こんにちは。ママライターの半田あきらです。私は不妊治療をして子どもを授かったひとりです。今回は、不妊治療のなかでも、とくに印象深い「子宮卵管造影検査」について、私の体験談をお伝えします。
不妊治療はなかなか成果が出ずに……
地元の産婦人科から、大きな生殖医療センターへ移っても不妊の原因も見つからず、毎月のように行っていた治療。半年もすると、医師から「こうした治療法がありますがどうですか」と案内されたのが「子宮卵管造影」という検査でした。
子宮卵管造影検査は「卵管がきちんと通っているのか」を調べる検査です。ただ、そのために造影剤を卵管に通すので、卵管が狭まっていた場合は、卵管を拡張し、結果としては妊娠しやすくなる「治療」でもある、という説明でした。
私が体験した子宮卵管造影検査の流れ
私の通院していた病院では、予約者数人が順番に検査を進めて行くという方法でした。そのため、私が検査を行った日には同時に5人の方がいました。
まずはバルーンを膣内に挿入、これは違和感があるものの、まったく痛くはありません。そして、レントゲン室へ歩いて移動します。順番が来ると室内で検査です。
私の場合は造影剤が注入されるに従い、感じたことのないくらい体の内部が痛くて、熱くて、呼吸すらできないほどでした。
子宮卵管造影検査は痛いの?痛くないの?
ところが、私と違って一緒に検査した人の反応はさまざまでした。私が平気だったバルーン挿入でぐったりとしてしまった方もいれば、検査後も平然としている方もいました。
聞いてみると、5人しかいなかったというのに反応は本当にバラバラでした。私はというと、検査後も重苦しい痛みを3日程引きずってしまい、仕事にも影響して大変でした。
子宮卵管造影検査のあと、私は妊娠することができたので、治療が功を奏したのかもしれません。痛みは人それぞれ。「やってみなくちゃ分からないこわさ」はありますが、治療としては成果があったのかなと思いました。(TEXT:ママライター半田あきら)
【関連記事】
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。