吐き気をもよおすほどのひどい肩凝り
私の仕事には、パソコンはもちろんスマホやタブレットも欠かせません。これらを使い毎日の業務に追われていたら、いつの間にか首や肩が痛くてどうしようもなくなってきました。ひどいときは吐き気をもよおすほどです。肩や首を触ると「え! 何これ? まるで鉄板じゃない? 」というほどカチコチで、自分のことなのに引いてしまいました。
それからその場しのぎで、薬局で購入した漢方薬を飲んだり、自宅でストレッチをしたりしてみたものの、大した変化は感じられず……。症状がここまできてしまったら、やはり整体や整形外科にお世話にならないといけないのかしらと考えました。しかし過去に通ったときのことを思い出すと、施術を終えた直後は良いけれど、またすぐに凝りが復活し、そのうち通院から足が遠のくのが常でした。
だったら運動? いやいや、この運動が苦手な私がさっそうと動き回ってスポーツをするなんて想像がつかない。逆に体のどこかを痛めてしまいそう、なんて考えながら歩いていると、いつも利用している公共施設の掲示板に、ピラティス教室の会員を募集するチラシが貼ってあるのが目に入りました。
いざ! ピラティス教室体験に参加
チラシの説明をよく読んでみると、ピラティスは体幹“インナーマッスル”を鍛えられるとのこと。そういえば昔行った整体で、「筋肉が付きにくい体質ですね。肩凝りの原因の1つとして、筋肉量が少ないことも挙げられますよ」 と言われたことを思い出しました。運動は苦手な私でしたが、この肩凝りをどうにかしたいという一心で、チラシの連絡先に問い合わせました。
そして、早速次のレッスンから参加することに。タオルとヨガマット、水筒もバッグに入れて準備万端。高額なスポーツ用品は必要なく、手軽さがとても魅力的でした。教室に入ってまず真っ先に、肩凝りがひどいことを先生に相談。すると先生は、今日は肩甲骨をしっかり動かして肩凝りの原因となっている凝り固まった筋肉をほぐしましょうとアドバイスをくれました。
レッスン中は先生の動きや呼吸に合わせて自分の体を動かすので精一杯。約1時間のレッスンが終わると汗だくでした。体全体、そして肩甲骨を重点的に動かすことができたからか、肩や首のつらさが緩和され、気持ちまでスッキリ! これなら私も続けられると考え、入会の手続きをして教室をあとにしました。
ピラティスを始めて半年、その後の変化
あっという間にピラティスを始めて半年が過ぎました。レッスン後の筋肉痛はつらいですが、凝りがほぐれたスッキリ感は癖になります。
先生は、毎回負荷をかける部位が異なるように工夫してメニューを組んでくれているようで、筋肉痛になる箇所が毎回違います。今回は股関節、前回は肩だったな、その前は腹筋に来たなと自分でも動かしている箇所がだんだんわかるようになり、それもまた楽しみの1つになりました。また、先生がレッスン中に挟むトークも楽しくて、一緒に学ぶ仲間もとても気さくな方たちです。
ある日鏡の前で何げなく自分を見ると、肩のラインがなだらかに下がっているように見えました。この変化にびっくり! 肩凝りがひどかったときは、たしか肩が盛り上がっているようなラインだったはず。これはピラティスのおかげかもしれないとうれしい気持ちになりました。肩や首の凝りはまだありますが、そんなときは教室で習ったメニューを思い出して自宅でピラティスをします。ピラティス未経験のときより、凝りが取れるのが少し早くなってきたように感じています。そして、自分自身で体の不調を改善できることが何よりの喜びです。
まとめ
今や習慣となり、ピラティス教室をお休みしたときは、体の調子が良くないなとわかるぐらいになってきました。肩凝りはかなり改善され、先生や仲間とのおしゃべりも楽しみとなり、気持ちも上がって楽しく通っています。運動が苦手な私でも続けられるピラティスに出合えて、本当によかったです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:小幡 れいこ/40代女性。出張ベースで海外に出るようになり、その後、移住して就職・結婚・出産を経験。日本に引っ越ししてから未だ浦島太郎状態が続いている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
関連記事:「好きな服が着られない」2人出産で20kg増の40代が見つけた5年続けられた運動習慣とは
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!