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「子どもに苦労をかけたくない」人生100年時代!老後に備えて節約を始めたら暮らしがシンプルに

先の見えない今の時代。老後のことを考えておいて損はないはず! 特にアラフィフ世代にとって“老後”はそう遠くない未来。子どもに苦労をかけないためにも、自分たちの分は自分たちでなんとかしたい。そう思っていた矢先、息子から「老後の面倒は見ないから自分で準備してね」と厳しいお言葉が……。はいはい。もちろん苦労をかける気はないですよ。こうして老後資金を貯めるべく、私の節約生活がスタートしました。その詳細をお伝えします。

 

無理はしたくないし暮らしを変えたくない

とはいえ、何から始めたら良いのやら。無理な節約をしたり、今の暮らしをガラッと変えたりすれば、あっさり挫折するのは目に見えている……。さんざん悩んだ私が出した答えは、「とりあえず健康でいるために努力しよう!」ということ。

 

健康でいれば病院代に薬代、もろもろの医療費を抑えられます。それに今は、高齢者の就労が歓迎されてきている時代。健康でいれば定年を過ぎても働き続けられ、働けば働いた分だけお金がもらえます! なので、“健康でいること”は、やっぱり“節約”や“老後資金の貯蓄”につながるように思います。

 

そこで私は散歩がてらにウォーキングしたり、ジムに通ったり……と適度な運動を心がけるようにしています。それと同時に、ゆっくりゆったりと過ごして、なるべくストレスをためないように心がけています。ジムでは運動だけでなく、スパでまったりするのが私のお気に入りです。

 

買い物は娘と一緒に行って徳用パックをシェア

そんなことを言いつつも、日々の出費を抑えていくことももちろん大事。生きていれば、どうしたって食料品や日用品は買わなければなりません。買えばお金がかかります。そんな当たり前の出費をどうやって抑えよう? 買い物に行く回数を減らすというのも一つの手段かもしれません。でも私の場合、ちょっと違う方法を選びました。

 

私が選んだ節約方法は、すでに嫁いでいて近所に住む娘と一緒に買い物に行くこと。そうすることで肉や魚、野菜などを始め、トイレットペーパーなどの日用品も、たくさん入った徳用パックで購入できるんです。そして、それを2つの家庭でシェアすれば、通常サイズを買うよりだいぶお得! シェアってき! すごく良い節約になって本当に助かっています。

 

でも、うれしいことはそれだけではありませんでした。娘との買い物には、さらなるメリットが。娘は、時々実家に来ては冷蔵庫の中や日用品のストックをチェックしてくれていたのですが、私が家にあるものをうっかり買ってしまいそうになると、「まだ買い置きがあったよ!」と注意してくれるんです。おかげで、だいぶ買い過ぎが減りました!

 

 

いらないものを片付けていく生活

もう一つ、節約のために私が実践しているのは、片付けです。これもまた、娘に「いらないものが転がっている家」と言われたのがきっかけでした。「家って、いらないものだらけ?」とちょっとショックでしたが、客観的なご指摘をありがたく受けとめ、家の中を見直してみました。

 

すると、「なんて無駄な暮らしをしていたんだ!」と反省することばかり! 冷蔵庫には消費期限ぎりぎりの食材がぎっしり詰め込まれ、洋服も古くさくてもう着られないものがわんさか。他にも「何かに使えそうだな」と思って取っておいて、そのままお蔵入りしたものがいっぱいありました。

 

なんとなく“もったいない”精神が染み付いていて、物を捨てられなかった私。けれど、使わないものを取っておくのはスペースの無駄。物にとってもほったらかしのままなんて、むしろかわいそう。そんなふうに考えを変えたら、使わないもの、いらないものは手放そうと思いました。使えそうなものはリサイクルへ。思い出の品物も、写真に収めてそれで良しとしました。家の中から無駄なものをなくしていったら、なんだか物を増やしたくなくなり、暮らしもシンプルになったような気がします。

 

まとめ

私は来るべき老後に備えて、少しずつ節約生活に入りました。人生100年時代に突入しつつある今。私たちを待っている老後の時間は、きっと昔よりだいぶ長い……。だからこそ、そのときになって焦ったり、子どもたちに苦労をかけたりすることのないように、自分のことは今のうちから自分でしっかり考えて備えていきたいです。

 

大胆な節約は苦しくなってしまうからできないけれど、 ちょっとの努力とちょっとの工夫なら私にもできました。“無理なく、無駄なく”が私流。長い老後を楽しく心穏やかな日々にするために、そんな私流の節約生活をこれからも頑張っていきます。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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著者:栞 みさこ

50歳を過ぎてから、なんとなくぽっちゃりしてきた戸惑いレディ。

 

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