私は現在、生後11カ月の息子を育てています。はじめは混合栄養を計画していた私でしたが、予想外に粉ミルクを拒否されてしまい、生後3カ月ごろから完全母乳になりました。授乳中は息子がかわいくて幸せな時間ですが、自分の思い通りにいかないことも多くありました。私がとくに大変だと感じたことを3つ紹介します。
大変だったこと3位
大変だったこと3位は、母乳の量に自信がなかったことです。産院で授乳指導を受けているときも、あまり母乳が出ずはじめから粉ミルクに頼っていたので、いざ母乳のみとなるとじゅうぶんな栄養を息子に与えられるかどうか心配でした。
3・4カ月健診では問題はありませんでしたが、体重の増加が少なく、心配になって担当の先生と看護師さんに相談したこともありました。
大変だったこと2位
大変だったこと2位は、人に長時間預けられないことです。育児中に40℃の高熱で寝込んだり、感染性胃腸炎になったときにも預けることはできず、フラフラになりながら一人で息子のお世話をしていました。
私から息子に感染することはなかったのですが、自分が少しでも横になっていたいときでも息子を抱っこであやしたり、お風呂のお世話をしたり、なんとか堪えていました。
大変だったこと1位
大変だったこと1位は、子どものおっぱいへの執着心が強すぎることです。母乳の量に自信のなかった私は、授乳の回数を多くすることで1日の摂取量を増やそうと考え、1日10~15回以上、授乳をしていたこともありました。
そのためか息子のおっぱいへの執着心は強く、気持ちが不安定になると「おっぱいっ!」と叫んで求め、眠るときにもおっぱい、用事がなくてもおっぱいと、常におっぱいが必要な状態で今後が心配です。
以上が私が大変だと感じたことですが、だからといって完全母乳はマイナスなことばかりではありません。思い通りにいかないこともありますが、それも楽しんで育児できたらいいなと思っています。(TEXT:ママライター富士ちあき)