初節句の体験談
私の住む地域には、妻の実家が初節句の物を準備するような風習があるようです。しかし、自宅はアパート2階で狭く、鯉のぼりなんて置けないため、はじめから必要ないかなと思っていました。うちは自営のため、裕福ではなく、お金もかかるため何もしなくていいと初めから親に言っておきました。義理両親は別居のため、義理父はそういうことにあまりこだわりなく、義理母は気にしつつも私たちの意見を尊重してくれる人なので、両家からは何も頂いてません。
初節句が近づき、ショッピングモールに鯉のぼりなどが出始めるとやはり買ってあげたくなります。結局、小さい置き型30cmほどの、布でできたかわいい鯉のぼりと、これまた手のひらサイズの兜を購入しました。義理母からは100均の振り回せる鯉のぼりをもらいました。息子は100均のを振り回していました。
気持ちがあればなんでもいいと思った出来事でした。ちなみに、2回目のこどもの日、布製の鯉のぼりを引き倒し、100均のを振り回し、兜は転がされ、1歳過ぎた息子は元気に育っています。
よしこ さん
実母は電車で1時間のところに住んでおり、ひな祭りの2週間前、わざわざ雛人形を持ってきてくれて、母が自分でたんすの上に飾って帰りました。義母は遠方に住んでおり、翌日義母から荷物が届き開けてみると、義母がいつも送ってくれる家庭菜園で作っている野菜と、小さな雛人形が入っていました。それは掌サイズくらいのもので、それも玄関に飾りました。
3月3日に、どちらの雛人形とも一緒に写真を撮り、2枚とも実母と義母に送りました。すると実母から電話があり、「あの玄関の小さい雛人形は向こうの両親から送られてきたものか、なぜ雛人形を実家から送ってもらったことを言わなかった!」と少し怒っていました。母には「お雛様と孫ちゃんの写真、向こうのご両親にも送ってあげてね〜」と言われており、てっきり3日に送るものと思っていました。
私は「別にお雛様が2つあってもいいじゃない、何を怒っているの?」と聞きましたが、母は「写真をみて頭が真っ白になった。ショックを受けた。向こうの両親には、あっちのご両親は雛祭りに何もしてあげないのねと思われるのが嫌だった」と言っていますが、あまり共感できませんでした。
うちは式も挙げておらず両家の顔合わせもしていないので、母と義母は会ったことがありません。そんな会ったことも話したこともない人と張り合ってなんの意味があるのかと疑問に思いましたが、「あんたにはこの気持ちはわからない。娘が結婚したらわかるよ。とりあえずお母さんはショックを受けたから今後一切あんたと孫には関わらない」と言われました。
ちなみに義母は「あら〜どっちもかわいいね」のひと言でした。普通こんな反応でしょと思いながら初節句が終わったのでした……。
にゅー さん
夫の地元では、男の子のお祝いは親戚や近所の方々、義父の友だちなど男性ばかりを招待し、お店で会食をするのがならわしなので、わが家も同じようにしました。私の身内は5人ほどで、総勢60人を呼んでのお節句になりました。結婚式同様、参列者はスーツ姿、ご祝儀も包んでくる、引き菓子までつけました。私の地元では考えられないことだったので、ビックリしましたが、記念になりました。
なご! さん
長男の初節句は、夫の親に兜かざり、私の親にこいのぼりを買ってもらって、両家が新居に集まり、仕出し屋さんのお料理をとって、お祝いしました、初孫だったので、みんなに初節句をお祝いしてもらえてよかったです。
あっちママ さん
10月生まれの息子の初節句は生後半年を過ぎたころ、寝返りは自由自在、もうすぐハイハイもできそうというころでした。私の親は田舎気質で、初孫でもあるし五月人形を買う気満々だったのですが、自宅は狭くて飾るスペースがないので、ベランダタイプのこいのぼりを買ってもらいました。
お祝いの当日は自宅に両家の親を招待しました。柏餅は、私の実家の近所においしい和菓子屋さんがあるので、そこで買って持ってきてもらいました。赤飯だけは家で炊きましたが、始めたばかりの息子の離乳食などに手間がかかり、大人の料理はほとんどお惣菜などを買って済ませました。
きょん×2 さん