学資保険の口コミ評判ランキングTOP12
12個の学資保険から口コミ評判ランキングを作成しました。
どの学資保険の評判がいいのか知りたい方は、以下をチェックしてください。
TOP1:明治安田生命「つみたて学資」
学資保険の口コミ
明治安田生命の学資保険「つみたて学資」は、多くの利用者からさまざまな口コミが寄せられています。以下に代表的な口コミを5つご紹介します。
- 「返戻率が下がる前に早く契約しておけば良かったと後悔。10歳払いや15歳払込みタイプは返戻率が低いので選ばず、一括払いにしました。一括でも109%程度とそれほど高くないですが、銀行に預けるよりマシだろうと考えて契約しました」(30代・契約者)
- 「学資保険だけ契約するつもりが、投資商品の勧誘がすごかった。カフェで相談したところ学資と無関係の投資保険を長時間勧められ、契約までに2時間以上かかりました。学資保険自体は平均的で問題ないと思いますが…」(20代・契約者)
- 「保険金の受取回数が4回に分けられるところが気に入りました。他社と比べても明治安田生命さんの返戻率が一番良かったです。前納(一括払い)の試算でも少し返戻率が上がり、他社と比べるとダントツで良いですね」(学資保険利用者)
- 「電話番号の変更手続きだけなのに煩雑だった。Webでは変更できずサポートに電話し、担当者からの書類郵送→返送となりました。その後の確認電話でも対応が要領を得ず不満でした」(契約者)
- 「資料請求後の営業電話がしつこい。夕方や夜に何度も電話があり、体調が悪い中ストレスでした。他社(富国生命)では丁寧だったので、明治安田生命には見習ってほしいです」(20代・検討者)
その他、口コミで多く聞かれる意見として以下のようなものがありました。
- 返戻率の高さに満足する声:「他社より返戻率が高く、掛けたお金以上に受け取れるのが良い」
- プランナーの対応に対する評価:「担当者が親身になってプランを提案してくれた」
- 営業のしつこさへの不満:「学資以外の保険を強引に勧められて困惑した」
- 手続きの利便性に関する意見:「郵送のやり取りが煩雑で、気軽に相談しづらい」といった声
学資保険の特徴
明治安田生命「つみたて学資」は、高めの返戻率と柔軟な受取方法が特徴の学資保険です。加入時に保険料を一括払いするか一定年齢までの分割払いにするか選択でき、条件によっては最大127.4%程度の返戻率になるプランもあります。
- 返戻率(満期受取率):一括払いの場合は約109~118%と比較的高水準。年払い・月払いではやや低下しますが元本以上の学資金を受取可能。
- 受取タイミング:大学入学時に合わせ、18歳から年1回×4回に分割受取するタイプなどを選択可能。高校・大学進学前に必要な資金を計画的に受け取れます。
- 保障内容:契約者(親)が死亡または高度障害状態になった場合、以後の保険料払込みが免除され、学資金は満額受け取れます。教育資金準備と親の保障を両立。
- メリット:返戻率が比較的高く「貯蓄性が高い」点が魅力です。また大手の信頼感もあり、安心して加入できます。受取回数を選べる柔軟性もメリットです。
- デメリット:返戻率は高めですが、月々の保険料の負担が大きいため途中解約すると元本割れになる可能性があります。加えて、万が一の時に自由に引き出せない点もデメリットです。
TOP2:国民共済「こども保障満期金付タイプ」
学資保険の口コミ
国民共済coop(全労済)のこども保障満期金付タイプは、共済ならではの手頃な掛金と保障内容が特徴です。利用者の口コミからは、以下のような声が挙がっています。
- 「掛金が安く、必要な保障が一通りカバーできるので助かる。職場の方の勧めで子どもが生まれてすぐ加入しました。ケガや病気も幅広く保障してくれるので安心です」(20代・加入者)
- 「子どもの医療保障が充実しているので安心。乳児期に子どもが入院しましたが、共済金が支払われ大変助かりました。通院1日だけでも請求できる点も良いです」(30代・加入者)
- 「給付金の請求が簡単でした。共済金の請求手続きがスムーズで、書類も分かりやすかったです。万が一のときにも頼りになると実感しました」(30代・加入者)
- 「担当者の対応に当たり外れがあるようです。私の場合は親切でしたが、人によっては対応が遅い・不親切という口コミも見ました」(利用者の声)
- 「プランが少なく希望に合わない場合も。保障内容がシンプルゆえに、細かいニーズに対応できないこともあるようです」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 掛金のリーズナブルさを評価する声:「月々の負担が低く家計を圧迫しないのが良い」
- 保障と貯蓄のバランスについて:「大きなリターンはないが元本割れしない安心感がある」
- 共済ならではの安心感:「民間より共済の方が安く済む点が一番の魅力」という意見
- ネガティブな点:「対応が遅い」「満期金の返戻率が思ったほど高くない」との指摘
学資保険の特徴
国民共済「こども保障満期金付タイプ」は、共済商品の一つで手頃な掛金と総合保障が魅力です。教育資金の積立機能に加え、医療や死亡保障も備わったプランになっています。
- 掛金(月額保険料):非常にリーズナブルで、月々1,200から加入できるのが大きな特徴です。家計の負担を抑えつつ教育資金を準備できます。
- 保障内容:ケガ・病気による入院・手術・通院の保障が含まれており、子どもの医療保障が充実しています。また、契約者や子どもが万が一死亡・重度障害になった場合、同額の共済金が支払われます。
- 満期金と返戻率:満期時に50万円または100万円の満期金を受け取れるプランが用意されています。返戻率は約101~102%前後と、元本割れギリギリしないラインを確保しています。大きな増額は期待できませんが預貯金程度の利回りです。
- メリット:掛金の安さと医療保障の厚さがメリットです。「保障重視で貯蓄も少し」という家庭に向いており、共済ならではの相互扶助の安心感があります。
- デメリット:貯蓄性は低めで、満期金の利回りはわずかにプラス程度です。他社の学資保険に比べ返戻率の点では見劣りします。またプランバリエーションが少なく、大学資金を手厚くするなどの細かな要望に対応しづらい面もあります。
TOP3:太陽生命ダイレクト「わくわくポッケ」
学資保険の口コミ
太陽生命のインターネット契約型学資保険「わくわくポッケ」は、保障が充実した学資保険として口コミで話題です。利用者の口コミを見てみましょう。
- 「払い込み期間が15年と短く、負担を抑えられるのが有用。義務教育が終わる頃には保険料の支払いが完了しているため、その後の負担がなく安心です」(30代・加入者)
- 「親が三大疾病になっても保険料免除になる特約が付いていて安心。学資保険では珍しく、親に万一のことがあっても以後の保険料が免除されるので、子どもの教育費を確実に残せると思いました」(40代・加入者)
- 「周りのママ友も太陽生命に入っている方が多く、安心感がある。大手の太陽生命ということもあり信用できますし、入ってよかったです」(20代・加入者)
- 「返戻率が低い点が残念。保障が充実しているぶん、貯蓄性はあまり期待できません。もっと教育資金を貯められるタイプの学資保険のほうが良かったかも…という気持ちもあります」(30代・加入者)
- 「学資保険というより保障付きの積立という印象。医療保障など安心感は大きいですが、純粋に貯蓄目的なら返戻率重視の他社商品も検討すべきですね」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 安心感重視派に好評:「親に万一のことがあっても学資金が守られる安心感は大きい」
- 特約の評価:「3大疾病保険料免除特約が付けられる点を高く評価する声」
- 返戻率への不満:「返戻率が100%を下回るので貯蓄目的だと物足りない」という意見
- 他商品との比較:「保障を手厚くする分、貯蓄性はソニー生命など他社の方が上と感じた」
学資保険の特徴
太陽生命ダイレクト「わくわくポッケ」は、ネット完結で加入できる学資保険です。I型(大学入学時に重点)とII型(高校・大学2回受取)の2プランがあり、保障を充実させつつ教育資金を準備できるのが特徴です。
- 保障充実型プラン:オプションで「こども保険総合保険料払込免除特約」を付加可能。契約者が死亡・高度障害状態になった場合に加え、がん・急性心筋梗塞・脳卒中などの三大疾病、所定の要介護状態になった場合も、以後の保険料が免除されます。親に万一のことが起きても学資金準備を続けられる安心感があります。
- 保険料払込期間:20歳満期の場合は15歳払込満了、22歳満期の場合は18歳に払込が満了します。子どもが高校入学前に支払いが終わるため、その後の負担がなく計画が立てやすいです。
- 返戻率:保障を手厚くした設計のため、返戻率は約95~100%前後と元本割れになる可能性もあります)。貯蓄性より保障重視の学資保険と位置付けられています。
- メリット:保障内容が充実しており、特約により親の万一や子の医療リスクにも備えられます。払い込み期間が短く、早めに支払いを完了できる点もメリットです。保険料のネット申込み割引等で割安な掛金設定になっています。
- デメリット:貯蓄性(返戻率)が低めで、満期で増えるお金はごく僅かです。「学資保険」という名前ですが実態は「子どものための保障付き積立」といえます。将来のインフレや学費上昇を考えると、増やす力が弱い点をデメリットと感じる人もいます。
TOP4:ソニー生命の学資保険
学資保険の口コミ
ソニー生命の学資保険は、返戻率の高さで定評があり、多くの契約者が満足している一方で、担当者とのやり取りに関する声もあります。口コミの一例を紹介します。
- 「返戻率の高さでソニー生命に決めました。出産前に各社を比較し、一番利率の良いソニー生命の学資(スクエア型)に加入。プロのライフプランナーさんが子どもの将来を見据えたプランを提案してくれ、安心して任せられました」(20代・契約者)
- 「当日契約できず手間取った。里帰り前で時間がない中、プランナーとの面談が必要と言われ相談。学資保険以外の保険(住宅購入は?など)を色々聞かれ正直面倒でした。結局もう一度日程を取る羽目に…。担当者によって当たり外れがあるかも」(30代・契約者)
- 「親身になって提案してくれた。信頼できる知人の勧めもあり加入。他社は検討せずソニー一本でしたが、プランナーさんがこちらの立場で最良のプランを考えてくれて良かったです。ただ一点、不満だったのは電話問い合わせ時の引き継ぎが悪く、長時間保留の末に折り返しになったこと。サポート体制の改善を望みます」(30代・契約者)
- 「電話対応がいまひとつ。契約や受取金額には満足していますが、コールセンターに問い合わせた際に対応がスムーズでなく残念でした」(利用者の声)
- 「勧誘がくどく感じた。プランナーが熱心なのは良いが、学資以外の保険まで提案が多く、面談に時間がかかった」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 返戻率への満足:「返戻率110%以上になり、預貯金で貯めるより断然お得」といった声
- 担当FPの質:「子どもの人生設計も含めたアドバイスがもらえ頼もしい」という評価と、「人によっては他の保険を勧められる」との意見
- 受取額と手続き:「満期の受取手続きがスムーズ」「支払いスピードも早く助かった」との口コミ
- サポート面:「担当者以外の問い合わせ対応がやや不親切だった」という指摘も一部あり
学資保険の特徴
ソニー生命の学資保険は、加入者満足度が高く、返戻率の高さが最大の特徴です。オーダーメイドの保険設計を得意とするソニー生命だけに、各家庭のニーズに合わせ細かくプランを設定できます。
- 返戻率:契約プランによりますが、受取総額が払込総額の105~115%前後になるケースが多く、業界でもトップクラスの返戻率です。特に祝い金なしで満期一括受取型のプラン(大学入学資金特化型)では返戻率が高くなります。
- プラン設計:子どもの進学時期に合わせ、18歳一括受取(大学入学時)型「II型」と、高校・大学分割受取型「I型」などがあります。ライフプランナーが家計や教育計画に合わせて、保険料払込期間も10年払や18年払といった感じで柔軟に設計してくれます。
- 保障内容:契約者に死亡・高度障害など万が一の事態があった場合、保険料払込免除となり、以後の支払い不要で満期学資金を受け取れます。シンプルな学資保険で医療特約等はありませんが、その分貯蓄性に特化しています。
- メリット:何と言っても貯蓄性の高さがメリットです。「支払った保険料よりも多く受け取れる」点に多くの親御さんが魅力を感じています。また、ソニー生命は担当FPのコンサルティングが丁寧で、教育費全体の計画を相談できる点も評価されています。
- デメリット:対面契約のため手続きに時間がかかる場合があります。プランナーとの面談必須で、契約までに複数回打ち合わせるケースもあります。また、人によっては他の保険商品の勧誘がわずらわしいと感じることも。サポート窓口の対応など、担当者以外のフォローに不満を持つ口コミも一部見られます。
TOP5:朝日生命の「新こども保険」
学資保険の口コミ
朝日生命の新こども保険は、昔から提供されている学資保険の一つで、長年利用している方も多いようです。口コミには以下のようなものがあります。
- 「親がずっと朝日生命に入っていたので、自分の子も加入。学資と保険は分けたほうが良いとも聞きましたが、担当者の人柄を信頼して契約しました。ただ正直、返戻率はそれほど高くないですね」(40代・契約者)
- 「担当者がいいかげんで不信感。説明が不足していたり、こちらの質問に曖昧な回答だったりで、この保険で大丈夫か心配になりました。結局途中で別の会社に切り替えました」(30代・元契約者)
- 「昔ながらの学資保険という印象。お祝い金(育英年金)が付いているタイプにしましたが、月々の保険料はそれなりに負担です。もう少し返戻率が良ければ嬉しいのですが…」(30代・契約者)
- 「30年前に契約しました。長年お世話になっていますが、途中で担当者の交代がありました。退職された後もわざわざ挨拶に来てくださり、この保険は良いものだから任せて大丈夫と言われたのが印象的です」(50代・満期受取経験者)
- 「子どもには朝日生命は入れたくないという意見も見ました。ネットの評判では経営状態は問題ないものの、満足度が高くないという話も…。私は親の付き合いで加入した形ですが、今なら他社も検討したかもしれません」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 経営の信頼性:「昔からある会社なので安心」との声がある一方、「満足度調査で他社より低め」との情報もあり迷う人も。
- 返戻率・利回り:「利率があまり良くない」「元本割れしない程度だが増えもしない」といった評価。
- 保障内容:「育英年金付きプランで万一の際に毎年給付金が出るのは安心」という肯定的な意見。
- 担当者対応:「ベテランの担当者が丁寧に対応してくれた」という声と、「担当者によっては対応に不満」という声が混在。
学資保険の特徴
朝日生命「新こども保険」は、I型(育英年金付)とII型(育英年金なし)のプランがあり、契約者(親)に万一のことがあった場合の年金給付など独自の保障を備えた学資保険です。
- 育英年金特約:I型プランでは、契約者が死亡または高度障害状態になった場合、満期まで毎年一定額の育英年金が支払われます。これにより残された家族は学資金を年金形式で受け取れるため、生活費や学費に充当できます。II型は育英年金なしで、その分保険料が割安です。
- 満期保険金・学資祝金:満期時に満期保険金が支払われるほか、契約プランによっては高校・大学入学時に学資祝金が支給されます。祝金を受け取らず据え置くことで満期にまとめて受け取ることも可能です。
- 返戻率:プランや受取方法によりますが、返戻率は100%を下回るケースが多いです。祝い金を受け取るタイプは約90~95%程度、祝い金据え置き型で100%超になるかどうかという水準です。利率面では突出しませんが、安全性重視の設計です。
- メリット:育英年金による保障は朝日生命ならではのメリットです。契約者にもしものことがあっても、お子さまの養育費・教育費を年金形式でカバーできる安心感があります。また老舗保険会社として長年の実績があり、祖父母世代からの継続利用など信頼感を持つ顧客もいます。
- デメリット:返戻率が低めで、純粋な貯蓄商品として見ると増えるお金はわずかです。ソニー生命などの他社競合の高返戻率商品と比べると利回りで見劣りします。また、担当者の対応にバラつきがあるとの口コミもあり、サービス面での評価は分かれるようです。
TOP6:かんぽ生命の学資保険
学資保険の口コミ
かんぽ生命(日本郵便)の学資保険は、郵便局で加入できる身近な学資保険です。利用者からは以下のような口コミが寄せられています。
- 「郵便局で勧められて加入しました。祖父母の代から郵便局を利用しており信頼感がありました。返戻率は正直高くありませんが、確実に貯められる点で選びました」(30代・契約者)
- 「保障というより貯金感覚で利用しています。医療保障などは特に付けず、シンプルに満期に受け取るタイプです。銀行よりは多少増えるので良しとしています」(20代・契約者)
- 「満期学資金をゆうちょ口座に振り込んでもらいました。大学入学時期にまとめて受け取れたので助かりました。ただ、途中解約すると元本割れになると聞き、18年間解約できない縛りは感じました」(40代・受取完了者)
- 「昔は返戻率が良かったらしいですが、今は利率が下がっていると郵便局員さんに言われました。それでも預金よりマシとのことで契約。元本割れはしない設計なので安心料と思っています」(30代・契約者)
- 「手続きや問い合わせは郵便局でできるので便利。地元の局員さんが親切に対応してくれ、不明点もすぐ解消しました」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 身近で安心:「郵便局で加入できる安心感」「親も使っていたので信頼できる」との声。
- 返戻率に関する評価:「ほとんど増えないが確実に貯まる」「昔に比べ利率が低い」といった意見。
- 流動性について:「18歳まで引き出せないので強制的な貯蓄になる」という見方と、「急な出費時に融通が利かない」という指摘。
- サービス面:「郵送や窓口対応が丁寧」「地方でも相談しやすい」と郵便局ネットワークの利便性を評価する声。
学資保険の特徴
かんぽ生命の学資保険は、全国の郵便局で取り扱いがあり、加入しやすさと公的機関に近い安心感が特徴です。
- 加入しやすさ:郵便局窓口で直接相談・申込が可能で、保険に詳しくなくても身近な場所で説明を受けられます。地方でもサービス網が広く、サポートに定評があります。
- 返戻率:現在の商品の返戻率は100~102%で元本割れしない範囲となっています。貯蓄性よりも「確実性」を提供する設計です。
- 受取方法:多くの場合、18歳または22歳満期で満期保険金を一括受取します。商品によっては高校・大学進学時に分割給付金を受け取るタイプもありますが、その場合返戻率は低下します。郵便局らしく、据え置きや学資金の受取方法を柔軟に変更できる制度もあります。
- 保障内容:契約者に万一が起きた際の保険料免除は他社同様付いています。かんぽの学資保険は基本的にシンプルな積立に特化しており、医療特約などの付帯はありません。シンプルだからこそ手頃な保険料で運用されています。
- メリット:元本割れしない確実な資金準備ができる点がメリットです。また、公社時代からの伝統で顧客対応が丁寧との声も多く、困ったとき郵便局で気軽に相談できる安心感があります。契約者貸付などの制度も整っており、急な資金需要にも一定対応可能です。
- デメリット:利率が低いため増やす効果が乏しいことがデメリットです。他の金融商品と比べリターンが小さいため、「貯金代わり」と割り切れない方には物足りないでしょう。また、満期まで基本解約しない前提の設計のため、途中解約すると元本割れになるケースがあります。
TOP7:住友生命の「こどもすくすく保険」
学資保険の口コミ
住友生命のスミセイこどもすくすく保険は、祝い金付きで中学・高校・大学と受取がある学資保険です。利用者の口コミは次のようなものがあります。
- 「上の子2人はソニー生命にしましたが、3人目は住友生命に。ソニーは返戻率が良かったけれど担当者と直接会うのが大変でした。住友生命は担当さんがLINEですぐ対応してくれて、手続きも目の前で全部やってくれるので楽でした。補償以外の付加サービスも手厚く、相談しやすいです」(30代・契約者)
- 「安心感はあるが、他社にもっと返戻率が高い学資保険があると後で知り少しショック。こどもすくすく保険の良いところは医療保障が付けられることと説明されましたが、我が自治体は子どもの医療費無料なので恩恵を感じていません。もっと貯蓄重視のプランでも良かったかもと感じています」(20代・契約者)
- 「大手保険会社なので信頼できると思った。学資保険自体は普通かなという印象ですが、万一の保障もしっかりしているし、子供の将来のために備えられて安心しています」(30代・加入者)
- 「返戻率100%超えを確保している点は良い。2017年頃加入しましたが、一応払った分より多く戻ってくる設計でした。ただ特約付けると元本割れになるので付加せずシンプルにしました」(30代・契約者)
- 「学資保険は初めてで知識が少なかったけど、担当さんが丁寧に教えてくれました。周囲で入っている人は少なかったですが、入って良かったと思います」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 手厚いフォロー:「対面で相談しやすく、LINE等のフォローも迅速」という評価。
- 保障と貯蓄のバランス:「医療保障特約を付けられるが、その分返戻率は下がるので悩みどころ」という声。
- 返戻率:「特約なしなら105%程度の返戻率になった」「少なくとも元本割れしないので安心」という意見。
- 会社の信頼感:「老舗の住友生命なので倒産リスクも低く安心」といった声も聞かれます。
学資保険の特徴
住友生命「こどもすくすく保険」は、子どもの進学節目に合わせて祝い金・満期金を受け取れる学資保険です。必要に応じて医療保障など特約も付加でき、総合的な子ども保険として利用できます。
- 受取スケジュール:中学入学、高校入学、大学入学のタイミングで学資祝金や満期学資金を受け取るプランです。例えば中学・高校入学時に基準学資金の一定割合を祝い金として受け取り、大学入学時に残りを満期金として受け取る形になります。
- 返戻率:祝い金ありプランでも、特約を付けなければ総受取額が払込保険料総額を上回るよう設計されています。ただし、災害・疾病特約などを付加するとその分コストがかかり、総受取が払込総額を下回る可能性があります。
- 保障内容:契約者に万一のことが起これば保険料払込免除となるのはもちろん、希望に応じて「災害・疾病関係特約」を付けることで子どもの死亡保障や疾病保障を上乗せできます。ただし特約を付けると前述の通り貯蓄性は下がります。医療特約など付加できる点は共済的な要素も持つ商品です。
- メリット:特約なしの場合、払込保険料より多くの祝い金・満期金を受け取れる点がメリットです。元本割れせず貯蓄できる安心感があります。また、一社で教育資金準備と子どもの保障がまとめて用意できるため、「保障+積立」を一体で管理したい家庭に適しています。営業職員のサポートも手厚く、担当者と長く付き合える安心もあります。
- デメリット:プランが固定化されており、他社のように自由に設計はできません。必要ない人にとっては中学・高校祝い金が不要で、その分運用に回してほしいと思うケースも。また、医療保障などを付けると返戻率が低下するため、保障重視か貯蓄重視かでジレンマがあります。返戻率だけ見ればソニー生命などシンプルな学資保険の方が高い傾向です。
TOP8:日本生命の「ニッセイ学資保険」
学資保険の口コミ
日本生命のニッセイ学資保険は、大手生保の提供する学資保険として加入者も多く、以下のような口コミが見られます。
- 「子ども2人ともニッセイにしました。一人目は祝い金なしタイプで返戻率を重視、二人目は途中でお祝い金が出るタイプに。どちらも契約者に何かあった時は払込免除になるので安心です。さすが大手で契約手続きもスムーズでした」(40代・契約者)
- 「限られたプランから選ぶ形なのでシンプルでした。他社と比べて選択肢は多くないですが、その分決めやすかったです。返戻率もまあまあ高いプランだったので満足しています」(30代・契約者)
- 「保険料が月々そこそこ高めに感じました。返戻率の高いタイプにしましたが、その分月の支払額が大きかったので家計に少し負担でした。ただ、確実に貯められたので結果オーライです」(30代・契約者)
- 「営業の方に勧められるまま入ったが良かった。正直あまり知識なく契約しましたが、満期の受取額には満足しています。対応も丁寧で特に不満はありません」(20代・契約者)
- 「選択肢が少ないこと以外不満はない。もっと細かくプラン設定できれば…と思いましたが、逆に迷わずに済んだとも言えますね」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- プランバリエーション:「祝い金あり/なしの2種類だけなのでシンプル」という声。
- 返戻率:「祝い金なし型は返戻率110%前後で魅力」「祝い金ありは100%ちょっと」との情報共有が見られる。
- 保険料負担:「返戻率高めプランは保険料が高額になりがちなので計画要」との助言。
- 対応:「さすが日生、担当者のフォローがしっかり」「書類不備なども丁寧に教えてくれた」とサービス面に安心感を持つ意見。
学資保険の特徴
日本生命「ニッセイ学資保険」は、国内最大手の生命保険会社である日本生命が提供する学資保険です。プランは大きく祝い金なし型と祝い金あり型の2種類が用意されています。
- プラン内容:祝い金なし型は、契約時に設定した学資金額を18歳(または22歳)で一括受取するタイプで、返戻率が高いのが特徴です。祝い金あり型は、高校入学・大学入学前に祝い金(学資金の一部)を分割受取し、残りを満期で受け取るタイプです。祝い金あり型は教育資金を分散して受け取れる利点があります。
- 返戻率:祝い金なし型ではおよそ105~110%超の返戻率となり、払込保険料総額をかなり上回る学資金を受け取れます。一方、祝い金あり型では総受取額が払込総額とほぼ同等か少し上回る程度に設定されます。
- 保険料払込:契約者の年齢やプランによりますが、10年払込や18年払込などから選べます。例えば短期払い(10年など)にすると返戻率はさらに上昇しますが、月払保険料は高くなります。長期払いにすれば月々負担は軽くなりますが返戻率はやや下がります。ライフスタイルに合わせ選択可能です。
- 保障内容:他社同様、契約者(親)に万一のことが起きた場合の保険料免除特約が自動付帯されています。学資保険としての純粋な貯蓄性に重点を置いた商品で、医療特約などの付加はありません。
- メリット:大手日本生命の信頼性が大きなメリットです。万一の際の支払い能力等の心配がほぼなく、長期間の契約でも安心感があります。返戻率の高いプランでは効率よく教育資金を準備でき、営業職員のサポートも充実しています。
- デメリット:プランが限定的で、柔軟な設計はできません。「受取時期と払込期間」程度の選択なので、オーダーメイド感は薄いです。また、返戻率を上げようとすると短期払いなど保険料負担が重くなるケースがあるため、家計状況によっては負担感を感じることもあります。
TOP9:フコク生命「みらいのつばさ」
学資保険の口コミ
富国生命の学資保険「みらいのつばさ」は、プランによって返戻率が異なる商品です。利用者からは次のような口コミが報告されています。
- 「返戻率重視でみらいのつばさに決定。資料請求して比べましたが、フコク生命の学資保険はプランが2種類あって、自分は大学入学一括受取タイプにしました。一括受取型は返戻率が高く魅力です」(30代・契約者)
- 「子どもの年齢によって加入できるプランが違った。うちは3歳で加入したので18歳満期のみ選択可能でした。もう少し早く入れば他プランも選べたようですが…それでも元本割れしないので満足です」(20代・契約者)
- 「営業の方の感じが良く、説明もわかりやすかった。ソニー生命と迷いましたが、地元の富国生命の担当者さんが親身だったのでこちらに。返戻率はソニーに劣りますが、対応面で選びました」(30代・契約者)
- 「他社を見習ってほしい点もある。明治安田の学資と迷ったのですが、富国生命さんは営業所での手続きなど少し時間がかかる印象でした。内容自体はシンプルで問題ないです」(利用者の声)
- 「他の親御さんもけっこう入っていると聞いて安心。ママ友から富国生命の学資いいよと聞いて決めました。そんなに有名ではないかもしれませんが、昔からある会社なので心配はしていません」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- プラン選択肢:「学資応援隊型・ジャンプ型から選べて分かりやすい」との声。
- 返戻率:「大学一括型は110%近くになる」といった情報、「途中祝い金受取型は100%ちょっと」との口コミ共有。
- 加入時期:「子の年齢制限で選べるプランが変わるので早め加入が有利」とのアドバイス。
- 担当者評価:「地域密着で対応が丁寧」という肯定意見と、「知名度が低めなので最初不安だったが問題なし」という声。
学資保険の特徴
フコク生命「みらいのつばさ」は、2つのタイプから選べる学資保険です。それぞれ「ステップ型」「ジャンプ型」のようなプランがあり、受取タイミングと返戻率が異なります。
- プラン内容:
- ステップ型:幼稚園入園・小学校入学から高校・大学まで複数回に分けて祝い金を受け取るタイプ。子どもの成長段階に合わせ定期的に資金を受け取れます。
- ジャンプ型:大学入学時に契約学資金を全額一括受取するタイプ。途中の祝い金はなく、その分返戻率が最も高い設計です
- ステップ型:幼稚園入園・小学校入学から高校・大学まで複数回に分けて祝い金を受け取るタイプ。子どもの成長段階に合わせ定期的に資金を受け取れます。
- 返戻率:プランによって大きく異なります。ジャンプ型(2回受取)では約105%前後、ステップ型(複数回受取)では100%前後となります。貯蓄性を取るか受取の細分化を取るかで選択できます。
- 加入可能年齢:子どもの契約年齢に上限があり、例えば大学一括受取型は0歳~7歳で加入など、プランにより加入できる子どもの年齢範囲が決まっています。年齢が上がると選べるプランが減るので、早期加入が有利です。
- 保障内容:契約者に万一のことがあれば払込免除となり、以後保険料負担なく契約が継続します。その他の特約は基本的になく、シンプルな学資設計です。
- メリット:自身の教育資金計画に合わせてプランを選べるのがメリットです。一括受取で最大リターンを狙うことも、段階受取で計画的に学費に充当することもできます。返戻率もプラン次第では高く、特にフルジャンプ型の利率は魅力です。
- デメリット:子どもの年齢制限があるため、検討開始が遅れると希望のプランに加入できない可能性があります。また他社に比べ知名度が低く情報が少ない点を不安視する声もありますが、内容自体はオーソドックスで大きな欠点はないと言えます。
TOP10:JA共済「学資応援隊」
学資保険の口コミ
JA共済のこども共済「学資応援隊」はJA(農協)の提供する学資共済です。利用者から次のような口コミが報告されています。
- 「子どもが小学生だったのでJAしか加入できなかった。近所のJAで相談し、上の子は学資応援隊になりました。他より返戻率は低いですが、この年齢で入れるのがここだけだったので助かりました」(40代・契約者)
- 「共済は掛金が安いのが魅力。うちは公立大学コースで契約しましたが、月々の掛金が手頃で続けやすかったです。返戻率はほぼ100%なので増えませんが、保障も付いているし安心料と思っています」(30代・契約者)
- 「学資保険は出生前からすぐ契約すべきと痛感。うちは上の子が小学生になってから準備始めたので、加入できたのがJAだけでした。もっと早くかけていれば給付率も良かったのに…と少し後悔。でも無いよりマシなので下の子は早めに入りました」(30代・加入者)
- 「手続きは地元JAでスムーズでした。ライフプランシミュレーションをしてもらい、必要資金額を具体的に知ることができて良かったです。担当者さんも親切でした」(40代・契約者)
- 「ネガティブな口コミを見て不安になった。共済だから対応が遅いとか不親切だとか…。でも実際はそんなことなく、給付金請求もスムーズでしたし、全労済より良いという評判も最近はあるようです」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 加入年齢の幅広さ:「JAの学資は0歳~12歳まで加入可なので、出遅れた家庭の駆け込み需要的な声が多い」。
- 掛金と保障:「掛金が安く、共済らしく入院1日でも給付される医療保障など付帯」との評価。
- 返戻率:「プランによっては100%ちょっと超えるぐらい」「保障充実型は100%未満もある」との情報。
- 対応:「地域のJAで顔が見える付き合いができるのが良い」「一方で組合員でないと入りづらいと感じる人もいる」との意見がありました。
学資保険の特徴
JA共済「学資応援隊」は、JA共済が提供する教育資金準備のための共済商品です。共済ならではの保障といくつかのコース設定が特徴です。
- コース選択:主に学資金を大学進学時に受け取る大学入学共済金コースと、幼稚園・中学・高校・大学と段階的に共済金を受け取るコースがあります。
- 加入年齢:共済の特長として、加入できる子どもの年齢範囲が広いです。出生前から中学生まで加入でき、学資保険加入が遅れた場合の受け皿にもなっています。ただし、年齢により選べるコースや共済金額に制限があります。
- 返戻率:基本的に返戻率は高くありません。大学共済金一括コースでほんの少し元本超えする程度、段階受取コースでは100%を切る場合もあります。共済は保障込みで掛金を安く設定しているため、貯蓄性は抑えめです。
- 保障内容:契約者の死亡時の保険料免除はもちろん、子どもの怪我や病気で入院・手術した場合の共済金など簡単な医療保障が付帯されています。さらに子どもが不慮の事故で高度障害状態になった場合、共済金の前払いが受け取れるなど、保障面の手厚さがあります。
- メリット:掛金(月額保険料)の安さと加入しやすさがメリットです。農協の組合員でなくても加入できますし、全国のJA窓口で対面相談できるため安心です。子どもの医療保障も付いているため、「保険」と「貯蓄」を一つにまとめたい場合に向いています。また、加入年齢が幅広い点も他社にはない利点です。
- デメリット:貯蓄性が低い点がデメリットです。元本割れしない設計とはいえ増えるお金はごく僅かで、「保障のおまけ付き定期預金」と捉えるのが良いでしょう。また、共済なので配当などはなく、商品改定時に返戻率が変わる場合があります。民間生保の商品と比べ情報が少ないため、自分でしっかり内容を把握する必要もあります。
TOP11:第一生命「こども応援団・Mickey」
学資保険の口コミ
第一生命のディズニーキャラクターを冠した学資保険「こども応援団 Mickey(ミッキー)」について、利用者の口コミを見てみます。
- 「ミッキーデザインに惹かれて加入。ディズニー好きの私には魅力的でした。契約書や証券がミッキー柄で子どもも喜んでいました。内容的には普通の学資保険ですが、大手第一生命なので安心です」(20代・契約者)
- 「返戻率はそれほど高くないですが、キャラクターものなので子どものためにと思い加入しました。18歳満期で祝い金なし型にしましたが、105%に届かないくらいの返戻率でした」(30代・契約者)
- 「担当者が長く付き合える方で信頼しています。学資保険自体は特徴は少ないですが、第一生命さんは他の保険もまとめて相談できるので助かっています」(40代・契約者)
- 「“こども応援団”という名前ですが中身は普通。正直ネーミングに特別なサービスはなく、ディズニーのグッズがもらえたりということもないです。でも堅実な商品だと思います」(30代・加入者)
- 「解約返戻金で教育費に充てるタイプとの違いに悩みました。結局シンプルな学資保険を選びましたが、ドル建てなども提案されました。ミッキーのは子どもにはウケましたが、親としては中身重視かな…」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- キャラクター要素:「証券にミッキーが描かれている程度で、基本は普通の学資保険」という声。
- 返戻率:「プランによるが100~105%前後」「特段高利率ではない」との情報。
- 安心感:「第一生命というブランドへの安心から加入した」という意見。
- 商品提案:「学資以外に終身保険や外貨建保険も一緒に提案され、比較して決めた」というケースもあるようです。
学資保険の特徴
第一生命「こども応援団 Mickey」は、ディズニーキャラクターをフィーチャーした学資保険です。内容面では第一生命の従来型学資保険と大きな違いはなく、祝い金の有無など基本的なプランがあります。
- プラン構成:17歳または18歳から学資金を保険期間満了時に満期保険金を受け取れます。
- キャラクターデザイン:保険証券や案内資料などにミッキーマウスのデザインが使用されており、子ども向けのギフト的な要素があります。ただし保険内容そのものにはキャラクター性は影響しません。時期によって契約者向けにディズニーグッズのプレゼント企画などが行われることもあります。
- 返戻率:おおむね100%~105%前後です。祝い金なしで18歳満期型の方が返戻率は高く、105%近くになる場合があります。祝い金あり型では100%程度に留まります。他社の高返戻率商品と比べると平均的な水準です。
- 保障内容:契約者死亡時の払込免除が付いているほか、学資保険として特別な保障はありません。なお「こども応援団」は名称であり、特定の応援給付などがあるわけではなく、他社と同様シンプルな学資保険の機能です。
- メリット:第一生命という大手の信用力がメリットです。長期間の契約でも経営の安定性に不安が少なく、担当者ネットワークも全国にあるため相談しやすいでしょう。ディズニーデザインにより子どもが興味を持ってくれるなど、保険を身近に感じさせる効果も少し期待できます。
- デメリット:返戻率が平凡で、突出した増やす力はありません。キャラクター料が含まれているわけではないですが、他社と比べ特徴が薄い分、利率重視の方には物足りないかもしれません。また、特典に惹かれて契約しても、中長期で見れば実利部分をしっかり比較すべきとの指摘もあります。
TOP12:東京海上日動あんしん生命「5年ごと利差配当付こども保険」
学資保険の口コミ
東京海上日動あんしん生命の5年ごと利差配当付こども保険は、配当金がつく少し古典的なタイプの学資保険です。口コミはあまり多くありませんが、いくつか見られる意見を紹介します。
- 「配当金があると聞いて興味を持ちました。結果的に配当金は微々たるものでしたが(笑)、大手損保系列の生命保険ということで信頼して加入しました」(30代・契約者)
- 「祖父母が積み立ててくれた保険でした。18歳で満期金を受け取りましたが、配当のおかげで予定より少し多くもらえました。昔ながらの保険ですがありがたかったです」(20代・受取人)
- 「名前が長くて難しいですが、中身は普通の学資保険です。5年ごとに配当が受け取れると営業さんに言われましたが、そんなに大きな額ではなさそうです。ただ預けて増えるのは良いことですね」(30代・契約者)
- 「学資保険はどれも返戻率が下がっていると言われ、この商品も例外ではないとのこと。それでも貯蓄代わりにと契約しました。東京海上日動あんしん生命は他に保険も入っており、まとめて管理しています」(40代・契約者)
その他の口コミ意見:
- 利差配当への期待:「余剰が出れば配当がもらえるのは魅力」という声と、「低金利で配当はほぼ期待できない」との現実的な指摘。
- 信頼性:「東京海上グループの安心感で選んだ」という意見。
- 返戻率:「配当込みでも返戻率は105%に届かないくらいだった」との情報も。
- レトロ感:「今となっては珍しいタイプの学資保険だが、その分堅実とも言える」と評価する声。
学資保険の特徴
東京海上日動あんしん生命「5年ごと利差配当付こども保険」は、契約時に定めた予定利率に応じた保険料で運用し、利差益が出れば配当金を還元する仕組みの学資保険です。
- 利差配当付き:この商品の最大の特徴は5年ごと配当があることです。保険会社の運用実績が予定を上回った場合、その超過分の一部が配当金として契約者に還元されます。配当金は利率環境によってはゼロの場合もあります。
- 受取とプラン:契約時に基準祝金額を設定し、お子さまの成長に合わせて所定の年齢に祝金を受け取ることができます。また、契約者が死亡または所定の高度障害状態になった場合、以後の保険料の払込みが免除され、養育年金が毎年支払われます。
- 返戻率:予定利率ベースでは約100%前後の設計です。配当が発生すればその分トータルリターンは上乗せされますが、近年の低金利では配当はごく僅か、もしくはない可能性もあり、大きな期待は禁物です。したがって実質的な返戻率は他の学資保険と同程度かやや低い程度となります。
- 保障内容:契約者死亡時の払込免除あり。商品名こそ「こども保険」ですが、内容は学資金準備に特化しており、医療特約等は基本ありません。伝統的な「積立型こども保険」の流れを組む商品です。
- メリット:配当による上振れの可能性がある点は他社にないメリットです。また、東京海上グループの高い信用力・健全性も契約者にとって安心材料でしょう。長期契約でも会社の安定感が期待できます。
- デメリット:配当が不確実であり、当初期待したほど増えない可能性があります。実際、低金利が続く現状では配当は期待薄です。また、商品設計が古典的で選択肢が少なく、他社のような柔軟さや高返戻の商品と比べると見劣りする部分もあります。
学資保険の代わりに人気の生命保険の口コミ
子どもの教育資金準備には学資保険以外に終身保険などの生命保険を代用する方法もあります。ここでは、学資保険の代わりとして利用する人が多い人気の生命保険商品と、その口コミ評判を紹介します。
アクサ生命「ライフ プロデュース(06)」
生命保険の口コミ
アクサ生命の「ライフプロデュース(年金払定期付積立型変額保険)」は、学資保険代わりに終身保険を活用する代表例としてよく挙がる商品です。実際に利用した人たちの口コミを見てみましょう。
- 「学資保険より利率が良い終身保険を選びました。FPさんの提案でアクサの終身に加入し、18年後に解約して学費に充てる予定です。解約返戻金の方が学資保険より増えるとのことで期待しています」(30代・契約者)
- 「払い込めば一生保障が続く安心感が決め手でした。万一自分が亡くなっても死亡保険金がすぐ下りるし、もし何もなければ将来解約して子の大学費用にできます。学資保険だと18歳までお金を動かせないですが、終身保険なら柔軟に対応できるかなと」(20代・契約者)
- 「10年以上の長期で見れば運用実績も悪くないと思います。途中で解約すると元本割れしますが、長期目線で持てば学資代わりになるという口コミを見て加入しました。実際まだ先ですが、今のところ順調に積立できています」(30代・契約者)
- 「為替リスクや運用リスクがない円建て終身なので安心。外貨建てや変額保険も提案されましたが、リスクが怖かったので円建て終身にしました。返戻率は学資より少し良いくらいですが、保障も付いているので満足です」(40代・契約者)
- 「保険料の払い込み期間が学資より長いのが難点。終身保険なので払い込みを短期にすると月額が高額になるし、18歳までに払い込むには計画が必要でした。ただ、一度払い込めば一生涯保障が残る点はメリットですね」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 保障メリット:「学資保険だと契約者死亡時でもお金は18歳まで受け取れないが、終身保険ならすぐ死亡保険金が出るので安心」との意見。
- 柔軟性:「必要なときに解約や貸付で資金を取り出せる柔軟さがある」という利点が挙げられる。
- 留意点:「途中解約は元本割れするので、学資目的なら一定期間は解約しない覚悟が必要」「保険料負担が学資より大きくなる場合もあるので計画的に」という指摘。
生命保険の特徴
アクサ生命「ライフ プロデュース(06)」は、低解約返戻金期間付きの終身保険です。学資保険の代わりとして、契約後一定期間経過後の解約返戻金を教育資金に充てる目的で加入するケースが増えています。
- プラン:死亡または高度障害状態になったときから「保険期間満了まで」あるいは「10年間」死亡・高度障害年金が支払われる2つのプランがあります。
- 返戻率と利回り:返戻率は契約内容によりますが、払込完了時で100%前後となるケースが多い。
- 保障内容:終身保険ですので、契約直後から死亡保障(終身保険金)が一生涯継続します。学資目的で途中解約しても、もし契約者に万一が起きれば死亡保険金が遺族に支払われるため、教育費を準備する前にリスクが顕在化してもカバーできます。また、死亡保障としてそのまま継続し、教育費以外の目的(老後資金など)に解約返戻金を活用する柔軟性もあります。
- 保険料負担:学資保険に比べ、終身保険は保障を備える分保険料が割高になりがちです。ただし低解約返戻金型はその間解約しない前提で保険料を安く抑えているため、貯蓄性目的では効率的と言えます。払込期間は自由に設定できますが、18歳までに払い込むようにすれば解約時の返戻率を最大化できます。
- メリット:柔軟性と高い返戻率がメリットです。目的時期が変わっても終身保険なので契約を続ける選択肢もあり、必要資金が確定しない場合にも対応できます。また死亡保険としての機能も兼ねるため、「万一の保障+教育資金準備」を一契約で賄えます。
- デメリット:途中解約リスクがあります。低解約返戻期間中に解約すると元本割れしてしまう点に注意が必要です。そのため、計画通り所定の年数継続することが前提となります。加えて、外貨建てや変額型の終身保険を学資代わりにする例もありますが、その場合は為替リスクや運用リスクも伴うので、リスク許容度に応じた商品選びが重要です(※本商品「ライフプロデュース(06)」は円建て定額です)。
学資保険の代わりに人気のドル建保険の口コミ
低金利の日本円建てよりも有利な運用が期待できるとして、外貨建て終身保険を学資保険代わりに活用するケースも増えています。ここではドル建て保険として人気の高い商品と、その口コミ評判を解説します。
メットライフ生命「USドル建終身保険 ドルアドバンス」
ドル建保険の口コミ
メットライフ生命の「USドル建終身保険 ドルアドバンス」は、教育資金目的で契約する人も多いドル建て終身保険です。利用者の口コミを見てみましょう。
- 「学資保険では増えないのでドル建てに挑戦しました。メットライフのドル建終身は利率が良いと聞き、為替リスクはありますが長期運用でドルコスト平均されるかなと。円安になればプラス要因なので、子どもが18になる頃に期待しています」(30代・契約者)
- 「外貨建ては為替が怖かったけど利回りに惹かれた。実際、契約して数年で円安が進み解約返戻金が結構増えています。もちろん逆のリスクもありますが、分散投資の一環と思っています。学資目的ですが柔軟に考えるつもりです」(40代・契約者)
- 「保険で資産運用もできて一石二鳥。ドル建て終身は死亡保障もあるので、万一の時は保険金、無事なら解約して学費、もっと放置して老後資金にもできる。学資保険より自由度が高いです。ただ為替次第なので常にレートは気になりますが…」(30代・契約者)
- 「途中で為替が円高に振れると不安ですね。ドルベースでは順調に積み立てできていますが、子どもの大学時期に円高だったら元本割れの可能性もあると覚悟してます。その場合は無理に崩さず延長することも検討します」(30代・契約者)
- 「メットライフは外貨建て商品のラインナップが豊富で安心して任せられます。ドルアドバンスも担当さんが丁寧にシミュレーションしてくれました。結果、学資保険よりもこちらが将来的にリターンが大きいと判断しました」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 利回り評価:「予定利率が円建てより高い(外貨建てなので)ので長期的には増えやすい」との声。
- 為替リスク:「円高になれば元本割れの恐れもあるので、リスク許容が必要」という意見。
- 柔軟性:「解約時期をずらす、満期を設けず様子を見るなど臨機応変に対応できる」と評価。
- 保険会社の信頼:「メットライフは外資系だが保険のプロで外貨運用も安心」「実績がある」との口コミも見られます。
ドル建保険の特徴
メットライフ生命「ドルアドバンス(米ドル建終身保険)」は、米ドル建てで運用される終身保険です。学資保険の代替として契約する場合、将来解約して教育資金に充てることを想定して加入します。
- 高予定利率:2025年5月の基準利率は4.58%であり、同じ保険料を払った場合の解約返戻金が円建て商品より大きくなる可能性が高いです。特に昨今の米ドル金利上昇局面では、予定利率も上方修正され返戻率がさらに良くなっています。
- 為替レート:保険料払込時や解約返戻金受取時には為替手続きが伴います。円をドルに換えて保険料を払い、受取時にはドルを円に換えるため、為替レートの影響を大きく受けます。円安になれば受取額は増え、円高になれば減ります。
- 返戻率:利率が高いため返戻率も100%を超えます。ただし、最終的な円換算の返戻率は受取時の為替レート次第です。長期間運用することでドル建ての複利効果が期待でき、為替も長期では平均化されると考える人もいます。
- 保障と契約形態:終身保険なので死亡保障額が設定されます。学資目的なら親を被保険者として契約し、親に万一のことがあれば死亡保険金が即支払われ教育費に、無事であれば解約して学資に、という流れです。また、契約者貸付制度を利用して為替動向を見ながら部分的に引き出すといったテクニックも可能です。
- メリット:運用利回りが良いため、インフレや学費高騰に備えてお金を増やしやすい点がメリットです。学資保険ではほぼ増えない時代において、有力な代替策となっています。また、死亡保障が確保でき、使わなければそのまま老後まで運用を続けられる柔軟性も魅力です。
- デメリット:為替リスクが最大のデメリットです。受取時期の為替が不利だと元本割れの可能性があるため、為替リスクを取れる方向けの商品です。為替手数料もかかるため短期で解約するとコスト負けします。さらに外貨建て保険は内容が複雑になりがちなので、十分な理解と長期運用の覚悟が必要です。
ジブラルタ生命「ドリーム・ゲート 生存給付金特則付米国ドル建終身保険」
ドル建保険の口コミ
ジブラルタ生命の「ドリーム・ゲート」は、学資保険代替として名前が挙がることのある商品です。利用者の口コミをいくつか見てみます。
- 「親戚のプルデンシャル系代理店から勧められました。ジブラルタのドル建て終身は学資用に人気と聞き契約。生存給付金があるので大学入学時にそれを受け取る予定です。残りは一生保障か貯蓄に回せます」(30代・契約者)
- 「生存給付金が4回出るタイプで、教育費に合わせて給付金を使えるのが良いです。ドル建てなので為替リスクはありますが、一部給付金として円転して受け取るので、その時のレートで多少リスク分散できるかなと思っています」(40代・契約者)
- 「ジブラルタ生命はプルデンシャル系で担当者が丁寧。商品内容も細かく説明してもらい理解した上で加入できました。利率も悪くないし、途中で生存給付がある安心感もあります」(30代・契約者)
- 「為替と運用がカギなので長期勝負ですね。ドル建て終身はどれも言えることですが、短期で結果を求めず20年スパンで考える必要があります。その点を理解している人には良い商品だと思います」(利用者の声)
- 「同じドル建てでもメットライフと迷いましたが、生存給付金があるこちらにしました。どちらにせよドル運用なのでもう一方に大差はないとも思いますが…営業の方との相性で決めました」(利用者の声)
その他の口コミ意見:
- 生存給付金の利点:「所定年齢ごとに給付金が出るので、学費のタイミングに合わせやすい」との声。
- プルデンシャル系の信頼:「担当者が親切で専門知識豊富なので安心して任せられた」という評価。
- 為替リスク:「外貨建てなので結局リスクはあるが、給付金を分散受取できる点でリスク分散になるかも」という意見。
- 総合評価:「保障・運用ともバランスが取れた商品だが、長期視点が必要」というまとめが多い。
ドル建保険の特徴
ジブラルタ生命「ドリーム・ゲート」(米ドル建終身保険 生存給付金特則付)は、米ドル建ての終身保険に一定期間ごと生存給付金が付与される商品です。プルデンシャル生命の関連会社であるジブラルタ生命が扱っており、プルデンシャル譲りのコンサルティング販売が行われます。
- 生存給付金付終身:契約後、所定の年齢に生存給付金が支払われる特則が付いています。これを学資金として活用し、残る終身保険部分は死亡保障や解約返戻金として残すことが可能です。生存給付金を受け取っても契約は継続し、終身保険としての機能が維持されます。
- ドル建て運用:基本は前述のドル建て終身保険と同様で、高予定利率かつ為替リスク有りの運用です。生存給付金も米ドルで発生しますが、受取時には円に変えることになるため、その時点の為替レートの影響を受けます。
- 返戻率と給付:適切に設計すれば、生存給付金として受け取る額+残存解約返戻金を合わせた総額が払込総額を上回るようプランニングできます。例えば18歳と22歳に給付金を受け取り、22歳で解約した合計が元本を上回るといったイメージです。長期間運用するほど返戻率は上昇しますが、給付金支払いによって解約返戻金はその分減るため、バランスを考慮した設計となります。
- 保障内容:死亡保障額は終身保険として確保されており、学資保険にはない高度障害保障や一生涯の死亡保障が手に入ります。契約者(親)ではなく子どもを被保険者にする形で契約すれば、お子さん自身に一生涯の保障を用意しつつ教育資金を準備するという応用も可能です。
- メリット:教育資金を段階的に受け取りつつ、残りは資産として運用を続けられる点がメリットです。ドル建ての運用メリットを享受しながら、学費のかかるタイミングで現金を引き出せるため、計画的かつ柔軟です。加えてプルデンシャル系列のコンサルが受けられるため、きめ細かなプランニングが期待できます。
- デメリット:外貨建てゆえの為替リスクと、商品設計の複雑さがデメリットです。給付金を受け取りつつ返戻率を高める設計には専門知識が必要で、理解せず加入すると期待と異なる結果になりかねません。また、プルデンシャル系は基本対面営業で比較検討に時間がかかる場合があります。長期契約になるため、担当者との相性や信頼関係も重視する必要があります。
プルデンシャル「米国ドル建終身保険」
ドル建保険の口コミ
プルデンシャル生命そのものが提供する米国ドル建終身保険も、学資目的に活用されることがあります。こちらは生存給付金等はありませんが、利用者の口コミを簡潔にまとめます。
- 「兄がプルデンシャルの外交員だったので加入。シンプルなドル建終身です。子どもが生まれたタイミングで契約し、18年後に解約予定。プルデンシャルは担当者がずっと付き合ってくれるので心強いです」(30代・契約者)
- 「外貨建てならプルデンシャルが安心と聞きました。親戚もみなここで保険をしているので、迷わずお願いしました。結果的に学資保険よりずっと利率が良かったです」(40代・契約者)
- 「特約等なく貯蓄に徹した終身なので、余計な保障が要らない私には合っていました。ドルで積み立てて最終的に子どもに渡すつもりです」(30代・契約者)
プルデンシャル生命のドル建終身は上記ジブラルタと類似の運用メリットを持ちつつ、手厚い担当者フォローが評価される声が多いです。
ドル建保険の特徴
プルデンシャル生命の米国ドル建終身保険は貯蓄性に特化した終身保険です。前述のメットライフやジブラルタと基本的な性質は同じため、ポイントだけ整理します。
- 高利率・為替リスク:米ドル運用による高利率と円ドル為替変動リスクを伴う点は共通しています。
- 解約時期自由:満期がなく必要なときに解約できるため、教育資金の必要時期に合わせてタイミングを図れます。ただし、契約から10年未満で解約すると、解約控除が発生し、解約返戻金が支払った保険料を下回る可能性があります
- プルデンシャル品質:担当のライフプランナーが一貫して相談に乗ってくれるのがプルデンシャルの強みで、長期契約でも安心感を持てます。
- 貯蓄特化:保障より運用重視の設計で、親を被保険者にして教育費を準備したり、子を被保険者にして資産移転兼保障を受けたりなど、契約者・被保険者の組み方も柔軟です。
まとめ
学資保険の口コミを通じて比較すると、「確実に元本確保できるがリターンは小さい」学資保険と、「リスクを取ることでリターンを狙える」終身保険(特に外貨建て)の選択肢が浮かび上がります。口コミ評判では、返戻率や保障内容、柔軟性などそれぞれにメリット・デメリットが語られています。大切なのは、ご家庭の考え方やリスク許容度に合った商品を選ぶことです。学資保険は手堅く貯めたい方向け、代わりの終身保険やドル建保険は増やすことも視野に入れたい方向けと言えるでしょう。口コミを参考にしつつ、実際には各社の商品内容を十分理解して、将来の教育資金準備に最適な方法を選んでください。