つたい歩きはいつから?靴下や靴はどうする?練習は必要なの?

 

0歳から1歳ごろの赤ちゃんは日々どんどん成長をしています。

生まれてから首すわり、寝返り、おすわり、ハイハイと行動範囲や目線がどんどん変わっていき、周りに興味が出てくるこのころ。つかまり立ちをし出したら、つたい歩きをするまであと少しです。

 

今回は、いつからつたい歩きするの?なかなかしないけれど大丈夫?いつまでにできればいいの?などママのちょっとした疑問や、つたい歩きが始まる前にお部屋の中で注意することも一緒にみていきましょう。

 

 

つたい歩きはいつごろからするの?

つたい歩きとは、今までハイハイで移動していた赤ちゃんが、机やソファなど床から少し高さのあるところを支えにして、少しずつ足を動かして移動することを言います。つたい歩きは個人差が大きく、7カ月ごろから1歳過ぎごろに始まると言われています。

 

早くから歩くことに興味があり、ハイハイをあまりせずにつたい歩きを始める赤ちゃんがいたり、それとは反対にハイハイが好きで、つたい歩きにあまり興味を示さない赤ちゃんもいます。

 

つかまり立ちやつたい歩きは、月齢とともに手足の筋肉がしっかりしてくることで安定してくるので、つたい歩きをなかなかしない場合でも、つかまり立ちをしているならもう少し様子をみると良いでしょう(もしそれでも心配なようなら小児科に相談してみましょう)。

 

また、乳幼児の歩行には、①抗重力機能(重力に逆らって姿勢を保つ)、②ホッピング反射(足を踏み込む)、③平衡維持(体のバランスを保つ)、そして④推進力(水平方向に重心を移動させる)が必要と言われています。つたい歩きは抗重力機能はあり、ホッピング反射が少しできるようになったけど、平衡維持や推進力はまだないレベルと考えられます。

 

 

あなたのお部屋はつたい歩きをしても大丈夫?

●つたい歩きを始める赤ちゃんには危険がいっぱい!

今までハイハイだった赤ちゃんの視野は、つたい歩きを始めることで格段に広がります。机のものや高さのあるものにもどんどん手が届くようになり、好奇心も旺盛になってきます。その分、事故やけがなどの危険も多くなります。

 

このころの赤ちゃんの目線は、立った状態で平均70㎝前後ですので、その高さにあるものには注意が必要です。

はさみやタバコ、小さな電池など、鋭利なものや誤まって口に入れてしまいそうなものは、絶対に手の届くところには置かないようにしましょう。

 

テーブルクロスなども、赤ちゃんがつかんで引っ張ったりすると、けがや事故に繋がります。あらかじめ外しておいたり、引き出しのある机などはストッパーなど準備しておくのをおすすめします。

また、火の元や包丁などのある台所はママが料理をする際、赤ちゃんもママのそばに来たがったりするもの。ベビーゲートなどで未然に危険を取り除いておきましょう。

 

●床や角に注意して!

つたい歩きが始まると、安定するまではよく転ぶ赤ちゃんがほとんどです。

赤ちゃんの大事な頭や体を守ってあげるために床にはジョイントマットなど、クッション性のあるものを敷くと良いでしょう。その他、マットを敷くことで床に傷がつきにくくなり、汚れればそこだけ外して洗うこともできるのでおすすめです。

 

特に月齢が早いお子さんの場合は、まだ手足の筋肉がしっかりしていないことが多く転びやすいので、床だけでなく机の角なども市販されているゴムやシリコンのカバーなどでしっかりカバーすることがポイントです。

 

カバーの接着が弱いとお子さんが自分で外したり、口に入れたりすることもあるのでカバーのサイズが小さすぎないか、外れやすくないかなど事前に確認しておくと良いでしょう。

 

 

つたい歩きの時期、靴下はどうする?

室内であれば、靴下は滑りやすいので履かせず、基本的には裸足で過ごすのが良いでしょう。裸足ですと足の指に力が入り、自分で踏ん張ることができバランスが取りやすいので、転ぶことも軽減されます。

 

ただ、寒い時期など季節によっては履かせることもあるので、その際は裏に滑り止めのついた靴下を履かせるようにしましょう。

 

 

靴はいつから履かせればいいの?

つたい歩きが始まると、部屋の中ではつたい歩きで過ごすことが多くなってきます。そのころを目安に、お家の中で履けるタイプのものを一足用意しておくと、靴を履く練習にもなるのでおすすめです。

 

外で靴を履くことに慣れるまで時間のかかるお子さんも多いので、つたい歩きが安定してきたころから室内でベビーフィート(※)などのトレーニング・ルームシューズを少しずつ履かせてみるといいでしょう。

 

※ベビーフィート

靴下の底にラバーソールがついているようなデザインのもので、靴下と靴が一緒になっている感覚。軽くて履かせやすく、簡単に洗濯機で丸洗いできるのがポイント。

 

 

つたい歩き用に手押し車は必要?

つたい歩きがなかなか安定しない場合には、遊び感覚で手押し車を使うと、歩く練習にもなりお子さんも楽しめます。

カラフルなプラスチック製のものから、キャラクターのもの、木製タイプのものまで様々なタイプがでているので一度見に行ってみてはいかがでしょうか。

 

また、手押し車だけではなく、ママやパパがお子さんの手を持って歩いてあげるのもスキンシップにもなり良いです。

 

まとめ

つたい歩きは個人差が大きいので、それぞれのお子さんのペースで見守ってあげることが大切です。手足の筋肉がついてくると始まるつたい歩きですが、つたい歩きが始まると視野が広がり、好奇心もどんどん出てきます。うれしい半面、危険もいっぱいです。

 

つたい歩きが始まるまでに今一度、部屋の中や準備するものがないかチェックして、お子さんの成長を楽しみに待ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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監修者

医師 松井 潔 先生

小児科 | 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長


愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。


経歴

1986年 愛媛大学医学部卒業

1986-1988年 神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント

1988-1990年 同神経内科非常勤

1990-1992年 国立精神・神経センター小児神経科レジデント

1992-2005年 神奈川県立こども医療センター新生児科 医長

2005年− 同総合診療科 部長

 

■専門領域

小児科

小児神経

新生児

 

■所属学会・委員等

日本小児科学会

日本小児神経学会

日本周産期新生児医学会

日本てんかん学


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