わが子が必死におっぱいを飲んでいたときのこと。わが家のパパがいきなり「そんなに母乳っておいしいのかな。だって母乳って血液なんだよね?」とひと言。困惑した私も気になっていたので、パパに味見をしてもらうことにしました。
母乳って血液でしょ?
パパの「母乳って血液なんだよね?」というひと言。たしかに、母乳の原料は血液だといわれています。
だからって赤ちゃんが、あの鉄臭いようななんとも言えない血液をそのままの味で母乳として飲んでいるわけがないでしょう!と、パパに突っ込んでしまいました。でも、たしかに赤ちゃんは母乳をおいしそうに飲んでいるけれど、実際はどんな味なのか私自身も気になりました。
じゃあ、試しに飲んでみよう!
ということで、私もどんな味か気になったので、息子がおなかいっぱいになって落ち着くまで母乳を与えてからパパにも試しに飲んでみてもらうことにしました。
そのとき、「やっぱりママになったからか、乳首かなり黒くなったよね」とパパがひと言。パパもパパなりに私の体の変化にしっかり気が付いてくれているのだなとびっくりしました。
母乳ってどんな味なの?
実際にパパが母乳を飲んでみた感想、第一声は「ほのかに甘い」というものでした。これなら赤ちゃんがごくごくとおいしそうに飲んでいることも頷けると言っていました。また、わが家のパパ目線でいうと粉ミルクよりも母乳の方がおいしいとのこと。粉ミルクの方が母乳よりも甘く感じたそうです。
たしかに母乳がこぼれたときにちょっとベタベタするなとは思っていましたが、本当に甘いなんて。血液からほのかに甘い母乳ができるなんて、女性の体って神秘的ですね。
母乳の味見の結果は、「甘くておいしくて赤ちゃんが好む味」というものでした。その後もたまにパパに味見をされるようになってしまいましたが、だんだん味が薄くなってきたのだとか。「栄養をきちんととってね」など、アドバイスもしてくれています。(TEXT:ママライター浦松あや)