発熱したときの手当てのポイント

この記事の監修者

医師三石 知左子 先生
小児科 | 葛飾赤十字産院院長

東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。

(1)汗をふきとる

熱が出るとたくさん汗をかくので、こまめに汗をふき取りましょう。汗で濡れたままの衣類を長時間着せたままにしないように注意してください。また、部屋の温度を上げ過ぎる人が多いようですが、普段通りでよいでしょう。手や首まで汗ばんでいるときは暑過ぎと考えて、掛け布団を1枚少なくするなどの対応をしましょう。

 

 

(2)水分を補給する

脱水症状を防ぐために、湯冷ましや麦茶などをこまめに飲ませましょう。母乳や育児用ミルクでも大丈夫です。欲しがるだけあげましょう。多少食欲が落ちても、水分がとれているときは安心です。

 

 

(3)頭を冷やす

熱でほてっているときは氷枕などで頭を冷やしてあげましょう。熱そのものを下げるわけではありませんが、赤ちゃんが楽になります。市販の赤ちゃん用冷却シートはおでこに固定できるので便利ですが、おでこからずれて口や鼻に貼りついたりすると呼吸ができなくなるので十分に注意してください。「脇」「足のつけね」「首の頚動脈」部分を冷やしてあげると熱を下げる効果もあります。

 

 

解熱剤は必ず医師の指示で使いましょう

39℃くらいの熱があり、不機嫌で眠れない、水分もとれないというような場合には解熱剤を使います。ただし、素人判断で市販の解熱剤を使用するのはなるべく避けましょう(特に生後5カ月までの赤ちゃんには使用しないでください)。必ず医師の診察を受け、その指示に従ってください。 解熱剤は一時的に熱を下げてはくれますが、それで発熱の原因がなくなったというわけではありません。大切なのは熱の原因をつきとめることです。

 

監修/三石 知左子先生

 

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