卵巣のう胞性腫瘍

0

卵巣内の卵胞に水などがたまるのが「卵巣のう胞性腫瘍」です。ほとんどが良性ですが、まれに悪性になる場合(卵巣がん)もあるため定期的に受診して経過を観察します。

 

症状チェック

 

  • 自覚症状はあまりない
  • 下腹部が張る感じがする
  • トイレが近く、便秘気味になった
  • 下腹部に痛みがある
  • 下腹部を触るとしこりがある

 

 

初期には自覚症状がほとんどない

症状には上のようなものがありますが、かなり大きくなってからでないと自覚症状はなく、偶然に検診などで見つかることが多い病気です。この病気は、卵巣の中に分泌液や脂肪などがたまって腫れる病気です。

次の3つのタイプに分けられます。

 

漿液(しょうえき)性のう胞腺腫

サラサラした液体がたまるタイプ。卵巣のう胞性腫瘍の中では最も多い。

 

ムチン性のう胞腺腫

卵の白身のような粘性の液体がたまるタイプ。

 

類皮のう胞腫

ドロドロした脂肪、毛髪、歯、骨、軟骨などがたまるタイプ。

 

 

大きくなったら切除手術の場合も

のう胞性腫瘍が小さいうちは、月に1回程度検査をして経過を観察していきます。どんどん膨らんでいく場合には悪性の疑いもあるため、手術して病巣部を取り除くこともあります。また、直径5〜6cm以上に膨らむと、卵巣の茎部分が捻転して激痛やショック状態が起こることもあるため、その場合は手術して卵巣を摘出する場合もあります。

卵巣は2つあるため1つ切除しても妊娠は可能です。ほとんどが良性であるため妊娠中の治療の必要はありませんが、子宮が大きくなるにつれて茎の捻転が起こると、緊急手術になる可能性があります。そのため、妊娠前には超音波検査を受けてチェックしておくことが大切です。

 

(監修/天神尚子先生

 

 

2015/07/08


この記事にいいね!しよう

いいね!
0

現在ログインしていません。

コメント

  • この記事にコメントする

    残り文字

はじめての方へ

赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を。『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんが毎日を笑顔で過ごせるような情報をお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。

ベビーカレンダー監修者はこちら

  • 天神先生
  • 三石先生
  • 池谷先生
  • 小枝先生
  • 松井先生
  • 太田先生

あなたも質問してみませんか?

ご投稿いただいた質問に、頼れる専門家が回答いたします。気になる悩みや疑問をお寄せください。