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学資保険への加入は1歳では遅い?0歳と比較した4つのデメリットと加入時のポイント

子どもの教育費を確保する方法として、多くの家庭が検討するのが「学資保険」です。ネット上では「1歳ではもう遅いのでは?」といった意見も多いので、不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、結論から言うと学資保険への加入は1歳でも遅くはありません。とはいえ、0歳で加入した場合と比べると多少のデメリットもあるのは事実です。

本記事では、0歳加入と比べた際の4つのデメリットと1歳でも学資保険に加入するメリットやポイントについて詳しく解説します。記事の最後では、1歳からの加入におすすめの学資保険例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

学資保険は「1歳では遅い」なんてことはない!

学資保険への加入は、「0歳からがベスト」という情報が多く出回っています。確かに0歳のタイミングで契約したほうが保険料を抑えやすく返戻率も多少高くなる傾向があります。そのため、0歳で加入する人が多いのは事実です。

ただし、子どもが1歳になったからといって「もう遅い」というわけではありません。実際に多くの保険会社では、1歳だけでなく小学校入学前や小学生まで加入可能なプランを用意しており、「1歳のタイミングであればむしろ早いほう」と考える専門家もいます。

1歳でも問題なく加入できる

学資保険は、出生直後から加入できる商品が多いですが、1歳でも問題なく加入することが可能です。保険会社によっては3歳や6歳まで加入できる商品もあるため、1歳での加入なら遅れを感じる必要はないでしょう。

学資保険の加入年齢に関する資料では0歳から加入する事例が多い一方、1歳・2歳で加入する人も少なくないことが示されています。0歳での加入と比べると多少デメリットはあるものの、契約自体は十分可能です。

0歳での加入と保険料総額はほとんど変わらない

「学資保険は早いほうがお得」とよく言われますが、0歳と1歳の差でそこまで大きな違いが出るわけではないという見方もあります。保険期間が長期にわたるため、1年の差が保険料に極端な差異をもたらすことは少ないのです。

もちろん、以下のような数字上の違いは存在します。

  • 0歳加入 → 1歳加入より月々数百円程度安くなるケースが多い
  • 1歳加入 → 0歳加入より総支払額はやや増加する可能性がある

具体的な数字例としてある保険会社では、0歳から加入して15歳満期とした場合と、1歳加入で15歳満期とした場合の毎月の保険料の差は、月々数百円から千円前後に収まることが示されています。つまり、1歳で学資保険に加入することは大きな不利にはならず、できるだけ早く契約するメリットはあるものの、1歳加入でも十分に検討する価値があります。

学資保険が1歳では遅いといわれる理由とは?4つのデメリット

とはいえ、現実的には「0歳のうちに契約していたら、もっと条件が良かったかも…」と後悔する人もゼロではありません。以下では、1歳で加入する際によく挙げられる4つのデメリットを見ていきます。

毎月の保険料が高くなる

学資保険の保険料は、子どもの年齢が低いほど月々の負担が抑えられる設計になっています。0歳から加入する場合と比較すると、1歳加入の場合はわずかではあるものの、毎月の保険料が高くなるケースが一般的です。

ただし、その差は「1歳差」であれば月数百円~千円前後と比較的小さい場合が多いです。例えば、年間の差が数千円程度であれば、家計全体への影響はそこまで大きくないと言えるでしょう。

では、なぜ1歳で加入したほうが毎月の保険料が高くなるのでしょうか?その理由として考えられることは、以下の2点です。

  • 保険期間が短くなるため、同じ満期金を受け取るにはより短い期間での支払いが必要になるため
  • 子どもの年齢が上がることで、保険料が上乗せされる場合があるため

先述のように、1歳差だけなら大きな差額にはならないことが多いため、落ち着いて検討することが望ましいです。

返戻率が下がる

返戻率とは、支払った保険料合計に対して、満期時に受け取れる金額の割合を示します。0歳から加入する場合に比べ、1歳から加入すると返戻率がやや下がる傾向があります。これは、保険会社が資金を運用できる期間が短くなることが理由の一つです。ただし、通常は1%~2%程度の差に収まることが多いです。

返戻率にこだわりすぎると、保障部分が薄くなる商品を選んでしまう可能性があるため、総合的な観点で検討するようにしましょう。

審査が難しくなる

加入時には、子どもや契約者(親)の健康状態に基づいた審査が必要となる場合があります。0歳のうちは、健康上の問題が少ないケースが多いため、審査項目が比較的簡略化される場合もありますが、健康状態の告知は必要です。1歳になると医師の診断や既往症の有無が確認されるため、審査項目が増え、より詳細な健康状態の告知が必要となります。特に、契約者である親の健康状態は重要なポイントです。

保険料払込免除特約が利用できない可能性がある

多くの学資保険には、契約者である親が死亡、または高度障害や特定の重度疾病に該当した場合、以降の保険料の支払いが免除される「保険料払込免除特約」が付いています。この特約は、万が一の際に子どもの教育資金を守るための心強い保障です。しかし、加入時の年齢や健康状態、既往症によっては、この特約が付かない場合もあります。1歳加入の場合、特約付帯の条件が厳しくなる可能性があるため、契約内容を十分に確認するようにしてください。

1歳からでも学資保険に加入するメリット

ここまで、1歳で加入する際のデメリットについて解説してきましたが、同時にメリットも存在します。主なメリットは以下の通りです。

  • 教育資金を計画的に用意できる
     1歳時点でも、これから小学校、中学校、高校、大学と必要になる資金を、計画的に貯めることができます。
  • 親に万が一のことがあった場合に備えられる
     払込免除特約を付けておけば、契約者に万が一の事態が発生した際にその後の保険料支払いが免除され、満期金をしっかり受け取れます。
  • 貯蓄と保障の両立ができる
     学資保険は、決められた期間しっかり保険料を支払い続けることで、確実に貯蓄が進むと同時に、万一の時の保障も得られる仕組みです。
  • 貯蓄期間の短縮による損失が大きくならない
     0歳加入との違いはあるものの、1歳から加入してもその差は十分に挽回可能なため、計画的な対策次第では大きな問題にはなりません。

1歳で学資保険に加入するときのポイント

1歳での加入は遅くないものの、0歳での契約と比べた場合の若干の不利を補うために以下のポイントに注意するとよいでしょう。

満期日の設定は遅くする

0歳で契約する場合と同じ満期日(例:子どもが18歳になる年の3月末など)に設定すると、支払い期間が1年短くなり、その結果、毎月の保険料が高くなってしまいます。そこで、満期日を子どもの年齢に合わせて1年後ろにずらすと、毎月の負担を抑えられるケースも多いです。ただし、大学入学金のようにまとまった金額の支払い時期とのバランスも考慮する必要があります。

保険料は短期払いを選択する

学資保険の中には、一時払い・全期前納のほか、高校入学前までといった短期間での支払いが可能なプランもあります。ある程度まとまった資金が用意できる場合、短期払いを選ぶと保険料が割安になり、結果的に返戻率が向上する可能性が高いです。1歳で加入すると契約期間が1年短くなるため、短期払いを活用するのもおすすめです。

貯蓄目的なら特約はつけない

学資保険には、医療保障や育英年金など、さまざまな特約を付けることができます。特約を付けることで、万一のリスクに備えられる一方、保険料が上乗せされるため返戻率が低下し、貯蓄効率が悪化する恐れがあります。教育資金の確保を最優先したい場合は、できるだけシンプルな貯蓄型を選び、他の保障は別途検討すると良いでしょう。

給付金は満期時に一括で受け取る

学資保険には、高校入学時や中学・高校進学時に分割して給付金を受け取るプランもあります。分割受取は受け取り時期に合わせたメリットがありますが、その分、返戻率が下がるケースが多いです。大学進学時のまとまった費用を主な目的とする場合は、満期時に一括で受け取るプランを選択することで、返戻率の低下を抑えることが可能です。

1歳からの加入におすすめの学資保険はこちら!

ここでは、1歳から加入する場合におすすめな学資保険をいくつかご紹介します。なお、各商品の詳細や返戻率は契約時期、払込期間、保障内容などによって大きく異なるため、必ず各社の公式資料や見積もりで確認してください。

【例】
● 大手生命保険会社の学資保険
 ・自由度が高く、返戻率が比較的高いといわれる人気商品
 ・特約を付けずにシンプルに運用すれば、元本割れのリスクが低減される
 ・一括払い・短期払いを選択することで、返戻率が上がりやすい

● シンプルな積立型の学資保険
 ・プラン構成が分かりやすく、契約内容の変更もしやすい
 ・払込免除特約のようないざという時の備えも用意されており、安心感が大きい
 ・満期金の受取タイミングを選べるため、ライフプランに合わせた運用が可能

● 共済型の学資保険
 ・共済の仕組みを活かし、保険料が割安となるケースが多い
 ・一括受取か分割受取か選択でき、シンプルな契約内容により返戻率が安定する傾向がある

ほかにも多くの保険会社・商品が存在するため、複数社の見積もりをとって比較検討することが重要です。

まとめ

「1歳での学資保険加入はもう遅いのでは?」という不安の声はよく聞かれますが、実際には1歳であっても十分に間に合います。0歳加入と比べると、月々の保険料や返戻率などでわずかに不利になるケースはあるものの、その差は1歳分だけであり比較的小さいことが多いです。

また、学資保険を検討する際には、「早めに契約すること」以上に「契約内容をしっかり確認すること」が大切です。満期日の設定、短期払いの活用、特約の有無、給付金の受け取り方法などによって返戻率や総支払額に影響が出るため、各ポイントを十分に確認し、自身のライフプランに合わせた最適な商品を選びましょう。

【まとめのポイント】

・1歳からの加入でも十分問題なく契約可能
 - 0歳から加入するほうが若干有利な点はあるものの、1歳差なら大きなデメリットにはならない

・1歳で加入する際の4つのデメリット
 - 毎月の保険料が少し高くなる
 - 返戻率がやや下がる
 - 審査がやや厳しくなる可能性がある
 - 保険料払込免除特約が必ずしも付帯できない場合がある

・それでも1歳加入のメリットは多い理由
 - 教育資金を計画的に貯められる
 - 払込免除特約による保障が得られる
 - 銀行口座貯金よりも強制的な積立効果がある

・加入時のポイント
 - 満期日の設定を調整して保険料負担を軽減する
 - 短期払いの活用により返戻率を向上させる
 - 貯蓄目的であれば特約は付けずシンプルにする
 - 給付金は満期時に一括で受け取る設定にする










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