こんな症状があったらお医者さんへ(発熱)

 

38℃くらいの熱があっても、機嫌がよく食欲もあるときはそれほど慌てる必要はありません。半日くらい様子をみましょう。ただし、生後3カ月未満の赤ちゃんは急いで手当てをしなければならない病気の可能性もあるので、熱がそれほど高くなくても普段と様子が違うときには、すぐに診察を受けましょう。
6カ月を過ぎると赤ちゃんはかなり安定してきますが、熱のほかにも、

 

・ぐったりしていて水分がとれない
・おしっこが出ない
激しい下痢や嘔吐がある
ひきつけがつづく
・顔色が蒼白で体が冷たい

 

といった症状が見られるときは、至急医師に診てもらう必要があります。時間外や休日であってもすぐに病院(小児科)で診察を受けてください。

 

 

赤ちゃんの平熱はどのくらい?

赤ちゃんの体温はもともと大人よりも高めです。36.3~37.4℃くらいが平熱だといわれています。ですから、たとえば37.5℃の熱があるときに、それが心配な熱なのかどうかを判断するためには、自分の赤ちゃんの平熱を知っておくことが必要になります。 体温は一日の間にもかなり変化しますので、できれば元気なときの赤ちゃんの体温を、朝、昼、晩と時間を決めて測っておきましょう。これを何日か続ければ、おおよその平熱を知ることができます。

 

 

どこで測ればいい?

一般的にはデジタル体温計をわきの下にはさんで測ります。汗をかいていると低めに測定されるので、汗を拭き取ってからしっかりわきの下にはさみます。首にはさんでも正確に測定できません。
また、鼓膜温を測る耳式体温計もあります。数秒で検温できて便利ですが、鼓膜の方向に当たらないと誤差が大きく出るので正しく計測する必要があります。

 

監修/三石 知左子先生

 

監修者

医師 三石 知左子 先生

小児科 | 葛飾赤十字産院院長


東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。


経歴

1982年3月 札幌医科大学医学部卒業
1982年5月 東京女子医科大学小児科学教室入局
1987年4月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門配転
1993年1月 医学博士取得
1994年5月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師
1999年3月 東京女子医科大学退職
1999年4月 葛飾赤十字産院副院長、東京女子医科大学非常勤講師
2006年4月 葛飾赤十字産院院長


■専門領域

小児保健、ハイリスク児のフォローアップ
健診等を通じて乳幼児の発育発達、育児相談を中心に診療し、
育児雑誌やインターネットでの育児相談を担当している。

 

■所属学会・委員等

日本小児科学会専門医
日本小児皮膚科学会運営委員
日本タッチケア協会幹事
東京都小児保健協会幹事
こどもの心相談医
日本医師会認定産業医
NPOブックスタート理事


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