支えがなくてもひとりで安定して座れるようになったころから使用でき、商品によっては座面や足置きの高さを調節することで長期間使えるベビーチェア。離乳食が始まって家族と共に食卓を囲むようになると、購入を検討される方が多いですよね。
今回は、食事の時にも使えるおすすめのベビーチェア(ハイチェア)をご紹介します。選び方のポイントや注意点も解説していきますので、購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
失敗しないベビーチェアの選び方・注意点
まずは、ベビーチェアの種類や選び方、注意点について解説します。
ベビーチェアの種類
一口にベビーチェアと言っても、その種類はさまざま。ベビーチェアの種類と適した用途は、以下の通りです。
種類 | 用途 |
---|---|
バウンサー | ・新生児期から使え、適度に揺らすことも可能 ・おもちゃやオルゴールなどの付属品を付けられるものも多い ・ねんね期の赤ちゃん向け |
ハイチェア | ・ダイニングテーブルの高さに合わせやすい、高さのあるチェア |
ローチェア | ・低いテーブルの高さに合わせやすい、低めのチェア |
テーブルチェア | ・ダイニングテーブルなど天板に直接取り付けられるチェア ・足がない |
バスチェア | ・新生児期から使える、お風呂用 |
食事の時に使いやすいのは、ハイチェア、ローチェア、テーブルチェアの3タイプです。また、ベビーチェアの中には、高さを段階的に調節できるハイローチェアというものもあります。
住環境や部屋の間取り、使用シーンに合わせて最適なベビーチェアを選んでくださいね。
離乳食時にも使いやすい!ベビーチェアを選ぶ5つのポイント
続いて、離乳食時に使用するベビーチェア選びに意識したいポイントをご紹介します。チェックしたいのは、以下の5点です。
- 赤ちゃんを安全に座らせられるチェアを選ぶ
- 両足が床(足置き)につく
- 背もたれがあり、安定している
- ひじ掛けがある
- 衛生管理をしやすい材質
赤ちゃんを安全に座らせられるチェアを選ぶ
赤ちゃんを座らせるベビーチェアは、安全性の高いものを選びましょう。
「ひじ掛けがあるもの」、「安全ベルがついているもの」、「オプションで安全性を高められるもの」などベビーチェアによってさまざまです。
大人の支えがなくても、安全に座れるタイプのベビーチェアがおすすめです。
両足が床(足置き)につく
赤ちゃんをベビーチェアに座らせる時は、なるべく赤ちゃんの足が床につく高さのものを選んでください。
足がつかない場合は、箱などを使って簡易足置きを作るのもおすすめ。ハイチェアを使う場合は、高さを調整できる足置きがあると便利ですね。ただし、危なくないように動かない工夫をするなど、注意も必要です。
背もたれがあり、安定している
一人座りが安定した赤ちゃんでも、背もたれがないと何かの拍子に後ろにひっくり返ってしまうことがあります。
安心して座っていられるように、背もたれのあるベビーチェアを選びましょう。
ひじ掛けがある
背もたれのあるベビーチェア同様、ひじ掛けがあれば、赤ちゃんがより安定します。
衛生管理をしやすい材質
離乳食期の赤ちゃんの食事の仕方は、「全身を使って食べる」と言っても大げさではないほど。食べ物を触った手でそのままベビーチェアやテーブルを触るなんてことも、日常茶飯事です。
また、遊び食べや食べ物を口から出すことも多く、ベビーチェアに食事が飛び散るなんてこともしばしば。
こういった状況になっても簡単に掃除ができるよう、汚れを拭き取りやすい材質のベビーチェアを選びましょう。
なお、ベビーチェアクッションを使う場合は、クッションも丸洗いできるタイプが便利でおすすめです。
ドイツ生まれYIPPY(イッピー)の特徴は、生後6カ月から使用でき、成長に合わせた調整が簡単にできること。お兄ちゃん・お姉ちゃん、そしてママ・パパ、おじいちゃん・おばあちゃんまで、家族みんなでのシェアも可能です。
ほぼ完成品の状態で届くため、工具やボルトを使用した組み立ては不要。開梱後、簡単な3ステップの手順ですぐに使用できます。
フードトレイやセーフティー・ハーネスなど、生後6カ月の赤ちゃん向けの純正アクセサリーも用意されていますので、併せてご確認ください。
【食事の時に使える!】ベビーチェア(ハイチェア)おすすめ3選|ベビーカレンダーアワード上位ランキング商品はこちら
ここからは、ベビーカレンダーアワードの上位にランクインした「食事シーンにも使えるベビーチェア(ハイチェア)」を、ランキング形式で3商品紹介していきます。
※ランキングおよび掲載している口コミは、2021年10月にベビーカレンダーが実施したアンケート結果を元にしています。
第1位|IKEA アンティロープ
色 | ホワイト |
本体サイズ | 幅58×奥行62×高さ90cm |
重量 | 1.26kg |
対象年齢 | 12カ月以上 |
「IKEA」のベビーチェアは、シンプルなデザインと機能が人気。お手入れも簡単なため、離乳食も進み、積極的に自分で食べようとする1歳以降のお子さんにピッタリです。
別売りで専用のトレイ(テーブル)がありますので、一緒に購入しておくと便利ですね。
とにかく安く買えてよかった。足置きがなかったので、自分たちで取り付けた。色んな色もあって選ぶのも楽しかった。
安い!クッションを使えば低月齢からでも安定して座れる。未だに現役です。
安いし見た目もスッキリで使いやすい。掃除もしやすい。
汚れてもアルコールで拭けるし、清潔を保ち易いです。
安いのにデザインがよく安定性もあり気に入ってます。
第2位|カトージ 木製ワイドハイチェア
色 | ナチュラル、ブラウン |
本体サイズ | 幅49×奥行57×高さ80cm 折りたたみ時:幅49.5×奥行23×高さ95cm |
重量 | 8.2kg |
対象年齢 | 7カ月頃~5歳 |
折りたたみ可能で、コンパクトに収納できるベビーチェアです。
足を置くステップは、4段階の調節が可能。お子さんの成長に合わせて切り替えられます。
腰ベルト付きなので、お子さんがベビーチェアの上に立ってしまうといったトラブルを防止できます。また、シートは汚れに強いPCVシートで衛生面も安心です。
赤ちゃんの時から幼児になった今でもずっと愛用しています。長く使えるのが有り難いです。
サイズ感もちょうど良く、デザインも気に入っています。上の子も下の子も使っています。
思ったより長く使えて、子供が座ることを嫌がらない作りのようなので良かったです。
足場が取り外せたので清潔。
一緒に子供目線で食事が出来ることが良かった。
第3位|大和屋 すくすくチェア シリーズ
色 | ピュアナチュラル、クリームイエロー、シェルブルー、 ソフトラベンダー、ハーブグリーン、ミルキーピンク |
本体サイズ | スタンダード:53×55.5×80.5cm スリムタイプ:47×55.5×80.5cm |
重量 | スタンダード:7kg スリムタイプ:6kg |
対象年齢 | スタンダード:腰が据わった7カ月頃〜60kgまで スリムタイプ:腰が据わった7カ月頃〜10歳 |
ダイニングテーブルの幅や部屋の広さなどに合わせて、2パターンの幅が選べるベビーチェアです。
別売りのセーフティチェアベルトを使えば、腰が据わった7カ月頃から使用可能。クッションやテーブルマットなども用意されており、シーンに合わせて使い分けられます。
高さ調整は、6段階。付属テーブルは「カンタンロック」のノブを回すだけで後ろに回せます。
離乳食も始まり、バウンサーであげるにも限界に来ていた為購入しました。かなり腰が楽になりました。腰座りも安定してきた時期ということもあり、子供も最近はとても食べやすそうにしています。
木製でしっかりしているのにお手頃価格なところが決め手です!ベビーチェアは子供の股部分がベルトのことが多いですが、食べこぼしの度に洗濯するのは面倒だと思ったので、全面木製のすくすくチェアを選びました。
シンプルデザインでインテリアにも馴染み、長い期間使用できるところがよかった。
高さを調節できて、大人になるまで使えるのが良いと思いました。また、木目調で質感が大変良く、家具とマッチしました。
大人になるまで使えるところに魅力を感じました。又安定感があるので、ひっくり返る心配がありません。ただ、いすの高さが変えにくいのが難点です。
先輩ママの口コミあり!その他の人気商品7選
続いて、先輩ママに人気のベビーチェア(ハイチェア)7商品を、口コミとともにご紹介します。
ベビービョルン ハイチェア
色 | ホワイト |
本体サイズ | 折りたたみ時約54×26×93cm 使用時:約54×55×83cm |
重量 | 6.34kg |
対象年齢 | 6カ月頃~36カ月 |
ベビーキャリアやベビーシッター、抱っこ紐などでも人気のある「ベビービョルン」のハイチェアです。
無駄のないシンプルなデザインで、赤ちゃんの乗せ降ろしもスムーズ。掃除がしやすく衛生面も保てます。
折りたたみも可能なため、使わない時は収納しておきたいご家庭にもおすすめです。
他のハイチェアでは立ち上がれてしまうものもあるが、このハイチェアは絶対に立ち上がれず、座らせることに対するストレスが無く、大変良い商品でした!
子供が動いても倒れず安定しているため安心できる。
折りたためるのがすごくいい。
グレコ 7-in-1ハイチェア フロアツーテーブル
色 | オスカーグレー |
本体サイズ | テーブル単体:W66×D38×H45cm ローチェア:W38.2/41.4×D39.8/43.8×H31.4/61.5cm (シートバック有/無) |
重量 | 9.7kg |
対象年齢 | 幼児(推奨最高体重27.3kg) |
子供の成長に合わせて以下7通りより、161パターンの使い方ができる機能性に優れたベビーチェアです。
(フロアシート/ハイチェア/乳幼児用ブースター/椅子の上で使える幼児用ブースター/幼児用チェア/幼児用テーブル&チェア/同時に2人が使える幼児用ブースター&チェア)
ハイチェアモードでは、3段階の背もたれリクライニング機能を採用。成長に合わせて買い替えるのではなく、長く使えるベビーチェアをお求めの方におすすめです。
用途を様々に変えられるので便利。
CYBEX LEMO 3-IN-1
色 | サンドホワイト、スウェードグレー、スタニングブラック、ストーンブルー、パールピンク |
本体サイズ | 56×54.5×81.5cm |
重量 | 8kg |
対象年齢 | 6カ月頃~ |
おしゃれなロングユースハイチェアです。
こちらのベビーチェアは、セットを外せば大人でも使えるため、デザイン性が高いのが特徴。部屋のインテリアに合わせて、ダイニングチェアとして家族で合わせて使うのもおすすめです。
デザイン性が良いのでダイニングになじみます。簡単に上げ下げできるので子供の成長に合わせるのはもちろん、ちょっと大人が座りたい時にも便利です。
重さがあるので移動は大変ですが、その分子供がぶら下がったりしてもびくともしないのでこれはこれでいいのかなと思います。
大人まで使えてデザインもいい。
Leander ハイチェア セーフティバー付属
色 | ナチュラル、チェリー、ホワイトウォッシュ、ウォルナット、ブラック |
本体サイズ | 56×55×83cm |
重量 | 5.32kg |
対象年齢 | 6カ月頃~ |
子供の成長に合わせて6カ月(セーフティーバーを併用)から大人まで使える、シンプルなデザインのベビーチェアです。
5.32kgと、ベビーチェアの中では比較的軽量。座板と足置き板の高さは3cm間隔で12段階の調整ができるため、お子さんの成長に合わせて最適な高さに切り替えられます。
クッションやトレイ(テーブル)も別売りで用意されていますので、シーンに合わせて使ってみてください。
デザインも好きで長く使えてよかった。
デザインが美しいです。子供も良い姿勢で座りやすそうに感じます!
歯医者さん推奨の足の踏ん張りができる。高さ調節のピッチが細かく、子供が唯一抜け出さなかったデザイン。
カトージ mamy プレミアムベビーチェア
色 | ホワイト、ナチュラル |
本体サイズ | 81×52×63cm |
重量 | 8.4kg |
対象年齢 | 7カ月頃~ |
成長に合わせて座面や足置きの高さを細かく切り替えられるベビーチェアです。
テーブル付きなので、これ一台あれば食事やお絵かきの際にも大活躍。テーブルを使わない時は、後ろに回すだけでスッキリさせることができます。
テーブル不使用時も、ガードが付いているため赤ちゃんのズレ落ちを防げて安心できます。
木製で安定感があり、安心して座らせることができた。付属テーブルがプラスチックなのでこぼしても簡単にお手入れできた。椅子の溝の部分に食べこぼしがつくとなかなか取りづらかった。
上の子から使っていて、みんな喜んだのでそのまま使用中。
木の色が一番インテリアに合っていたことと、子どもが立ち上がる為、安定性のあるものを探して、テーブルも洗えるカバーがついている、カトージのマミーを選びました。専用のクッションがあるのも気に入りました。
STOKKE トリップトラップ
色 | ナチュラル、ウォームレッド、ウォームナットブラウン、セレーヌピンク、ヘイジーグレー、ホワイトウォッシュ、ストームグレー、ブラック、ホワイト、モスグリーン |
本体サイズ | 46×49×79cm |
重量 | 6.4kg |
対象年齢 | 6カ月頃~ |
「赤ちゃんが家族の輪に参加し、家族のそばで学び成長できるように」というコンセプトで作られたベビーチェアです。
ベビーセットとクッションをセットで使えば、赤ちゃんの姿勢を安全で快適な状態にサポートしながら座らせることができます。
座板と足乗せ板は、成長に合わせて奥行や高さの切り替えが可能。カラーバリエーションも豊富で、インテリアに合わせやすいのも魅力です。
今後大きくなってもずっと使えるのが良いなと思い購入しましたが、座り心地が良いのか、それまでのハイローチェアのときに比べ、離乳食を落ち着いて座って食べてくれるようになりました。価格が高いのは難点ですが、滑りにくく、色も好みのものが選べたので満足しています。
デザインがシンプルで、カラーもたくさんあってお洒落。
うちのわんぱくな子供がジャングルジムのように足を引っ掛けたり引きずり倒したりしようとするけど、ほとんど動きません。それだけでかなり家の中で危険がなくて、すごく助かっています。
日本育児 たためる 木製スマートハイチェアIII
色 | ナチュラル、ブラウン |
本体サイズ | 幅49.5×奥行51.5×高さ77.5cm 折りたたみ時:幅49.5×奥行37×77.5cm |
重量 | 8.26kg |
対象年齢 | 6カ月頃~ |
折りたたみ式で、壁や家具の隙間に収納できるベビーチェアです。
用途に合わせて、テーブルとセーフティーガードの切り替え可能。ガタつき防止用のアジャスターがついているので、安定して赤ちゃんを座らせることができます。
座板は5段階、足置きは8段階の調整が可能なため、お子さんの成長に合わせて長く使えますね。
コンパクトに収納できる。
ベビーチェアはいつから使う?
ベビーチェアは絶対に必要なアイテムというわけではありませんが、離乳食が始まる6カ月~7カ月頃になると必要性を感じるママが多いのではないでしょうか。
まだまだ一人座りが完全とは言えない赤ちゃんの体を安定させることができるため、とても便利なアイテムです。また、離乳食が2回食以降になると、ベビーチェアがあることで家族と一緒に食卓を囲める点も、嬉しいポイントと言えるでしょう。
ただし、赤ちゃんがベビーチェアを嫌がる場合は無理に座らせず、赤ちゃんのペースに合わせて少しずつ慣らしていくようにしてください。
まとめ
ベビーチェアは、離乳食が始まると必要性を感じるママが多いアイテムです。
ベビーチェアを使うことで、「家族と共に食卓を囲める」、「安全に赤ちゃんを座らせることができる」など、メリットは多数。
また、ベビーチェアの多くは、赤ちゃんの時期だけでなくその後も長く使えるものがほとんどです。中には大人でも使えるチェアもありますので、使うシーンや住宅環境、いつまで使いたいかなどを考慮して選んでください。