現在、私は自分の娘を「完全母乳」で育てています。今回は、母乳育児にこだわりすぎなくてもいいのではないかと感じるポイントについて、ミルクと母乳を比較しながらお伝えします。みなさんは、母乳育児にこだわりすぎなくてもいいと感じますか?「母乳じゃなきゃダメ!」と考えますか?
私が感じる母乳育児のメリット
「子どもを育てるなら母乳がいちばん」という考え方が根付いている方も多いかと思います。
母乳育児のメリットは多々あるといわれていますが、私の実感としては「子どもとのコミュニケーションツールになること」「夜間授乳が楽であること」「ミルクよりも経済的であること」などが挙げられます。
完全母乳にこだわらなくていいと思う理由
完全母乳で育児をしている私が、母乳にこだわらなくていいと感じることには、いくつかの理由があります。理由のひとつが「ミルクでも栄養が摂れること」、もうひとつが「ミルク育児ならば、自分の食生活に神経質にならなくていいこと」という点です。
そして、私が最も重視しているのは、「保育園などに預けるときにミルクが飲めるとお世話もスムーズである」という点です。私の子どもはミルクも哺乳瓶も拒否してしまうため、人に預けなければならないときは非常に大変でした。
どちらにもメリット・デメリットがある
母乳で育てているから、ミルクで育てているからという観点で悩むことがあるかもしれませんが、ミルクにも母乳にもメリット・デメリットは必ずあると思っています。
「母乳でないからダメだ」と神経質になりすぎることは、子どもにとってもお母さんにとってもいいことではありませんよね。
ミルクと母乳、双方のメリット・デメリットを踏まえて、ママと赤ちゃん、お互いにとってちょうどいい選択をすることがいちばんかもしれません。そして、思い悩んだときは、周りの人に相談して、気持ちを緩和してくださいね。(TEXT:ママライター今井さくら)
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