授乳期の乳首の乾燥やケアに使える乳頭ケアクリームは、乳首が痛くて授乳がつらいママにおすすめしたい、産後の万能アイテムです。
今回は、乳頭ケアクリームの選び方や使い始めるタイミングなどを解説するとともに、「ベビーカレンダーアワード2021」の上位にランクインした人気の乳頭ケアクリームをご紹介していきます。
授乳期の乳頭ケアにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
失敗しない乳頭ケアクリームの選び方・注意点
まずは、乳頭ケアクリームを選ぶポイントをご紹介します。
ラノリンや馬油など赤ちゃんが口に含んでも安心な天然由来成分
乳頭ケアクリームは、赤ちゃんが口に含んでも安心な成分を使っているものを選びましょう。
具体的には、ラノリンや馬油などの天然由来成分で作られているものがおすすめです。購入前に、使われている成分を確認してみてください。
保湿性が高い成分
授乳期の乳首は、普段よりも乾燥しやすくなっています。また、頻回に授乳をしていると、傷がつきやすくなります。
そのため、乳頭ケアクリームは保湿性の高いものを選びましょう。テクスチャーの種類にはクリーム・オイル・バームなどがありますが、乾燥が気になるときは保湿性が高いクリームやバームがおすすめです。
産婦人科や母乳外来に相談するのもおすすめ
乳頭ケアクリーム選びに迷ったら、助産師さんや医師に聞いてみるのも良いでしょう。
直接ママの乳首の様子を見ながら判断してもらえるので、自分に合ったタイプや使い方を聞いてみてください。
乳頭ケアクリームおすすめ3選|ベビーカレンダーアワード上位ランキング商品はこちら
ここからは、ベビーカレンダーアワード上位にランクインしたおすすめの乳頭ケアクリームを3商品ご紹介していきます。
※ランキングおよび掲載している口コミは、2021年10月にベビーカレンダーが実施したアンケート結果を元にしています。
第1位|「ママ&キッズ」ニプルベール
赤ちゃんの口に入っても安心な低刺激処方で作られた、オイルクリームタイプの乳頭ケアクリームです
乾燥したりヒリヒリと荒れてしまった乳首をしっかり保護。予防としても使えます。
赤ちゃんやママのリップケアとしても使えるので、1つ持っておくと便利ですよ。
出血してかさぶたになった乳頭に毎日塗っていたら治りが早く、乳頭自体が柔らかくなり授乳もしやすくなった。
授乳初期に、よく乳首に亀裂が入っていたので保湿という面でお世話になりました。
出産前の今使用していますが、凄く伸びが良く塗りやすくて重宝しています。
さらっとオイル状で傷ついた乳首に負担なく塗ることができた。
授乳の時に拭き取らなくても良かったのが楽で良かった。
第2位|「カネソン」ランシノー
羊毛に付着する天然成分「ランシノー」を使った、オイルクリームタイプの乳頭ケアクリームです。
肌の柔軟性を高め乾燥を緩和・予防できるため、出産前の乳頭ケアにも使いやすいのが特徴。
皮膚に対する親和性・付着性・湿潤性が高く抱水力も強いので、ブラジャーが擦れても効果が持続しやすいです。
赤ちゃんにとって安全な成分で良かった。価格もそんなに高くなく、市販でも手に入って有難かった。痛みで諦めることなく卒乳まで母乳育児ができた。
乳頭が切れたときに使用していますが、ガード力と保湿力が優れていて、赤ちゃんも嫌がらないので重宝しています。
保湿できたし、傷にもやさしかった。授乳前に拭かなくていいところもよかった。
病院から処方されたものなので他と比べていないが着け心地もよかった。
おっぱいが切れたり、傷ついたりしたときに、さっと塗っておけば大分痛みが引きました。ベトベトするのが難点ですが、すぐになじむのでそんなには気になりませんでした。
第3位|「メデラ」ピュアレーン100
天然ラノリン100%で、赤ちゃんが舐めても安心なオイルクリームタイプの乳頭ケアクリームです。
皮膚にしっかりと吸収され、保水力と保湿力を持続。乳首の乾燥や傷によるダメージを、しっかりと保護してくれます。
ママや赤ちゃんのリップケアや乾燥した肌への部分使用など、幅広い使い方ができる有能アイテムです。
授乳が初めての経験だったので、授乳開始してすぐから乳首が痛すぎて、看護師さんに痛すぎると相談したところ、試供品をもらい、退院してからもずっと塗ってました…。 そのお陰か今はすっかり痛くなくなりました!
ピュアレーンにはお世話になりました。切れて痛い時など塗ってラップパックすると次の日には良くなっていました。早々に母乳からミルクにしたので使用したのは始めだけですが、今は手荒れの酷いところにワセリン替わりとして保護に使っています。
よかった点は3点。①第一子でうまく授乳できず2日目から使えたところ。②白斑、乳腺炎になったとき塗ることによって痛みがとても和らいだこと。③馬油と異なり子どもが嫌がらなかったところ。
授乳を始めた頃は、授乳にも慣れておらず乳首が痛くてたまらなかったのですが、ピュアレーンを塗ると痛みが治りました。 ピュアレーンがなかったら授乳を乗り切れてなかったと思います。
とにかく、冬生まれのベビーで、乳首の乾燥には助けられてました!ベタつきにくく、肌にも合っていて、ベビーが舐めても安心でした。お互いの授乳期にとても役立ちました。
先輩ママの口コミあり!その他の人気商品4選
続いて、先輩ママに人気の乳頭ケアクリーム4商品を、口コミとともにご紹介します。
「ピジョン」リペアニプル
精製度の高いラノリンを使って作られた、オイルクリームタイプの乳頭ケアクリームです。
ママの乳首だけでなく、赤ちゃんのお肌にも使用可能。
べたつきが少なくにおわないので、快適に使えるのが特徴です。
最初の頃はよく使いました!赤ちゃんが舐めても大丈夫だから安心できた!
値段が安いのに効果もよかったので買ってよかった!
ニップルを使っていましたが、生後1ヶ月くらいで切れたり痛みがひどかったので使っています。吸われて固くなったり乾燥したりした乳首の保湿に良かったです。
「ベビーマドンナ」ベビーバーユマドンナ プラス
100%天然成分で作られた、オイルクリームタイプの乳頭ケアクリームです。
天然馬油に含まれるうるおい成分と植物性成分を、バランス良く配合。
乳頭ケアだけでなく、会陰の保護ケアや赤ちゃんの乾燥肌・おむつかぶれなどにも使えるので、便利です。
子供が口にしても安心で、乳頭以外に口や手の保湿にも使えるのでコスパがいい!
毎日しっかり使ってケアしていたら一度も乳頭を痛めなかった。
赤ちゃんにも優しい成分で、乳頭にも躊躇なくケアできた。バームだがベタベタすることなく使用できた。
「Earth Mama Angel Baby」自然なニップルのバター
自然素材で作られた、クリームタイプの乳頭ケアクリームです。
バームに近い形状で、容量が60mlとほかの乳頭ケアクリームと比べて大容量。
量を気にせず、たっぷり使いたい方におすすめです。
自然素材なので、安心。
伸びがよかった。
「生活の木」Babyのバーム
自然のめぐみを生かした商品を数多く取り扱っている「生活の木」から販売されている、バーム状オイルタイプの乳頭ケアクリームです。
カレンデュラエキスをはじめとする植物油を、うるおい成分として配合。
ママの乳頭をはじめ、赤ちゃんの口元や頬の乾燥ケア、おしりのかぶれ防止などにも使えます。
肌に優しい。
乳頭ケアクリームはいつから使う?
乳頭ケアクリームは乳首の乾燥や傷の保護をするためだけでなく、授乳前からの乾燥対策や乳首の柔らかさを維持するためにも使えるアイテムです。
そのため、授乳準備として産前から使うことも可能。
ただし、妊娠中に乳首を刺激すると子宮に刺激が伝わるため張りやすくなり、最悪の場合は早産を促してしまう恐れがあります。
妊娠中から乳頭ケアクリームを使って乳頭ケアをしたいときは、医師や助産師と相談しつつ妊娠38週を過ぎた頃から行いましょう。
なお、産後はすぐに使い始めることができます。
乳頭ケアクリームを使って乳首の乾燥対策や傷の保護をしよう
乳頭ケアクリームはママの乳首の乾燥や傷の保護、乳首を柔らかく保つなどといった目的で使用でき、母乳を与えているママにとって強い味方となるアイテムです。
商品によってテクスチャーが異なりますので、乳首の状態や塗りやすさなどを考慮して好みのタイプを選びましょう。