【医師監修】おっぱいの上手な飲ませ方
おっぱいは赤ちゃんにとってもっとも良質の栄養源です。新生児期はとくに赤ちゃんもお母さんも不慣れですから、なかなか上手く授乳できないかもしれません。でも焦らずに、だんだんと二人のリズムができていきます。
(1)出の悪い方から飲ませる
おっぱいは吸われる刺激で出がよくなります。
出が悪い方を先にして、左右バランスよく飲ませましょう。
(2)乳輪までしっかりとくわえさせる
乳頭だけくわえても上手に吸えません。唇が外側にめくれるくらい、乳輪部まですっぽりくわえさせましょう。赤ちゃんの舌の上に乳首を乗せる感じにするといいでしょう。
こわごわ扱うからゲップが出ない?
赤ちゃんにゲップをさせるのは、おっぱいや育児用ミルクと一緒に飲み込んだ空気を出すためです。あまり空気を飲み込んでいない場合もありますから、「毎回必ず出さなくちゃ」と神経質にならなくても大丈夫です。赤ちゃんが苦しそうにしていないかどうか、しばらく様子を見てみましょう。
ゲップが出ないときは赤ちゃんの頭を肩にのるようにかつぎ、胃袋のある背中のあたりをぽんぽんとたたいてみましょう。強めにたたいても赤ちゃんは大丈夫です。
(監修/三石 知左子先生)
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