わが家では、4歳と0歳を育児中です。2人とも完全母乳で育てたので、子どもたちもおっぱいが大好き。おっぱいを飲んでいるわが子はとても愛おしくてかわいいのですが、 パパにもこの授乳の幸せや楽しみを分けてあげればよかったと感じています。そんな私が、おっぱいと哺乳瓶の併用をすすめたいワケをお伝えします。
お出かけ時の対応やパパとのコミュニケーションに
ほんの数時間、赤ちゃんを預けて出かけたいときでも、おっぱいしか飲めない子の場合は誰かに預けるのも躊躇してしまいます。そんなときに哺乳瓶を嫌がらない子だったら少しは違うかもしれません。
わが家の子どもたちは完全母乳育児で来たため、すっかり哺乳瓶は受け付けなくなってしまいました。パパとのコミュニケーションのためにも、一日一回は哺乳瓶授乳をして、赤ちゃんに慣れてもらえればよかったと今になって思います。搾乳した母乳や粉ミルクをパパに飲ませてもらうのもいいですね。
ママが体調を崩したときにも助かる
出産で体に大打撃を受けているにも関わらず、育児は待ったナシです。母体の負担は大きく、いつ体調を崩してもおかしくありません。深夜の授乳が続いたときや乳首が切れてつらいとき、母乳に影響がなくても服薬をためらうとき、哺乳瓶を嫌がらない子なら、服薬前の搾乳した母乳や粉ミルクを飲んでもらえます。
お気に入りの乳首や温度管理も重要だそうなので、やはり日ごろから試しておくのがいいと思います。
乳首を卒業したときにも役立つ哺乳瓶がおすすめ!
そんな母乳・粉ミルク生活もいつかは終わりを迎えます。しかし、授乳で悩んだ次には離乳食というステップが。
そういった成長過程に合わせ、哺乳瓶の乳首を付け替えてマグマグ・スパウト・ストローマグと長く使えるものもあります。実際に活用・愛用とはいかなくても、「成長のための練習なんだ」と思うようにして、少しずつ無理のない程度で試して、子どもの気に入るものを探していくのもいいと思います。
授乳や離乳食は永遠に続くものではないけれど、うまくいかないとつらいですよね。パパと一緒に試行錯誤しながら赤ちゃんのお世話、楽しくできるといいですね。(TEXT:ママライター藤原しおり)