さまざまな支払方法が選べるという点は、Amazonの魅力の一つです。クレジットカードを使わず、近くのコンビニで支払いを済ませている方もいるのではないでしょうか。
しかし、Amazonの買い物に対してコンビニ支払いができない場合があることをご存知ですか?
今回の記事では、Amazonでコンビニ払いができないケースとその対処法、おすすめの代替案について解説します。
コンビニ支払いができないケースを事前に理解しておけば、いざというときに慌てずに済みますので、ぜひ参考にしてください。
Amazonでコンビニ支払いが選択できないのはなぜ?原因や見分け方
Amazonでコンビニ払いができないケースは、大きく分けて以下の3つです。
- コンビニ支払い対象外の商品を購入する場合
- 支払い方法に制限を設けている商品を購入する場合
- 支払い期限を過ぎている場合
それぞれの詳細について、順番に確認していきましょう。
コンビニ支払い対象外の商品を購入する場合
Amazonで販売されている商品の中には、コンビニ支払いの対象ではないものがあります。
その商品がカートに含まれていると、コンビニ払いを含む「前払い」が利用できません。
前払い(コンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払い、電子マネー払い)ができない商品は、次の通りです。
【前払い不可の商品】
- Amazonマーケットプレイス出品者が販売および発送する一部の商品
- お急ぎ便やお届け日時指定便利用の注文
- Amazon定期おトク便の注文
- Amazonフレッシュでの注文
- 支払い方法に制限を設けている商品
- Amazonギフト券(チャージタイプ以外)
- Amazonコイン
- デジタルコンテンツ(Kindle電子書籍、デジタルミュージック、Androidアプリやアプリ内課金アイテム、Amazon Prime Video、ならびにデジタルゲームやダウンロードソフトウェアなど)
- 合計金額が500,001円以上の注文
- 高額な時計
- 登録の住所に送付されるほしい物リストの商品
Amazonマーケットプレイスの商品の一部
Amazonマーケットプレイスとは、Amazon以外の第三者が出品者として販売を行う売り場のことです。
Amazonが発送を代行している場合と、マーケットプレイスの出品者が発送する場合があります。
マーケットプレイスの出品者が自身で発送する場合、支払い方法も出品者が指定するため、コンビニ支払いに対応しない場合があるのです。
その場合は、コンビニでの支払いは選択できません。
他の出品者からの商品、もしくはAmazonが販売している商品を選びましょう。
お急ぎ便やお届け日時指定便利用の注文の支払い
Amazonが販売している商品でも、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」を指定すると、コンビニでの支払いができなくなります。
「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」ではなく通常配送にすれば、コンビニ支払いが可能です。
高額商品の支払い
コンビニ払いの上限金額は30万円までです。Amazonの購入画面ではギフト券など合計金額が50万円までの高額な商品も選べますが、コンビニ払いはできません。
このほか、「Amazon定期おトク便」の支払いや、「Amazonフレッシュの支払い」「デジタルコンテンツ」なども、対象外になります。
誰かの「ほしい物リスト」の商品を購入してあげるときにも、コンビニ払いは利用できません。
予約受付中の商品には支払い方法の制限がかかる
「支払い方法の制限を設けている商品」とは、例えば発売前の商品を予約注文する場合が該当します。
前払いが選べない場合はチェックボックスがグレーになり、チェックすることができません。
どの支払い方法が利用できるのかは支払い方法の選択画面で確認できますので、前払い以外の支払い方法を選択してください。
支払い期限が過ぎている
コンビニ払いをするためには、Amazonからの「支払番号お知らせメール」内にある「お支払番号」が必要です。
そして、支払い期限は「支払い番号発行日から5日後の23:59まで」となっています。
支払い期限を過ぎてしまうとお支払い番号は無効となり、コンビニで支払えなくなってしまうのです。
注文は自動的にキャンセルになってしまいますので、支払番号お知らせメールを受け取ったらすぐに払いに行きましょう。
Amazonでコンビニ支払いができない商品の場合の対処方法
続いては、コンビニ支払いができない時の対処方法について解説していきます。
対処法は、以下の3つです。コンビニ払いができないケースに応じて使い分けましょう。
- Amazonが発送する商品を買う
- 配送方法を変更する
- 他の支払い方法を検討する
Amazonが発送する商品を買う
マーケットプレイス出品者の商品がコンビニ払い対象外だった場合は、同じ商品をAmazonが直接販売していないか確認してみましょう。
Amazonが販売している商品であれば発送もAmazonが行うため、コンビニで支払えます。また、出品者が販売する商品であっても、発送をAmazonが行っていればコンビニ払いの対象です。
販売者・発送者の情報は、商品の詳細ページで確認できます。
例えばこちらの商品の場合、出荷元と発送元が「Amazon.co.jp」と「Amazon.co.jp以外」の2社記載されています。
このように、商品の中には複数の出品者から出品されている場合がありますので、コンビニ払いを選べなかった場合はAmazon販売もしくはAmazon発送の商品を選びましょう。
配送方法を変更する
前述した通り、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」はコンビニ払いができません。
ですが、配送方法を通常配送にすれば、コンビニでの支払いが可能になります。
急を要するものでない場合は、配送方法を変えてみましょう。
他の支払い方法を検討する
上記2つの対応が難しい場合は、コンビニ払い以外の支払い方法を検討しましょう。
クレジットカードを持っていない方や使いたくない方は、次の2つの方法がおすすめです。
- デビットカード
- Amazonギフト券
それぞれの特徴を解説します。
デビットカード
デビットカードは銀行口座と連結していて、カードの利用と同時に自分の口座から利用金額が引き落とされる仕組みのカードです。
クレジットカードは後払いのため作成するには年齢や年収などの審査がありますが、デビットカードはその場で代金が口座引き落としされるため、原則として審査がありません。
カードにもよりますが、15~16歳から作ることができます。
また、自分の銀行口座に入っている金額以上は使えないため、使いすぎの心配がありません。
コンビニ払い以外のAmazonの支払い方法のひとつとして、デビットカードを準備しておいても良いでしょう。
Amazonギフト券
Amazonギフト券とは、Amazonの買い物に利用できるギフトカード(商品券)のこと。
カードタイプやメールタイプ、チャージタイプなど、Amazonギフト券にはさまざまな種類があります。
- Eメールタイプ
- 印刷タイプ
- チャージタイプ
- カードタイプ
- 商品券タイプ
- ボックスタイプ
- 封筒タイプ
- グリーティングカードタイプ
カードタイプのAmazonギフト券は、Amazonの公式HPだけでなく、コンビニや家電量販店などで専用什器に並んで販売されており、手軽に購入できて便利です。
また、Amazonギフト券のメリットとして、「現金で購入できるため、クレジットカードがなくても幅広い商品を間接的に現金で買える」という点が挙げられます。
コンビニ払いでは買えなかった「デジタルコンテンツ」や「マーケットプレイス出品者の商品」も買えますし、お急ぎ便や日時指定便にも利用可能。
Amazonプライム会費の支払いもできます。
使い方も簡単で、カードタイプもチャージタイプも自分のアカウントにギフト券を登録するだけ。
アカウントに登録すれば、Amazonの買い物に利用できる「ギフト券残高」として選択できるようになります。
Amazonギフト券の残高以上の買い物をする場合は、Amazonギフト券+クレジットカードまたはコンビニ払いなどで清算できますよ。
ギフト券の使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
Amazonでコンビニ支払いができない場合は「Amazonギフト券チャージタイプ」がおすすめ
チャージタイプのAmazonギフト券は、自分のアカウントにチャージして使う「自分専用のギフト券」です。
一度にまとめてチャージしておくことで、買い物の都度コンビニに支払いに行く手間を省けます。
購入に際しては、次の5種類の支払い方法を利用可能です。
- コンビニ払い
- ATM払い(Pay-easy)
- ネットバンキング
- 電子マネー
- クレジットカード
この中で一番お得でおすすめなのが、現金払い(コンビニ・ATM・ネットバンキング)によるチャージです。
コンビニで現金払いが可能
チャージタイプのAmazonギフト券は、コンビニでの現金払いに対応しています。
チャージタイプを現金購入する場合の手順は、以下の通りです。
- 専用ページ(リンク)の「チャージする」ボタンをクリック
- チャージしたい金額を選ぶか、100円から50万円まで1円単位で好きな金額を入力
- 「今すぐ購入」をクリック
- 支払い方法の選択で「コンビニ・ATM・ネットバンキング」を選んで決済する
- 「お支払い番号のお知らせ」メールが届く
- メールにある手順に従ってコンビニで支払う
- 自分のアカウントの「ギフト券残高」にチャージされる
クレジットカード払いの場合はすぐにチャージが完了しますが、現金払いを選んだ場合は支払いが完了した時点でチャージ完了になります。
現在は現金チャージに対してAmazonポイントがもらえるキャンペーンも実施されていますので、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。
Amazonギフト券チャージタイプは現金払いキャンペーンを実施中
現在、Amazonギフト券チャージタイプでは、初めて購入される方を対象に1,000ポイントがプレゼントされるキャンペーンを開催されています。
このキャンペーンはAmazonギフト券チャージタイプを初めて購入される方が対象で、「コンビニ・ATM・ネットバンキングで5,000円以上を現金チャージすると1,000ポイントがプレゼントされる」というものです。
あらかじめまとまった金額をチャージしておけば、代金引換や前払いなどの手間をかけず、しかもお得にAmazonを利用できますよ。
いつもコンビニ払いや代金引換を利用している現金派の方も、ポイント分がお得になるこの方法をぜひ利用してください。
電子マネー・クレジットカードでの支払いは「現金チャージ」の対象外となりますので、注意しましょう。
さらに、カードタイプやEメールタイプなど「チャージタイプ以外」のAmazonギフト券の初回購入に対しても、200ポイントもらえるキャンペーンが開催されています。
こちらは、ネットから一度に2,000円以上購入した方が対象で、対象となるギフト券は次の通りです。
- Eメールタイプ
- 印刷タイプ
- 商品券タイプ
- 封筒タイプ
- グリーティングカードタイプ
- ボックスタイプ
コンビニで購入したAmazonギフト券は対象外ですので、注意してください。ご自身がキャンペーンの対象かどうかは、以下のリンクから確認可能です。