【医師監修】妊娠悪阻(にんしんおそ)の原因と症状、治療法

この記事の監修者

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

症状

つわりは妊娠5〜6週ごろから出現する吐き気、食欲不振、だるさ、頭痛、眠気などの症状のことを言います。症状の出現の時期や程度、おさまる時期などには個人差があります。

 

妊娠悪阻(にんしんおそ)とはつわりが重症化した症状のことで、食事だけではなく水分も受け付けない状態になり、治療が必要になる状態のことを言います。急激な体重減少が起こることも。

 

原因

原因は明らかにはなっていませんが、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの分泌が急激に増加するためと言われています。

 

重症悪阻チェックポイント

□水を飲んでも吐いてしまう。または水を飲むこともできない。

□急激な体重減少がある。(2〜3kg/週)

□トイレに行っても尿が少ない。または出ない

□日常生活が送れない

 

治療方法

尿検査でケトン体の陽性反応を調べます。ケトン体とは、体内の脂肪が分解されてできたもので、通常は尿中に排出されることはありませんが、低栄養や脱水状態になると検出されます。

 

治療方法としては、脱水を改善するための点滴をおこないます。重症の場合は入院をすることも。妊娠悪阻と診断された場合、病気として扱われるため保険適用となります。

 

マルチビタミンのサプリメントがつわりを軽くするというデータもあります。内服できるようなら水分をとり、妊婦用のビタミン剤の内服もしてみましょう。

 

 

 

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