わが家の食費の目標設定額
わが家は私と夫、小学生と2歳の子どもの4人家族です。わが家における1カ月の食費の目標額は、普段の食事や子どもたちのおやつ代はもちろん、夫と私のお弁当、外食費、お米や調味料をすべて含めて6万円で設定していました。節約を念頭に置いて買い物をしていたつもりですが、毎月数千円オーバー……。
何とか、この食費をもう少し安くできないものかと、YouTubeやInstagramの検索履歴は「節約レシピ」ばかり。検索した節約レシピにしようと思って買い物に行ったのですが、レシピ通りの食材をきっちり揃えようとなると、調味料も含めると意外と金額が高くなってしまったり、レシピで使って余った食材を腐らせてしまったりと、節約にならないこともよくありました。
新型コロナを気にして買い物を最小限に
今まで、買い物は週2~3回で、ちくわひとつを買うつもりが、「あ、これも安い」「これおいしそう」と、結局買い物かごが満杯なんてことも多々。しかし、新型コロナウイルスが流行りだしてから、スーパーに行く頻度を減らしたいので、買い物は週に1回、まとめ買いをすることに。
スーパーに行く前には必ずチラシをチェックし、特売品を中心に1週間の大体の献立を立て、1週間分の主菜と副菜2品に使う食材だけを買うようにしました。1週間のなかで、牛乳や食パン、納豆やヨーグルトなどが途中でなくなったときだけ追加で買い物に行きます。こうすることで、無駄な買い物をすることがなくなりました。
1カ月の食費が6万円から4万円に
スーパーでの買い物を週に1~2回にしてまとめ買いをするようになってから、毎月6万円かかっていた食費が4万円前後で収まるようになってきました。新型コロナウイルス流行後も、外食には行かなくてもテイクアウトはしていたので、外食分が減ったわけではありません。
以前のように、無駄な買い物をしなくなったこと、1週間分の献立を立てて食材を使うことが、わが家の節約の大きなポイントになったと思います。以前は残った食材を腐らせてしまうこともありましたが、この買い物の仕方で食品ロスもゼロになりました。
食費を節約するには、節約レシピを調べて作ることも大事ですが、私の場合は買い物の仕方を工夫することが食費の節約につながりました。スーパーに行くと、ついつい余計な物まで買ってしまうので、スーパーに行く頻度を減らすことで、食費の節約・フードロスの削減になっています。浮いた2万円を貯金しているので、使い道を考えるのが、今の楽しみです。
監修/助産師REIKO
著者:吉川 みきな
12歳女の子と2歳男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。