出産が終わり、ほっとしているとやってくるのが授乳です。おっぱいが張って痛くなるなど、さまざまなおっぱいトラブルに悩まされることもあるかもしれませんね。乳首を強くするためには、がまんして飲ませることがいちばんと言われていますが、本当にがまんするしかないのでしょうか?
初期のおっぱいトラブル、とにかく痛い!
授乳が始まると、多くのママがおっぱいのトラブルに見舞われます。おっぱいが張って痛いだけではなく、乳首の一部が裂けたり切れたりと、思いがけない痛みが待っているんです!
ママも赤ちゃんもお互い慣れていないこともあり、赤ちゃんが乳首を深く含めないと、乳首の一部が裂けたり切れたりしてしまいます。慣れるまではある程度がまんすることも必要ですが、筆者はとにかく痛くて痛くて涙が出てしまうこともありました。
おっぱいトラブル、とにかくがまんするしかないの?
おっぱいトラブルは、母乳を与えているママが誰しも通る道とはいえ、授乳のたびに痛みがひどくなっていきます。私も、多くの助産師さんに「慣れるしかないのよ~」と言われましたが、痛いものは痛い……。まさかこんな痛みがあるとは思っていなかったので、授乳を苦痛の時間に感じてしまいそうでした。
そんなとき、とある助産師さんに「無理をしないで休むことも必要!」と言ってもらって、とても気持ちが楽になったのを覚えています。
無理はしないで!でも慣れることも必要
確かに乳首が強くならないといつまでもよくならないので、がんばって慣れることも必要なのですが、痛いときは無理をしないことも大切です!
搾乳器で搾乳したおっぱいを赤ちゃんに与える、乳首の保護クリームや乳頭保護器を活用するなど、いくつか対策グッズもあります。数日間は搾乳をしながら、1回は直母にして、徐々に直母の数を増やしていくと、痛みにも耐えられるので試してみてくださいね!
授乳の期間はとてもデリケート。痛みに耐えることも大切ですが、ママが気持ちよく過ごせることも大切です。この時期は無理をしないことも大事だと思います。さまざまなグッズをうまく使いながら、おっぱいの痛みと戦っていきましょう!(TEXT:山本かやの)