妊娠検査薬を使うタイミング

妊娠すると、尿の中にhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌されます。妊娠検査薬はこのホルモンの濃度を測ることで妊娠を調べます。ただし、受精してもうまく子宮内膜に着床できず、妊娠が成立しない「化学的流産」もよく起こります。

従って、あまり早い時期に妊娠検査薬を使うと陽性反応が出ているのに妊娠が確認できないことがあります。目安としては、生理が1週間以上遅れてから使うといいでしょう。妊娠検査薬で陽性反応が出たら、その翌週頃に産婦人科を受診すると、胎児の入っている袋(胎のう)が確認できます。この胎のうが見られれば、子宮外妊娠の心配は少なくなります。

 

 

子どもが欲しいと思ったら、早めに妊娠計画を

「結婚はしたけど、夫婦2人の生活も楽しみたいし、子どもはまだ先でいいわ」と考える人も多いでしょう。しかし、30代で結婚し「いずれは子どもを」と考えているなら、できるだけ早めに妊娠にトライしましょう。

 



30代後半になると、妊よう率(受精・着床する確率)はガクッと下がります。その頃に「不妊かも?」と慌てて受診しても、不妊検査だけでもあっという間に1年以上過ぎてしまい、治療を含めれば2~3年かかってしまうことも稀ではありません。そして、40歳を過ぎると卵巣機能が低下し、妊娠がかなり困難になります。

芸能人や有名人の高齢出産や、進化する不妊治療技術の報道を見ると「高齢出産なんて過去のもの。産む気になったらいつでも産めるわ!」と思うかもしれません。肌や気持ちは若く保てても、体の機能の老化は避けられません。子どもを望むならぜひそのことを頭を入れて、将来計画を立ててみましょう。

 

(監修/天神尚子先生

 

 

2015/07/07


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