【医師監修】赤ちゃんのおしっこの色やにおいの変化
赤ちゃんのおしっこもうんちと同様、膀胱や腎臓の働きが未発達で膀胱の筋肉も発達していないため、ためておくことができません。新生児なら1日に10回以上おしっこするのが普通です。
はじめのころは色もにおいもほとんどありませんが、生後2カ月を過ぎるころからおしっこの色が黄色くなって、おしっこらしいにおいがするようになります。日によって濃さに違いがあるのは、赤ちゃんのとった水分の量や食べた物に左右されるためです。また、夏場などにかなり濃いオレンジ色やピンク色に見えることもありますが、これはおしっこが濃縮されたため、また、おしっこに含まれる尿酸カルシウムによるものですので心配はいりません。
血尿の場合は真っ赤だったり紅茶のような茶色だったりしますから、明らかに区別できます。このようなときにはすぐに受診してください。
おむつを替えるときおしりは必ず拭くもの?
うんちはもちろんですが、おしっこだけのときでもおしりは拭いてあげたほうがいいでしょう。残したままにしておくと、おしっこのアンモニアが肌を刺激して、かぶれやただれの原因になります。
うんちもおしっこも脱脂綿かガーゼをお湯につけてきれいに拭いて、できればすっかり乾くまでおむつをつけないでおくと肌トラブルを予防できます。その際、部屋の中が寒くならないように気をつけてください。
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