み教材可 ・担任社員による定期面談 |
最新の合格実績データ
進学個別指導のTOMASでは、公式ホームページから合格実績を見ることができます。東京大学18名、京都大学7名、東京工業大学9名…など、個別指導における合格実績の高さには定評があります。
カリキュラムの特徴と強み
進学個別指導のTOMASは、オーダーメイドカリキュラムで学習を進めていきます。カリキュラムは、志望校や併願校を決めてから逆算式で組み立てられますから、より具体的で結果が出やすい形になっているのが特徴です。季節講習なども充実しているので、学習状況に合わせて学びを深めていきます。
サポート体制の詳細
進学個別指導のTOMASでは、担任社員による定期的な生徒面談・保護者面談、さらには電話報告などが行われ、個別指導の状況をしっかり把握しながら受験期を過ごすことができます。持ち込み教材を使った指導も可能なので、より自分に適したやり方で学習を進めていくことができます。自習室の利用もOKとなっています。
オンライン対応状況
進学個別指導のTOMASでは、名門会Onlineとして対面授業と同品質のマンツーマンオンライン指導を提供しています。Zoomなどのアプリとは違う独自開発のオンラインシステムを使用しますから、よりリアルなオンライン授業を受けることができます。
教室数や通いやすさ
進学個別指導のTOMASは、全国に86の教室を構えています。それ以外にも名門会onlineというオンライン個別指導も行っていますから、最寄りの教室がない場合でも学ぶことができます。
5位 個別教室のトライ
受講費用 4点 (1コマ8,250円~)
対応科目範囲 4点 (全教科+医学部対策)
サービスの特徴 3点 (ブース型マンツーマン指導)
サポート体制 4点 (教育プランナー制、学習管理アプリ)
講師の質 3点 (講師の質にばらつき)
総合スコア 3.6点
項目 | 内容 |
月額料金 | 8,250円/1コマ(90分) + 入会金 |
教室数 | 約650教室 |
指導形態 | 個別指導(ブース型マンツーマン) |
オンライン対応 | あり |
合格実績 | 16,851名(2025年度) |
主な特徴 | ・教育プランナー兼教室長によるサポート ・医学部対策も充実 ・自習スペース完備 |
最新の合格実績データ
個別教室のトライの合格実績は、公式ホームページなどから確認をすることができます。2025年度入試では、大学入試の合格実績は16851名。東京大学や京都大学といった難関国公立大学をはじめ、早稲田大学、慶應大学といった難関私立大学への合格実績も多数あがっています。
カリキュラムの特徴と強み
個別教室のトライのカリキュラムは、生徒一人一人に合わせたオーダーメイドカリキュラムです。最新の受験情報や大学情報に精通した教育プランナー兼教室長が、合格に向けて効率の良い対策をアドバイスします。
サポート体制の詳細
個別教室のトライのサポートは、学習・進路相談はもちろんのこと、自習スペースの提供や学習管理アプリの提供など多岐にわたります。また受講スケジュールも都合に合わせて振替えができます。
オンライン対応状況
個別教室のトライでは、トライのオンライン個別指導塾により、双方向型のオンライン授業にも対応しています。
教室数や通いやすさ
個別教室のトライは全国に直営教室をおよそ650教室も展開しています。加えて、オンライン個別指導にも対応していますから、あらゆる要望に柔軟に対応することが可能です。
6位 トライのオンライン個別指導塾
受講費用 3点 (月額21,120円~)
対応科目範囲 4点 (全教科+演習教材)
サービスの特徴 4点 (AI理解度チェック、無料教材)
サポート体制 4点 (教育プランナー制、柔軟な振替)
講師の質 3点 (オンライン対応可能な講師)
総合スコア 3.6点
項目 | 内容 |
月額料金 | 21,120円(60分×月4回) |
合格実績 | グループ全体で17,276名(2023年) |
指導形態 | オンライン個別指導 |
教材特典 | ・30,000問以上の無料演習教材 ・6,000本の無料映像授業 |
主な特徴 | ・教育プランナーによるサポート ・AIによる理解度チェック ・対面授業への切り替え可能 |
最新の合格実績データ
トライのオンライン個別指導塾の合格実績は、公式サイトからチェックすることができます。2023年の大学入試合格実績は、トライグループ全体で17276名。東大・京大や早稲田・慶應といった難関私立大学など多数の実績があります。
カリキュラムの特徴と強み
トライのオンライン個別指導塾カリキュラムは、教師とのマンツーマン授業であり、30000問以上の無料演習教材や6000本の無料映像授業などが利用できるという点にあります。理解度もAIを使って簡単にチェックできますから、確実に学びを定着させることができます。
サポート体制の詳細
トライのオンライン個別指導塾は、学習や進路に関するあらゆる相談に乗ってくれる教育プランナーの存在が心強いです。オンラインから対面授業への切り替えも簡単で、スケジュールの振替なども柔軟に対応してくれます。
教室数や通いやすさ
トライのオンライン個別指導塾は、個別教室のトライの系列校となっており、教室数はおよそ650教室ほどとなっています。オンラインですから通学時間はかからず、対面指導に変えたいという場合でも最寄りの個別教室のトライを探しやすくなっています。
公式サイト
https://www.try-online.jp/kobetsu/
7位 個別指導スクールIE
受講費用 2点 (月額26,010円~
対応科目範囲 4点 (全教科+動画授業)
サービスの特徴 4点 (やる気スイッチシステム)
サポート体制 4点 (目標達成ミーティング、返金制度)
講師の質 3点 (講師の質にばらつき)
総合スコア 3.4点
項目 | 内容 |
月額料金 | 26,010円~(週1回90分) |
教室数 | 1,100以上 |
指導形態 | 個別指導 |
オンライン対応 | あり(1:1または1:2) |
主な特徴 | ・「やる気スイッチ」で有名 ・プロ講師の動画授業見放題(オプション) ・定期的な模擬テスト実施 |
最新の合格実績データ
個別指導スクールIEの合格実績は、個別指導スクールIE公式ホームページなどで確認することができます。東大・京大はもちろん、慶應大学、早稲田大学といった難関私立大学への合格実績も多数あがっています。
カリキュラムの特徴と強み
個別指導塾スクールIEでは、オーダーメイドカリキュラムを作ってもらうことができます。オプションでプロ講師の動画授業が見放題になるほか、季節ごとの講習も充実。学力の定着は、頻繁に行われる学力診断テストでしっかりチェックすることができます。
サポート体制の詳細
模擬テストや目標達成ミーティングといった学力の定着度合いをチェックする仕組みが充実しています。また、万が一退会する場合には授業料の返金が受けられたり、クーリングオフ制度が利用できたりします。個別指導の内容も指導報告書でしっかりチェックできますから、保護者も安心です。
オンライン対応状況
個別指導塾スクールIEでは、専用オンライン学習システムの利用が可能です。マンツーマン指導のほか、1:2の授業をインターネットを通じて受けることができます。
教室数や通いやすさ
個別指導塾スクールIEは、全国に1100以上もの教室を展開しています。教室によってはスクールバスが出されているところもあるので、通いやすさも抜群です。
公式サイト
https://www.schoolie-net.jp/
8位 明光義塾
受講費用 4点 (月額16,500円)
対応科目範囲 4点 (全教科+英検対策)
サービスの特徴 3点 (MEIKO MUSE映像授業)
サポート体制 3点 (定期カウンセリング、家庭学習サポート)
講師の質 3点 (大学生中心)
総合スコア 3.4点
項目 | 内容 |
月額料金 | 16,500円(90分×月4回)+ 諸経費 |
教室数 | 1,700以上 |
指導形態 | 個別指導 |
オンライン対応 | あり(MEIKO MUSE) |
合格実績 | 国公立大学1,632人(2025年) |
主な特徴 | ・入試選抜方式別の対策 ・オンライン学習アプリ活用 ・家庭学習サポート充実 |
最新の合格実績データ
明光義塾の合格実績は、明光義塾公式ホームページなどからチェックすることができます。2025年の大学合格実績は過去最高の実績となっており、国公立大学合計1632人、東京大学をはじめ、京都大学、大阪大学、名古屋大学などさまざまな大学に合格者が出ています。早稲田大学や慶應義塾大学など、私立難関大学への合格も多数報告されています。
カリキュラムの特徴と強み
明光義塾のカリキュラムは、生徒一人一人に合わせたオーダーメイド。入試選抜方式に合わせた大学受験対策だけでなく、普段の定期テスト対策や英検対策ゼミ、季節講習なども行われています。
サポート体制の詳細
明光義塾では、定期的なカウンセリングによって学習の進み具合を確認することができます。またオンライン学習アプリを使って学習の理解度を可視化できます。そのほか、家庭学習のサポートサービスによって自己学習の質も高めることができます。
オンライン対応状況
明光義塾では、学習状況に合わせたコンテンツの組み合わせが可能です。その際にオンライン学習サービスを利用することができます。オンライン学習サービスのMEIKO MUSEは、個別指導と合わせてカリキュラム化することで苦手科目の克服や得意科目のレベルアップに役立ちます。
教室数や通いやすさ
明光義塾は、全国に1700以上もの教室があります。日本能率協会総合研究所調べによれば、個別指導の中での教室数・生徒数はナンバーワンとなっており、明光義塾がいかに通いやすく、多くの人に利用されているのかがわかります。
公式サイト
https://www.meikogijuku.jp/
9位 東京個別指導学院・関西個別指導学院(ベネッセ)
受講費用 2点 (月額3万円程度)
対応科目範囲 3点 (主要5教科)
サービスの特徴 3点 (オーダーメイドカリキュラム)
サポート体制 4点 (自習スペース、スケジュール調整可)
講師の質 4点 (ベネッセグループの講師陣)
総合スコア 3.2点
項目 | 内容 |
運営会社 | ベネッセグループ |
月額料金 | 約30,000円(高1・週1回の場合) |
教室数 | 268教室 |
対象エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡など |
指導形態 | 個別指導 |
オンライン対応 | 可能(リアルタイム双方向型) |
主な特徴 | ・個別指導実績35年 ・オーダーメイドカリキュラム ・柔軟な通塾スケジュール |
最新の合格実績データ
東京個別指導学院・関西個別指導学院の合格実績は、公式ホームページなどからチェックすることができます。2023年の入試実績では、東京大学、京都大学、大阪大学など、多数の難関大学への合格・進学実績が多数上がっています。
カリキュラムの特徴と強み
東京個別指導学院・関西個別指導学院では、一人一人の学習状況と目標に合わせたオーダーメイドカリキュラムを作成してくれるのが特徴です。大学受験はもちろんですが、内部進学や現状の学習状況などを踏まえたプランの作成が可能です。定期テスト対策から入試対策へとスムーズに移行する学習プランが、志望校合格や学校の評定アップを実現します。
サポート体制の詳細
東京個別指導学院・関西個別指導学院は、伸び悩む生徒さんやもっと効率よく学習をしたいと考える生徒さんに、勉強方法の改善をサポートするアドバイスを行います。教材もお子様に合わせて50種類以上もの中から選び出します。授業以外にも無料の自習スペースや柔軟なスケジューリングで、効果的な学習リズムを生み出します。
オンライン対応状況
東京個別指導学院・関西個別指導学院は、基本的には通学型の個別指導塾となりますが、都合に合わせてオンラインでも利用が可能です。オンライン個別指導はリアルタイム双方向型で、いつもの講師の授業を受けることができます。
教室数や通いやすさ
東京個別指導学院・関西個別指導学院は東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡などに268ほどの教室を展開しています。オンライン個別指導にも対応していますから、遠方の場合はオンライン指導を利用することも可能です。
公式サイト
https://www.kobetsu.co.jp/
10位 個別指導WAM
受講費用 5点 (月額9,200円~)
対応科目範囲 3点 (一般的な受験対策)
サービスの特徴 2点 (オーダーメイドカリキュラム)
サポート体制 3点 (自習サポート、スケジュール振替可)
講師の質 2点 (講師数が比較的少ない)
総合スコア 3.0点
項目 | 内容 |
月額料金 | 9,200円~ |
教室数 | 107直営教室 + フランチャイズ |
指導形態 | 個別指導 |
オンライン対応 | あり(独自システム) |
主な特徴 | ・自習サポート充実 ・前日までスケジュール振替可 ・多様な入試方式に対応 |
最新の合格実績データ
個別指導WAMの合格実績は、公式ホームページなどから確認することができます。2025年の実績は明治大学、横浜国立大学、昭和大学、法政大学、駒沢大学といった大学が並んでいます。
カリキュラムの特徴と強み
個別指導WAMのカリキュラムは、生徒一人一人の状況に合わせたオーダーメイドとなっています。一般入試に合わせた対策はもちろん、共通テスト入試対策、総合型選抜、学校推薦型選抜対策など、多岐にわたる入試方式に対応しています。そのほか、医学部受験や看護系学校、専門学校対策コースなども充実。定期テスト対策も行なっています。
サポート体制の詳細
個別指導WAMでは、自習室の提供だけでなく、自主学習の習慣をつける自習サポートも行なっています。受講スケジュールは前日まで振替が可能なので、突然のスケジュール変更にも柔軟に対応できます。
オンライン対応状況
個別指導WAMは通塾するタイプの個別指導に加え、オンラインでの個別指導にも対応しています。オンライン個別指導WAMでは、独自のオンライン授業専用システムを使用し、効率的に学習をすすめることができます。
教室数や通いやすさ
個別指導WAMは、107もの直営教室を持つ個別指導塾です。直営教室のほかにも、フランチャイズ教室も展開しているため、教室数はどんどん増加しています。自習室なども提供しており、授業の振替なども柔軟な対応が可能です。
高校生におすすめの塾・予備校選び方6つのポイント
学習目的の明確化
個別vs集団の学習スタイル選択
学習効果の違い
個別指導 | 集団指導 | |
---|---|---|
カリキュラム | 学習状況に合わせたオーダーメイドが可能。マイペースに学びを深められる。 | クラスの全員が同じカリキュラム。他人と足並みをそろえて学ぶ必要がある。 |
モチベーション | 他人と自分を比べられず、自分の状況が把握しづらい。学習が単調になりがちで、モチベーションが保ちにくい場合がある。 | ライバルの存在でお互いに切磋琢磨することができる。進路や勉強についての情報交換ができ、モチベーションを保ちやすい場合が多い。 |
志望校の合格実績
実績の見方のポイント
塾や予備校のホームページには、必ずといってよいほど合格実績や合格体験記などが掲載されています。数字が大きいほど、合格実績が高いように見えますが、ほとんどの場合優秀な生徒が複数の大学に合格したことをそのまま実績として組み込んでいます。受験者数はどれくらいだったのか、そのうち志望校に合格したのはどれくらいなのか?ということを人数ではなく割合で考えたほうが、合格実績の現実を把握しやすくなります。
現役合格と浪人合格の違い
現役合格と浪人合格でもっとも大きな違いといえるのが生活リズムです。現役合格の場合は高校3年生としての生活を送りながら、高校を卒業する年に受験をして合格を勝ち取りますが、浪人合格の場合は高校を卒業してからさらに一年受験勉強を続け合格を勝ち取ります。現役合格の場合は学校に通いながら受験勉強をしますが、浪人合格の場合は学校に通うことがなくなり、生活や学習のリズムが崩れやすくなります。
実績の信頼性の確認方法
塾や予備校の案内を見ていると、ほとんどと言って良いほど合格実績が紹介されています。東大○○名合格!などと書かれていると「スゴイ!」と思ってしまうかもしれませんが、その実績は本当にその塾・予備校の単独のものなのか、全校舎(グループ校も含む)のものなのか、などを見極める必要があります。全国各地に展開している大手塾や予備校でも、地域や講師の質によって実績が変わる可能性が高いです。100人生徒がいる塾で、10名が合格していた場合と、50人生徒がいる塾で、5名が合格していた場合、パッと見は10名合格している塾の方が実績があるように錯覚してしまうかもしれません。しかし、実際には、どちらも合格率は10パーセントで変わりがないのです。
総費用と予算
月謝以外にかかる費用の内訳
塾や予備校では、毎月の月謝以外にもさまざまな費用が発生します。塾や予備校によってかかる費用の内訳は異なりますが、入会金や教材費のほか、年会費などが発生することもあります。
季節講習の費用
塾や予備校では、通常の授業(講習)以外に、春季講習、夏期講習、冬季講習といった季節ごとの講習が行われる場合が多いです。多くの場合、これらの講習は別料金です。
教材費の目安
塾や予備校の教材費は、利用する授業数やカリキュラムによって異なります。1科目のテキストが1000円前後というところが多いですが、中にはスマホやタブレット、パソコンなどでPDFファイルをダウンロードして使うというケースもあります。ダウンロードしたデータは無料の場合が多く、画面を見ながら使用するのでも良いですし、必要に応じて自分で印刷をして使うというやり方もあります。
予備費の確保の重要性
塾や予備校の決まった授業を受けるスタイルだと、毎月の月謝も決まっているので、余計な出費は避けられます。ただし、季節の講習をプラスしたり、定期テスト対策や英検などの講座を急に受けたくなる場合などもあるでしょうから、通常の費用に+アルファの費用を予備費として用意しておくと安心です。多くは数千円程度の出費ですが、季節の講習などは数万円単位で申し込みとなる場合もあります。
立地とアクセス
通学時間の目安
塾や予備校を選ぶ場合、通塾時間も重要なポイントです。特に現役の高校生の場合は、通塾時間に余裕がない場合も多いでしょう。家から30分以内で通える立地の塾・予備校を利用している人が多いです。
部活動との両立を考慮した位置関係
部活動と勉強を両立させたいという場合は、部活動のスケジュールに対応できる塾・予備校を選ぶ必要があります。個別指導やオンライン塾の場合は時間に融通をつけやすくなります。
オンライン授業の選択肢
忙しい高校生の場合、塾に通う時間がない!というケースが多く見られます。また、遠方の塾の場合は、帰宅がかなり夜遅くなってしまう場合も。オンライン授業ならば、家にいながら授業を受けられるので安心です。塾によっては、通塾とオンラインが併用できるところもあるので、使い分けるのもおすすめです。
体験授業での相性確認
体験授業で確認すべきポイント
塾や予備校では、入校前にお試しで実際の授業を体験できる場合がほとんどです。体験授業では、授業内容のわかりやすさをチェックするのはもちろん、クラスの雰囲気や、塾・予備校の立地についてもしっかり確認しておきます。
講師との相性の重要性
また、多くの塾や予備校では、プロの講師が指導にあたりますが、どんなに有名な講師でも、人それぞれ合う・合わないということがあります。したがって、体験授業では、講師との相性をしっかり見極めることが必要です。
教室の雰囲気のチェック
塾や予備校の体験授業に参加したら、次の点をチェックしておきましょう。
□授業の流れと指導形態
□クラスの雰囲気(やる気が感じられるか、質問などはしやすいか)
□教室の清潔感
□校舎外の環境(人通りや治安。駐輪場・駐車場の有無など)
高校生におすすめの塾・予備校の費用を解説
【学年別費用相場】
具体的な金額
高校生で塾や予備校に通った場合、一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか。文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」によれば、公立高校の1年生で263000円、2年生で351000円、3年生で450000円だそうです。学年が上がるほど費用は高くなります。
年間でかかる総額の目安
先にあげた公立高校の高校生の学習塾費用で、3年間塾に通った場合、合計金額は1064000円となります。ちなみに、これが私立高校に通う高校生の場合は、さらに費用が高くなり、3年間の学習塾費用総額は30万円ほどアップします。
学年による費用
高校1年生から3年生にかけて、学習塾の費用が徐々に高くなるのは、受験対策でさまざまな費用が発生するためと考えられます。大学受験が視野に入る高校2年生から3年生にかけては、通常の授業に加え、受験対策とされるさまざまな講座を受ける機会が増えてきます。模試なども増えるため、学年が上がるごとに学習塾費用が増加する傾向にあるというわけです。
【費用内訳】
入会金
多くの学習塾では、入会時に入会金が必要になります。金額は塾によってまちまちですが、だいたい10000円〜となっていることが多いです。タイミングによってはキャンペーンなどが行われて、入会金が割引になっていたり、無料になるケースなどもあります。
月謝
学習塾の基本的な授業代金として毎月支払うのが月謝です。授業1コマが数千円となっている場合や、毎週1回月4回の授業でまとめて数千円、という設定になっているところもあります。最近の学習塾(特に個別指導)では、オーダーメイドカリキュラムを導入しているところが多く、個別カリキュラムの内容によって月謝が変わってきます。
教材費
入会金や月謝とは別に、授業で使用するテキストなどの教材を別途購入する場合に必要な費用です。オンライン指導の場合などは、教材は画面で確認したり、PDFをダウンロードして自分で印刷したりすることもあります。その場合は、教材費用は無料となっているところが多いです。
模試代
学習の定着をチェックするため、あるいは入試のトレーニングも兼ねて「模擬試験」ほとんどの塾では模擬試験への参加が促されます。模擬試験の費用は通常の授業料とは別に支払います。相場は6000円前後という場合が多いです。
季節講習費
春休みや夏休み、冬休みといった長期休暇に合わせて、季節ごとの講習を実施する塾が多いです。季節講習と呼ばれるこれらの講習は通常の授業とは別で行われるため、費用も別途必要になります。参加は希望者のみで、普段から塾に通っている生徒は割引が効く場合などもあります。
【費用を抑えるポイント】
早期入会割引の活用
高校に入って、勉強に不安を感じ始めてから塾通いを考える人が大半と言われていますが、人よりも早く入塾することで、入会金や授業料に割引をきかせてくれる塾もあります。早期入会割引、などと呼ばれる制度で、割引の内容はさまざまですが、入会金が無料になったり、月謝が少しだけ安くなるなどの特典があります。
兄弟割引の利用
兄弟で同じ塾に通う場合、兄弟割引がきく塾も少なくありません。やはり割引内容はさまざまですが、入会金や月謝に割引が適用されるケースが多いです。
公的支援制度の活用
あまり知られていませんが、実は学習塾の費用に公的支援制度が活用できる場合があります。お住まいの地域で利用条件に当てはまるものがないか、一度チェックしてみると良いでしょう。
オンライン授業の選択 →具体的な節約額を示す
塾の費用を安くするため、オンライン塾を利用するという方法もあります。通塾するタイプの塾と、オンラインの塾では、ほとんどの場合オンライン塾の方が費用が安くすみます。従来の通塾タイプの塾の場合、月謝は30000円くらいからが相場なのに対し、オンラインタイプの塾では月謝は10000円程度からが相場となっています。塾やカリキュラムによって費用はかなり差がありますので一概には言えませんが、通塾では月謝以外にも交通費などがかかりますから、実際の差額はもっと広がり、節約につながります。
まとめ
選び方の重要ポイント
塾や予備校を選ぶ際のポイントは以下の通り。
・定期テスト対策なのか受験対策なのか、目的に合ったカリキュラムがある塾・予備校を選ぶ
・無理なく通塾できる立地の塾・予備校を選ぶ
・周辺環境(治安や駐車場・駐輪場の有無)もしっかりチェックする
・オーダーメイドカリキュラムでしっかり学習するなら個別指導タイプ
・仲間と切磋琢磨しながら学習を深めたいなら集団指導タイプの塾・予備校を選ぶ
・講師との相性を確認する(わかりやすさや親しみやすさ、質問のしやすさなど)
費用対効果の考え方まとめ
塾や予備校の費用を抑えたいなら、通塾タイプの塾よりもオンライン学習の塾の方が断然安く利用できます。ただし、オンライン学習の塾は、日頃から自分で学習する習慣がついていない人には活用が難しい場合もあります。塾の教室に行くことで強制的に自分を勉強モードに切り替えるというタイプの人は、やや割高でも通塾タイプの塾に通う方が効果が出やすいようです。
実際の選び方の手順を示す
高校生が塾や予備校を選ぶ場合、まずは口コミや公式ホームページなどをチェックして、条件に見合う塾・予備校をピックアップします。ほとんどの塾・予備校は無料で体験ができるので、まずは無料体験をしてみましょう。無料体験では、クラスの雰囲気、講師との相性、塾の内外の環境や、アクセスのしやすさなどをチェックします。