【医師監修】妊娠中の基礎体温グラフの見方

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

さて、基礎体温を3カ月つけたところであなたのグラフはどのようになりましたか? ここではホルモンバランスのいい理想的な基礎体温のグラフと妊娠しやすい時期の見分けかたについてお伝えします。

 

 

理想的な基礎体温グラフ

ホルモンバランスが良いと、グラフは「高温期」と「低温期」の2相に分かれます。生理が始まってから排卵日前後までが低温期、そこからぐっと体温が上昇して高温期に入り、次の生理まで続きます。この、低温期から高温期に移行するときが排卵期になります。基礎体温をつけることで、排卵の有無や次の生理日を予測できたり、妊娠しやすい時期を特定できたり、妊娠したかどうかも早期にわかるようになります。

【医師監修】妊娠中の基礎体温グラフの見方

 

 

 

排卵日2日前が最も妊娠しやすい

排卵日当日よりも前の性交のほうが、妊娠の可能性が高いと言われています。最も妊娠する可能性が高いのは排卵の2日前。排卵日はすでに妊娠率が低下しています。そして、妊娠可能な日数は1周期に5〜6日。その期間に精子と卵子が受精するためには、排卵日を予測する必要があります。基礎体温表は排卵日を予測する1つの目安です。より、正確な排卵日を知りたい場合は、婦人科で超音波検査やホルモン検査を受けるたり、排卵日検査薬で知る必要があります。

 

 

 

 

専門家に無料で相談できます

自分だけではどうしても解決できない不安やお悩みは、助産師・管理栄養士などの専門家に個別相談してみませんか?


\ この記事にいいね!しよう /
現在ログインしていません。ログインしますか?
シェアする

妊娠前に見ておきたい動画
もっと見る
あわせて読みたい記事
もっと見る
この時期に気になるQ&A
もっと見る

ベビカレアプリ
新コーナー!

✨今すぐ✨
チェック →